エコキュートの大きさはどのくらい?寸法を紹介!
「エコキュートってどのくらいの大きさのものがある?」
「エコキュートってどうやって選んだら良いの?」
このように疑問を持っている方はいませんか。
エコキュートは最近導入する方が増えていますが、その概要についてあまり理解していない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、エコキュートの選び方について紹介します。
エコキュートを選ぶときは寸法が大切?
ここでは、まずエコキュートの選び方を紹介し、次に購入時の注意点、そしておすすめのエコキュートについて紹介していきます。
エコキュートの選び方
まずはエコキュートの選び方を4つみていきましょう。
給湯タイプ
1つ目は給湯タイプです。
エコキュートは大きくわけて「フルオートタイプ」「オートタイプ」「給湯専用タイプ」の3つがあります。
それぞれの特徴は以下です。
フルオートタイプ |
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オートタイプ |
|
給湯専用タイプ |
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リッター数
2つ目は、リッター数です。
エコキュートを調べていると、370Lや460L、550Lなど様々な容量のものがあると思います。
エコキュートは沸かしておいたお湯を使うため、タンクの容量が多ければ多いほど大量のお湯を使えることになります。
以下が人数と使える湯量の目安です。
リッター数 | 家族人数 | 使える量 |
320L | 2〜3人家族 | 湯船1回(180L)+シャワー3回(240L)+洗面・台所(180L) |
370L | 3〜5人家族 | 湯船1回(180L)+シャワー4回(320L)+洗面・台所(180L) |
460L | 4〜7人家族 | 湯船1回(180L)+シャワー6回(480L)+洗面・台所(180L) |
560L | 5〜8人家族 | 湯船1回(180L)+シャワー7回(560L)+洗面・台所(260L) |
最近のエコキュートは常にお湯を満タンにしておくように設定していれば湯切れの心配はほとんどありません。
しかし、万が一湯切れを起こしてしまった時には、電気代がかかる昼にお湯を沸かすことになり、節電ができなくなります。
お風呂以外にシャワーをよく利用する過程では、推奨されているサイズよりもひと回り大きなものを選びましょう。
形・設置スペース
3つ目は、形や設置スペースです。
エコキュートにはいくつかのタイプのエコキュートがあります。
エコキュートを設置する予定のスペースを確認してからサイズを選びましょう。
タイプ | 特徴 | 寸法 |
標準型 |
| 370L 高さ 約1,830〜1860mm 幅 約630〜650mm 奥行き 約730〜750mm |
薄型 |
| 370L 高さ 約1,810〜1840mm 幅 約1075〜1090mm 奥行き 約440〜460mm |
スリム型 |
| 300L 高さ 約1870mm 幅 約600mm 奥行き 約610mm |
設置スペースをしっかり確保できる場合は通常の標準型を選べば良いですが、設置スペースが狭小地となる場合は薄型やスリム型を選ぶようにしましょう。
また、メーカーによってコンパクト型やローボディ型などがあります。
それぞれのタンクの形や特徴を見極め、ご家庭に合ったものを選びましょう。
設置スペースを確認する際は
- 設置作業や点検、修理などの作業のためのスペースはあるか
- 設置場所の建物にある窓をタンクが塞いでしまわないか
- 浄化槽などのフタや植木などが邪魔にならないか
などを注意しましょう。
メーカー
4つ目は、メーカーです。
エコキュートはメーカーによってそれぞれ特徴があります。
以下が各メーカーの特徴です。
パナソニック |
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三菱電機 |
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ダイキン |
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コロナ |
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日立 |
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購入時の注意点
続いては、エコキュートを購入するときの注意点について5つ紹介します。
うまく電気代を節約できない
1つ目は、うまく電気代を節約できないことです。
エコキュートを導入する際には電気料金プランの見直しをする必要があります。
エコキュートは基本的に夜間にお湯を沸き上げます。
そのため、深夜帯の電気代が安いプランに変えておきましょう。
ただ、日中の在宅時間が長い家庭もあるでしょう。
その場合は電気代があまり安くならなかったということもあります。
そのため、生活パターンと電気料金プランを確認してから導入することをお勧めします。
昼間にあまり電気を使わないのならば深夜料金が安いプランを選べば良いですが、昼間にも使う場合はバランスの良い料金プランを確認しましょう。
メーカーごとにシミュレーションが簡単にできるので、一度計算してみると良いでしょう。
お湯切れが激しい
2つ目は、お湯切れが激しいことです。
お湯切れが激しい場合、原因は容量不足です。
容量が小さければその分購入価格が抑えられますが、お湯切れのたびに沸かしていたらトータルコストが非常に高くなります。
そのため、家族や使用量に見合ったタンク容量から選ぶことが大切です。
先ほど紹介した家族人数と容量の目安を参考にし、適切なものを選びましょう。
一人当たりのお湯使用量が多い場合はプラス1人と考えても良いでしょう。
水圧が弱い
3つ目は、水圧が弱いことです。
ガス給湯器よりもエコキュートの方が水圧が弱い、というのはよく言われます。
水圧が強い地域や住宅に住んでいた場合はその差を感じやすいです。
この問題を解決するには、高圧タイプのものを選ぶと良いです。
また、シャワーに関してもヘッドを高水圧タイプに変更すると対処が可能となります。
ネットやホームセンターで購入可能なので、水圧問題が気になる方は交換しましょう。
安さだけで選ぶ
4つ目は、安さだけで選ぶことです。
エコキュートは「貯湯タンクの容量」と「製品の機能」で価格が決まっています。
機能がシンプルであればあるほど、価格を抑えられます。
しかし、価格を抑えることだけに注目していると、快適な入浴をサポートする便利機能は付いていません。
そのため、欲しい機能がついたエコキュートをしっかりと検討しましょう。
エコキュートは各メーカーや製品によって搭載されている機能が異なります。
子供やお年寄りの見守り機能、太陽光発電と連携できる機能など優れた機能が多くあります。
必要な機能を見定めて、価格だけで判断しないようにしましょう。
騒音問題
5つ目は、騒音問題です。
家屋が密集している地域では、騒音問題に発展したケースもあります。
隣の家の寝室から近い位置に室外機を設置して、訴訟に発展したケースもあります。
訴訟まではいかないまでもクレームがあれば深夜に沸き上げるのが難しくなるでしょう。
購入する時にはできるだけ騒音レベルの低いものを選びましょう。
おすすめのエコキュート
最後におすすめのエコキュートを紹介していきます。
パナソニック
まずはパナソニックの「Jシリーズ パワフル高圧 フルオート」です。
Jシリーズには便利な機能を多く備えているだけでなく、使いやすいガイド機能がリモコンに搭載されています。
また業界で初めて「温浴セレクト」が搭載されており、入浴前に3段階の温度から選択ができます。
太陽光発電と併用する場合は「ソーラーチャージ機能」で余剰電力の有効活用も可能となります。
三菱電機
次は三菱電機の「Pシリーズ フルオート 角型」です。
Pシリーズは本体の作りが高水準でおすすめです。
効率的にお湯を沸かして保温性を高めることで、さらなる省エネを実現しています。
また、「お急ぎ湯はり」モードによって通常より25%も短い時間で浴槽にお湯を張ることができます。
忙しい方にとっては便利な機能ですね。
ダイキン
続いてはダイキンの「スマQフルオートタイプ」です。
スマQフルオートタイプはタブレットを利用して、自宅のどこからでも給湯器の操作が可能です。
湯張りの時間予約や使用電力をリアルタイムでチェックするなど、さまざまな機能をタブレット1つで行えます。
また、「パワフル高圧給湯」を使えば、シャワーの水量が多く、シャンプーや石鹸の泡を素早く流せます。
コロナ
次はコロナの「高圧力パワフル給湯・薄型・デザインエコタイプ」です。
本体はデザイン性にこだわりがあり、スタイリッシュな薄型タイプです。
薄型でありながらも高圧のパワフル給湯で、水圧に不満を抱えることはないでしょう。
また、使用電力を抑えるだけでなく、湯量をー10L/―20L/―30Lと3段階で節水できる「節水モード」も魅力の1つです。
日立
5つ目は、日立の「ナイアガラ タフネス[水道直圧給湯] フルオート標準タンク」です。
カルシウムなどを含んだ水質にも強く、高硬度の水道水や井戸水にも対応しています。
水圧が落ちないことが最も魅力的で、高い保温性もあります。
寸法を把握した上でエコキュートを購入しよう!
今回はエコキュートの選び方や注意点、おすすめのエコキュートについて紹介しました。
エコキュートを購入するときは容量と大きさが非常に重要になってきます。
家族の人数や設置場所などを事前に調べてから購入しましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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