【選ぶポイントも】カーポートには太陽光パネルを付けるのがおすすめ！

自分の家で電気を発電することができる太陽光発電システム。

発電量を増やすために、カーポートの屋根に太陽光パネルを載せる人が増えています。

そこで今回は、カーポート上に太陽光パネルを設置するメリットや注意点を解説します。

【カーポート上で太陽光発電】ソーラーカーポートとは？

ソーラーカーポートは、屋根の部分が太陽光パネルと一体になっている商品と、後付けで太陽光パネルを設置する商品の2パターンに分かれます。

後付けで太陽光パネルを導入する場合には、カーポートの耐久性によって設置することができないので注意しましょう。

カーポート上に太陽光パネルを載せる予定がある場合は、耐久性の高いカーポートを選ぶことがおすすめです。

カーポート上に太陽光パネルを付けるメリットは？

カーポート上に太陽光パネルを設置するメリットは発電量を増やせる点です。

屋根に加えて、カーポートにも太陽光パネルを載せることで、載せた分の発電量が増えます。

太陽光による発電量を増やせることで、災害による停電対策にも役立つでしょう。

①発電量を増やせる

屋根に太陽光パネルを載せている家庭では、ソーラーカーポートの導入で発電量を増やすことができます。

太陽光パネルは、屋根の形状によって載せられる容量が決められてしまうことがデメリットです。

特に、太陽光パネルを載せることを前提に家を作っていない場合、設置できる容量が思ったよりも少なくなってしまいがちです。

もっと太陽光で発電したいという時に便利なのが、ソーラーカーポートです。

②災害対策

太陽光による発電量が増えることで、災害などによる停電時に使用できる電気の量も増えるでしょう。

日本は、世界的に見ても地震が多い国です。

近いうちに起きると言われている「南海トラフ地震」にも対策が必要です。

大きな地震による停電は、被害が大きいほど長期になりやすいので注意が必要になります。

太陽光発電システムを導入していれば、停電時に電気を使用でき、蓄電池やスマホ、バッテリーなどへの充電も可能です。

③屋根に太陽光パネルを取り付けられない家庭にも◎

太陽光パネルを導入したいけれど、屋根に強度がない場合やスペースが狭い場合などにも、カーポート上に太陽光パネルを導入するのがおすすめです。

太陽光発電システムは、停電が起きていない時にも活用することができます。

昼間発電した電気を使用することにより、光熱費の節約が可能になります。

近年、高騰が続いている電気代。

少しでも電気代を節約するために、ソーラーカーポートを導入してみてはいかがでしょうか。

【要チェック】ソーラーカーポートには注意点がある！

ソーラーカーポートには、カーポート上に太陽光パネルを載せるからこそ注意が必要な点があります。

ソーラーカーポートを導入する際には、下記の注意点を踏まえ、対策を行いましょう。

注意点①　税金が上がってしまう可能性も

ソーラーカーポートの種類によっては、固定資産税が上がってしまう可能性があります。

特に、三方以上が囲まれているガレージのようなカーポートは固定資産税が上がってしまうので注意しましょう。

固定資産税を上げたくない場合には、屋根だけのカーポートなど簡易的なものを選びましょう。

注意点②　雪や台風に注意が必要

積雪が多い地域では、強度が高いカーポートが必要になります。

また、台風などの強風に耐えられるよう、雪の降らない地域でもある程度強度のあるソーラーカーポートが必要です。

風などでカーポートの一部や太陽光パネルが飛ばされてしまうと、とても危険です。

注意点③　影になってしまう場合も

カーポート上に太陽光パネルを設置した場合と、屋根に太陽光パネルを設置した場合では、カーポート上の方がパネル容量が少なくなってしまいます。

また、屋根とは違い高さがないカーポートは、植物や建物の影になってしまう可能性も高いです。

広さ・高さがあり影になりにくい屋根に比べて、ソーラーカーポートは発電量が減ってしまうと考えておいた方が良いでしょう。

注意点④　カーポートによってはパネルがつけられない場合も

太陽光パネルをカーポートに後付けする場合、カーポートに耐久性がないとパネルをつけることができません。

カーポートを設置する時に、後から太陽光パネルを取り付ける可能性があるのであれば、パネルを取り付ける事ができる位の強度がある商品を選びましょう。

カーポート上に太陽光パネルを設置するには200万円〜300万円必要！

ソーラーカーポートの導入費用は、200万円から300万円程度です。

カーポートに後付けで太陽光発電システムを導入した場合も、200万円程度が相場なので、総額はあまり変わらないと言えるでしょう。

しかし、カーポートが大きくなればなるほど、必要になる費用も多くなるので注意が必要です。

カーポート上の太陽光パネルで補助金は受け取れるのか？

現在、個人宅でソーラーカーポートを導入した際に受け取れる補助金はありません。

しかし、お住まいの自治体によっては、ソーラーカーポート導入で補助金が受け取れるケースがあります。

補助金を利用したい場合は、お住まいの自治体にソーラーカーポートで補助金が受け取れるかどうか事前に確認しておくと良いでしょう。

ソーラーカーポートを選ぶ時のポイントは？

最後に、ソーラーカーポートを選ぶ際のポイントについて解説します。

ソーラーカーポートを選ぶポイントは、耐久性やオプションです。

特に、安全性に関わる耐久性は、購入時にしっかり確認しておくと良いでしょう。

ポイント①　後付けかセットか？

カーポートに太陽光パネルを設置できる耐久性がない場合や、導入して何年も経っているカーポートの場合、パネル一体型のソーラーカーポートを導入しましょう。

対して、カーポートに耐久性があり、カーポートを導入して間もない場合には、カーポート上にパネルを取り付けましょう。

太陽光パネルは、10年から20年使用できる設備です。

なるべく長く発電を行うためにも、パネル導入時にカーポートの耐久性や耐久年数を必ずチェックしておきましょう。

ポイント②　耐久性は問題ないか？

カーポートには、耐久性の低いものと高いものがあります。

耐久性の低いカーポートは、価格が安く導入しやすいですが、太陽光パネルが設置できなかったり、積雪などで壊れてしまったりする可能性があります。

また、積雪が多い地域では、パネルに加え雪の重さに耐えられるカーポートの導入が必要です。

ポイント③　V2Hなど他の設備は必要か？

太陽光発電システムと相性の良い住宅設備として、EVを充電できるV2Hや蓄電池などが挙げられます。

V2Hは、EVを充電するだけではなく、停電時にEV内の電気を建物で使用することができる優れものです。

蓄電池は、昼間発電した電気を夜間に使用できるので、光熱費の節約や停電対策に役立ちます。

ソーラーカーポートに加えて、V2Hや蓄電池を導入したい場合、セットでの購入を検討してみましょう。

セットで購入することで、それぞれの設備が割引される可能性があります。

カーポートに太陽光パネル設置で発電量を増やそう！

今回は、ソーラーカーポートについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

ソーラーカーポートを導入すれば、光熱費の節約や停電対策が可能になります。

カーポートに太陽光パネルを後付けする場合は、カーポートの耐久性を必ずチェックすることが大切です。

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