東芝の太陽光は販売終了？商品の特徴や価格・保証内容まで徹底解説！

国内トップクラスの発電効率「24.2%」が自慢の東芝の太陽光パネルですが、実は現在新しく製品を生産していないことをご存じですか？

現在は事実上太陽光パネルの事業を撤退している東芝。
とはいえ、高性能で高コスパな商品はまだまだ在庫があるため諦めるのはもったいないでしょう。

そこで本記事では、東芝の太陽光を検討している方に役立つ以下の3つのポイントを解説していきます。

• 東芝の太陽光の販売状況・いまから手に入れる方法
• 全5パネルの価格やスペック・保証内容を比較
• 国内トップメーカー2社と東芝はどちらがお得？

記事を読めば、東芝の太陽光が今でもオススメな理由や、あなたにピッタリのパネルを見つけることができます。

太陽光のメーカー選びに悩んでいる方にも有益な情報ですので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね！

東芝の太陽光は販売終了？今でも手に入れる方法を解説

まずはじめに、東芝公式ホームページの太陽光発電の発売状況や、販売終了でも手に入れる方法を解説していきます。

東芝の太陽光は全シリーズがメーカー販売終了

公式ホームページによると、東芝の太陽光システムはラインナップの全5パネルがすべて「販売終了」となっています。

いまのところ、東芝は太陽光パネル事業を再開させる予定はないため、あらためて販売が再開する可能性は低いでしょう。

販売を終了してもメーカーサポートは継続していますので、東芝のパネルをいま買ってもしっかり修理などの保証を受けられます。

東芝の太陽光パネルは販売終了ですが完売しているわけではないため、国内にはまだ多くの在庫が残っていると考えてよいでしょう。

太陽光の専門店なら在庫を持っている場合も！

東芝の太陽光を手に入れる最適な方法が「太陽光の専門店から買う」ことです。

太陽光の専門店ならまだ東芝のパネルを在庫していることも多く、まとまった枚数でも購入できるでしょう。

さらに、専門店なら工事の依頼までも任せられてスムーズですし、なによりメーカー希望価格より安いことも魅力的ですよね！

「東芝 太陽光」などの単語で検索すると販売店の特徴やパネルの価格などを調べられますので、ぜひ在庫を確認してみてください。

東芝の太陽光・全3シリーズのスペックや価格・保証内容を徹底比較！

つづいて、東芝の太陽光パネル・全5商品のスペックや価格をくわしく見比べていきましょう。

シリーズごとの特徴や魅力の違いや、充実の保証内容についてもこちらで解説します。

全3シリーズ・5パネルのスペックを表で比較

東芝の太陽光パネル・3シリーズ5パネルのスペックと価格、保証内容は以下のとおりです。

品名	SPR-X22-360	SPR-X21-265	SPR-E20-250
シリーズ名	Sシリーズ	Sシリーズ	Sシリーズ
希望価格(税込)	289,080円	213,180円	200,750円
変換効率	24.2%	23.7%	22.4%
最大出力	360W	265W	250W
サイズ	縦 1,046mm 横 1,559mm 厚さ 46mm	縦 798mm 横 1,559mm 厚さ 46mm	縦 798mm 横 1,559mm 厚さ 46mm
重さ	18.6kg	15.0kg	15.0kg
保証	機器保証 15年 出力保証 25年	機器保証 15年 出力保証 25年	機器保証 15年 出力保証 25年

 

品名	TMX-205P-WHT-J	TGX-310PM-WHT-J
シリーズ名	MXシリーズ	GXシリーズ
希望価格(税込)	121,770円	154.880円
変換効率	15.8%	21.1%
最大出力	205W	310W
サイズ	縦 983mm 横 1,318mm 厚さ 46mm	縦 990mm 横 1,650mm 厚さ 35mm
重さ	14.8kg	18.2kg
保証	機器保証 10年 出力保証 10年	機器保証 15年 出力保証 20年

スペックを比較すると、発電効率の高いモデルからコスパ抜群のものまで、東芝はバラエティ豊かなラインナップが魅力ですね。

上記の価格はあくまでメーカー希望価格であり、実際の販売価格はさらに下がることを考えれば、パネル1枚の値段はかなり安いといえます。

【ハイグレードが好きなら】Sシリーズ

発電効率「24.2%」のX22-360をはじめ、Sシリーズは東芝でも一番グレード・性能の高いラインナップが揃っています。

発電効率「22.4%」で20万円ほどのE20-250も、他メーカーと比べればかなり高コスパで魅力的なパネルですね。

機器保証15年・出力保証25年と保証内容が長いのもうれしいポイント。

サイズも2種類から選べるので、屋根の空きスペースにうまく詰められますね。

【コスパ重視なら】MXシリーズ

MXシリーズは発電効率こそ「15.8%」と控えめですが、「12万円」ほどで買える圧倒的な安さが特徴です。

「シリコン多結晶系」という素材が安さの理由となっており、空き地やガレージなどでたくさんパネルを設置したい方にピッタリ。

停電対策としてできるだけ安いパネルを探している方にもオススメです。

【バランスを求めるなら】GXシリーズ

スタンダードなGXシリーズは、「21.1%」の発電効率と「約15万」のコスパのバランス優秀なラインナップです。

低価格ながらSシリーズと同じ「シリコン単結晶系」の素材を採用し、耐久性の高さや信頼性も期待できますね。

最近人気の海外メーカーと比べても同程度のコスパですので、性能も価格も妥協したくない方にオススメのシリーズです！

東芝の保証は最大25年の安心感がうれしい

東芝の太陽光パネル・Sシリーズの保証期間は「機器15年・出力25年」と長く、いつまでも安心して使い続けられます。

さらに出力保証は「10年で90%、15年で85%、20年で80%」未満であれば対象になるため、発電量に関しても心強いですね。

MXシリーズやGXシリーズの保証期間もコスパを考えれば充分元は取れる長さですので、安くて品質の良いパネルが欲しい方にはオススメです。

新規の販売を終了したとはいえ、現在手に入る在庫に関してはメーカー保証は受けられますので、選択肢の1つとして東芝もご検討ください。

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東芝の太陽光を他メーカーと比較！性能やコスパはどれが優秀？

さいごに、東芝の太陽光はどれくらい魅力的なのか、パナソニックやシャープと比較した結果を解説していきます。

【パナソニックと比較】コスパは東芝の方が高い

同程度のスペックで比較した場合、東芝の太陽光はパナソニックよりはるかにコスパが高いという結果になりました。

単純に安いだけでなく発電効率も東芝のほうが高いモデルが多いため、「限られたスペースでたくさん発電したい」方には特にオススメです。

パナソニックは認定業者による安心工事が魅力的ですが、東芝のパネルも充分に安全性が保証されているので信頼してよいでしょう。

「パナソニックの方がパネルが軽い」という違いもありますが、屋根の安全性に関しても基準を満たしているため問題ありません。

【シャープと比較】東芝の方が少ないパネルで済む

シャープと比較した場合、コスパに関しては同程度、発電効率は東芝が圧倒的に高いという結果となりました。

ガレージの屋根など、スペースに余裕のある方なら老舗のシャープも良いですが、少ない枚数でしっかり発電したい方にはやはり東芝がオススメです。

一方で、シャープは三角形のパネルやマス目が目立たない「ブラックソーラー」など、デザイン性の高さで選ぶなら優秀なメーカーでもあります。

重さに関してはシャープの方が若干軽いですが安全性は充分ですので、コスパと性能で選ぶなら東芝のほうが良いでしょう。

【まとめ】東芝の太陽光は販売終了したが購入可能！発電効率が魅力

東芝の太陽光パネルは、「23.7%」という高効率ながら「21万円」というコスパ抜群のラインナップがなんといっても魅力です。

発電効率20%超えのSシリーズだけでなく、1枚「15万円」ほどで手に入るGXシリーズやMXシリーズもスペースがある方にオススメですね。

残念ながら現在はすべての太陽光パネルが販売終了となっていますが、専門店などにはまだ在庫があるため検討する価値はあります。

新しく生産される予定のない東芝の太陽光はある意味「早いもの勝ち」ですので、なるべく早く行動して高性能なパネルを安く手に入れてくださいね！

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