【ケース別選び方も！】シャープの蓄電池の価格や特徴を徹底解説！

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蓄電池は、光熱費の削減や停電対策などが可能で、人気の住宅設備である太陽光と発電システムと相性が良いことから、近年人気が高まっています。

今回は、蓄電池の中でも特に人気の高いシャープの蓄電池について徹底解説します。

記事の最後には、これから蓄電池を導入する方に向けて、ケース別にシャープ蓄電池の選び方を紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

大人気のシャープ蓄電池の特徴は？

蓄電池を販売しているメーカーの中でも、特に人気の高い「シャープ」。

シャープの電化製品が好きという方も多いのではないでしょうか。

シャープの蓄電池は、高い性能と選べる蓄電容量の多さから、国内シェア率が高いです。

最近では、一台三役の役割をこなすトライブリッドパワコンも発売しました。

①　トライブリッドパワコン

トライブリッドパワコンとは、蓄電池・太陽光発電システム・V2Hを同時に制御できるパワコンです。

蓄電池・太陽光発電システム・V2Hを導入した場合、太陽光発電システムで発電した電気を蓄電池に充電したり、V2Hを使い電気自動車に充電したりすることが可能になります。

トライブリッドパワコンであれば、蓄電池・太陽光発電システム・V2Hを同時制御することが可能なので、それぞれにパワコンが必要ありません。

さらに、電気の変換ロスも最小限に抑えることができるので、発電した電気を有効活用することができます。

②　選べる容量が多い

シャープの蓄電池は、4.2kWh・6.5kWh・8.4kWh・9.5kWhから蓄電容量を選ぶことが可能です。

さらに、6.5kWhの蓄電池は蓄電ユニットを2台設置することが可能なので、13kWhの蓄電容量を確保することが可能になります。

また、全ての蓄電池が室内設置可能なので、屋外に蓄電池を設置できるスペースがない場合であっても、導入する蓄電池の制限を受けません。

③　蓄電池を後付け可能！

「シャープの蓄電池を導入したいけれど、予算的に厳しい・・」

そんな場合は、太陽光発電システム用にシャープのパワコンを導入しておき、後から蓄電ユニットを設置することが可能です。

今はまだ蓄電池が必要ない場合や、一度にかかる費用を抑えたい場合などには、蓄電池の後付けを検討してみましょう。

導入の参考に！シャープ蓄電池の全ラインナップを紹介！

シャープは、2022年現在5種類の蓄電池を販売しています。

トライブリッドパワコンを導入したい場合は「JH-WB2021」と「JH-WB1921」が接続可能です。

その他の蓄電池は、トライブリッドパワコンに接続することができないので、注意しましょう。

蓄電池型番	蓄電容量	設置場所	トライブリッド
JH-WB2021	9.5kWh	屋内・屋外	接続可能
JH-WB1921	6.5kWh （2台設置可能）	屋内・屋外	接続可能
JH-WB1821	8.4kWh	屋内・屋外	接続不可
JH-WB1711	6.5kWh （2台設置可能）	屋内	接続不可
JH-WB1621	4.2kWh	屋内・屋外	接続不可

【大容量タイプ】JH-WB2021

シャープの「JH-WB2021」は、9.5kWhの蓄電池です。

屋内と屋外、どちらにも設置することができるので、外にスペースがない家庭でも導入することができます。

大容量の蓄電池なので、家族人数が多い家庭や発電した電気をなるべく自家消費したい家庭におすすめです。

また、底にネジ穴がないので、万が一浸水しても蓄電池が故障しにくい設計になっています。

「JH-WB2021」の希望小売価格は、税込3,740,000円です。

【大容量タイプ】JH-WB1921

シャープの「JH-WB1921」は、6.5kWhの蓄電池です。

容量は「JH-WB2021」に比べて少ないですが、2台設置することが可能なので、13.0kWhまで容量を増やすことが可能です。

屋内と屋外、どちらにも設置することができ、トライブリッドパワコンにも接続することができます。

「JH-WB1921」の希望小売価格は、税込2,600,000円です。

【大容量タイプ】JH-WB1821

シャープの「JH-WB1821」は、8.4kWhの蓄電池です。

屋内と屋外、どちらにも設置することはできますが、トライブリッドパワコンに接続することはできません。

容量が大きいので、トライブリッドパワコンではない大容量の蓄電池が欲しい方におすすめです。

「JH-WB1821」のメーカー希望小売価格は、税込2,910,000円です。

【ミドルタイプ】JH-WB1711

シャープの「JH-WB1711」は、6.5kWhの蓄電池です。

2台設置することで13kWhの蓄電容量を実現することができます。

「JH-WB1711」は、屋外に設置することはできません。

コンパクトなので、屋内に設置することができ、ちょっとした空きスペースに設置することが可能です。

「JH-WB1711」のメーカー希望小売価格は、税込2,500,000円です。

【コンパクトタイプ】JH-WB1621

シャープの「JH-WB1621」は、4.2kWhの蓄電池です。

容量は小さいですがコンパクトなので、スペースが少ない家庭や最低限の備えをしたい家庭におすすめの蓄電池です。

さらに、簡易基礎で導入することができるので、なるべく早く蓄電池を導入したい方にもおすすめです。

「JH-WB1621」のメーカー希望小売価格は、税込1,800,000円です。

【1台3役】シャープにはトライブリッドパワコンも！

シャープでは、トライブリッドパワコンを取り扱っています。

現在、トライブリッドパワコンを取り扱っているのは、シャープとニチコンだけです。

将来的に、太陽光発電システムと蓄電池、V2Hと電気自動車を導入すると考えている場合、トライブリッドパワコンを設置しておくのがおすすめです。

トライブリッドパワコンを設置した後でも、蓄電池やV2Hを後付けすることが可能なので、一度に設備を導入する必要はありません。

シャープ蓄電池の保証期間と保証範囲は？

シャープの蓄電池は、標準で10年の保証が付帯しています。

有償で保証期間を15年に延長することも可能です。

製品によって有料保証の価格が異なるので、保証を延長したい場合には購入する製品と保証の価格を必ずチェックしておきましょう。

機器保証

シャープの蓄電池の機器保証は、標準で10年です。

保証内容は、蓄電池本体やモニター、ケーブルに加え、パワコンも保証に入っています。

さらに、有償で15年に保証を延長することも可能なので、保証を充実させたい方にも安心です。

出力保証

シャープの蓄電池の出力保証は、機器保証と同様に標準で10年、有料で15年です。

10年保証で容量は60%保証、有償の15年で60%か50%です。

有料の15年保証を追加した場合、製品によって保証される容量が異なるので、注意しましょう。

シャープ蓄電池を導入する時の選び方は？

最後に、ケース別におすすめのシャープ蓄電池を紹介します。

シャープに限らず、蓄電池は容量を選ぶのに迷ってしまいがちです。

ぜひ、蓄電池を導入したら、どう使用したいかを想像しながら選んでみて下さい。

①　人数の多い家族で蓄電池を導入するケース

家族人数が多い場合、大容量タイプの蓄電池がおすすめです。

特に、停電した場合には、家族人数が多いと使用する電気量も多いので、小さい容量の蓄電池を選んでしまうと電気が足りなくなってしまうでしょう。

シャープなら「JH-WB2021」や「JH-WB1921」の2台設置、「JH-WB1821」の導入がおすすめです。

②　最低限の容量の蓄電池を導入するケース

停電に備えて、最低限の容量の蓄電池を導入したい場合には、シャープの「JH-WB1621」がおすすめです。

家族人数が多い場合は、蓄電容量が足りなくなってしまうケースもあるかもしれないので、家族人数や使用したい電気量によって選びましょう。

③　太陽光発電やEVを導入するケース

将来的に太陽光発電システムや電気自動車、V2Hを導入したい場合には、トライブリッドパワコンを接続できる「JH-WB2021」や「JH-WB1921」がおすすめです。

トライブリッドパワコンを使用することで、電気の変換ロスを減らすことができるだけではなく、パワコンが1台で済むので外観がすっきりします。

④　後から家族が増える可能性があるケース

出産や親との同居など、将来的に家族が増えることを見据えて蓄電池を導入する場合、容量の多い蓄電池の導入がおすすめです。

家族が増えるのが数十年先の場合には、今は容量が少なめの蓄電池、家族が増えた時点で大容量の蓄電池に取り替える選択肢もあります。

いつでも蓄電容量を増やせるようにしておきたい場合には、「JH-WB1921」を導入し、家族が増えるタイミングで増設するのがおすすめです。

⑤　価格と容量のバランスを取りたいケース

「費用を抑えたいけれど、小さい容量だと不安・・」という方は、ミドルタイプの「JH-WB1711」がおすすめです。

蓄電容量は6.5kWhでちょうど良いので、停電対策や光熱費の削減に役立つでしょう。

同じ容量の「JH-WB1921」よりも価格が安く設定されているので、なるべく費用を抑えたい方にもおすすめです。

大人気のシャープ蓄電池は性能と価格のバランスが◎！

今回は、大人気のシャープの蓄電池について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

シャープの蓄電池は、選べる容量が多く、電気自動車や太陽光発電システムとの相性も良いです。

これから蓄電池を導入したいと思っている方は、シャープの蓄電池も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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