エクソルの太陽光発電の特徴や価格は？メリット・デメリットも解説！

太陽光発電のおすすめメーカーを探している方なら、いちどは目にする「エクソル」という会社。

「パネルの性能や価格・信頼性はどうなの？」と気になりますよね。

そこで本記事ではエクソルの実績や評判、太陽光パネルの特徴や価格、導入するメリットやデメリットをくわしく解説していきます。

結論からいえば、大手メーカーよりコスパが高く、出張点検などのアフターサービスも万全なエクソルの太陽光発電は「本命」の選択肢としてとてもオススメです！

独自の強みである「パネル1枚から設置できる」新商品・ジャストコンパクトについてもご説明していますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね！

エクソルの会社概要や太陽光発電の特徴・相場価格を徹底解説！

まずはじめに、エクソルの企業としての概要や実績、販売する太陽光発電の特徴や、パネルの相場価格・保証内容についてくわしくご紹介していきます。

【企業の特徴】エクソルは2001年創業のベテラン太陽光メーカー

株式会社エクソルは、2001年から太陽光発電の販売や施工を行うベテラン企業であり、本社の京都府をはじめ、全国に10か所以上の拠点を持っています。

創業当初は「三菱」のソーラーパネルを取り扱う会社でしたが、2011年には自社製パネル「XSOL(エクソル)」を発表し、社名もグリーンテックからエクソルに変更しました。

近年では三菱や東芝などの大手メーカーが続々と太陽光事業を撤退しており、エクソルは数少ない「国内の太陽光メーカー」として注目を集めています。

2021年には前年度の「約3.5倍」の施工実績で「国内シェア約7%」を達成するなど勢いを増しており、パナソニックやシャープに次ぐ重要ブランドと認知されてきました。

【太陽光の特徴】高電圧パネルで狭い屋根にも設置できる

エクソルの太陽光パネル独自の特徴は、通常のパネルより「約2倍の高電圧化」に成功し、日本の住宅特有の「狭い屋根」にも設置できることです。

太陽光システムを動作させるためにはある程度の電圧が必要であり、他メーカーのパネルでは基本的には「4枚以上」の設置が必要になります。

エクソルの新商品「VOLTURBO(ボルターボ)」なら電圧が2倍のため「最小2枚」からシステムを作動でき、「寄棟(よせむね)屋根」の狭い部分でも発電できます。

結果として他メーカーの太陽光より多くのパネルを載せられるため発電量が多く、屋根スペースに限りがある家でも停電や節電対策として役立ちます。

【太陽光の価格】発電量1kWあたり約23万円から買える良コスパ

エクソル製パネルの総費用の相場は「発電量1kWあたり約23万円〜27万円」ほどであり、パナソニックなどの大手メーカーと比べて約2万円〜3万円も割安です。

参考までに、売れ筋パネルである「XLM120-380L」「XLM60-325X」の枚数ごとの価格目安を見比べていきましょう。

品名	パネル枚数 / 発電量	総費用の目安	1kWあたりの価格
XLM120-380L (発電効率20.9%)	16枚 / 6.08kW	142万円	23.4万円
	14枚 / 5.32kW	131万円	24.6万円
	10枚 / 3.80kW	97万円	25.6万円
XLM60-325X (発電効率20.0%)	16枚 / 5.20kW	120万円	23.1万円
	14枚 / 4.55kW	111万円	24.2万円
	10枚 / 3.25kW	82万円	25.1万円

一般的な家庭では「発電量4kW〜5kW」程度のパネルを設置するケースが多いため、エクソルなら「100万円以下〜130万円」ほどで太陽光を導入できる計算になります。

太陽光の設置で「年間10万円以上」の節約効果が生まれることを考えれば、「10年〜12年」のうちに資金回収するのも難しくないでしょう。

【保証内容は？】出力保証は25年！出張メンテナンスでさらに安心

エクソルの太陽光パネルは「12年の製品保証」と「25年の出力保証」が付いており、さらに有償で「出張メンテナンス」を受けることもできます。

出力保証は「25年後でも約85%以上の発電量」を保証するもので、万が一、規定の出力を下回った場合は「無償」で代替パネルと交換してもらえます。

有償サービスである「XSOLメンテナンス」は、各部の点検や電圧のチェックなどを行う「PV検診」と、より細かい点検から架台の増し締めまで行う「PVドック」の2種類から選べます。

出張点検はエクソルの実績豊富なスタッフが行うため信頼性も高く、パネルのガタつきや「雨漏り」などのトラブルを未然に防ぐことができます。

エクソルの太陽光発電のメリット・デメリットを徹底比較！

つづいて、エクソルの太陽光発電ならではのメリットや、設置前に確認しておくべきデメリットをくわしく比較していきます。

【メリット①】パネル1枚だけでシステムを組める！お試し設置にも最適

エクソルの太陽光発電の他にはないメリットは、高電圧パネル「ジャストコンパクト」なら「最小1枚から」でも太陽光システムを動かせることです。

従来のシステムでは最低でも4枚以上のパネル設置が必要であり、総費用も高額になりがちでしたが、1枚設置なら「わずか数十万円」で太陽光が使えます。

発電効率が「20%以上」のエクソル製パネルなら1枚でも発電量は充分ですので、今後ますます値上げが心配される電気代をぐっと節約できるでしょう。

パネル2枚以上の設置なら「停電中の電気使用」や「蓄電池への充電」も可能になるため、「屋根の形が特殊だから…」と停電対策を諦めていた方にもオススメです！

【メリット②】初期費用0円で太陽光を設置できるプランも選べる

エクソルの太陽光発電のもう一つのメリットは、「初期費用0円」「支払いは毎月定額」でパネルが設置できる「のせトク？」というサービスが利用できることです。

「のせトク？」はエクソルと東京電力グループが提供しており、10年間の定額支払いを終了した後はなんと「無償」で太陽光システムを譲渡してもらえます。

10年間は24時間365日の無償修理サポートを受けられるほか、台風や地震などの災害による故障にも対応する「自然災害補償」まで付いています。

「のせトク？」は太陽光発電だけでなく「蓄電池」や「エコキュート」などの設備セットでも利用できるため、「オール電化にしたいけど予算が…」とお困りの方に最適です！

【デメリット①】倒産の噂も？口コミ・評判はまだまだ少ない

2019年からの躍進的な事業拡大が注目を集めるエクソルですが、まだまだ超大手メーカーと比べると知名度が低く、口コミや評判が少ない点はデメリットといえます。

さらに、2016年には「支払いの遅延」や「事業撤退」などの根も葉もない噂が流れ、公式ホームページで正式に否定するといった出来事もありました。

年々業績を上げるエクソルが突然倒産する可能性はほぼ無いですし、コスパや保証内容を考えれば「情報が少ない」というデメリットはそれほど気にならないでしょう。

多くの企業が参入する太陽光業界には「やらせの口コミ」が多いのも事実です。

間違った情報を鵜呑みにせず、エクソルを検討する価値は充分にあります。

【デメリット②】取扱店が多くないため価格を比較しにくい

パナソニックやシャープなどの老舗メーカーに比べて歴史の浅いエクソルは、取扱店が少ないため、適正価格が比較しにくいというデメリットもあります。

いわゆる「オープン価格」で販売されることが大半の太陽光発電は、できるだけ多くの見積もりを比較する「相見積もり」で購入するのが一般的です。

比較できる販売店の数が多くないエクソルは「本当にお得なのか？」の判断が難しい点はネックといえますが、基本的には大手よりコスパが良いため損することはほぼ無いでしょう。

近年ではエクソルを取り扱う販売店はどんどん増えており、よりアフターサービスの充実した「信頼できる」会社から購入できるようになりました。

【コスパ・信頼性】エクソルの太陽光発電はこんな人にオススメ！

ここまでご紹介したエクソルの太陽光発電の特徴・魅力を根拠に、「こんな人にエクソルはオススメ！」というケースをまとめました。

• できるだけ安く太陽光を設置したいが、安心感のある国内メーカーを選びたい
• 高品質なパネルを可能な限り設置して、「光熱費0円」の生活を実現したい
• 太陽光発電と蓄電池をセット導入したいが予算が足りず、0円プランを探している
• 太陽光パネルを設置した後も「メーカーの専門スタッフ」の定期点検を受けたい
• 屋根のスペースに余裕が無く、他メーカーの太陽光パネルの設置を断られた

【まとめ】エクソルの太陽光は日本企業の安心感とコスパが魅力！

20年以上の歴史と実績をもつ太陽光メーカー・エクソルは、多くの大手メーカーが撤退していく中で生き残った「確かな実力と信頼性」のある企業です。

発電効率も20%以上と高品質であり、日本特有の狭い屋根でも「パネル1枚から」設置できるため、最小のシステムが欲しい方から「とにかく多く発電したい！」という方まで満足できるでしょう。

「初期費用0円」で10年間の無料修理サポートが付き、期間終了後は無償で設備を譲渡してもらえる「のせトク？」サービスが利用できる点も魅力的ですね。

設置する地域によっては「地方自治体の補助金」などでさらにお得に導入できますので、ぜひいちど取扱店などに相談してみてはいかがでしょうか？

▼関連記事はこちら

蓄電池
太陽光発電
パワーコンディショナ
エコキュート
IH
外壁塗装
ポータブル電源