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大和ハウスの外壁塗装は専門業者より高い?理由やメリット・デメリットを解説!

屋根・外壁塗装 2024年10月18日更新
大和ハウスの外壁塗装は専門業者より高い?理由やメリット・デメリットを解説!

大和ハウスで住宅を建てた方なら、「外壁塗装のリフォームも大和ハウスに任せるべき」と考えているのではないでしょうか?

しかしながら、大和ハウスの外壁塗装は「専門業者より割高」な可能性があるため、比較せずに契約すると後悔する結果になりかねません。

そこで本記事では、大和ハウスと専門業者の塗装費用の違いや、専門業者ではなく大和ハウスを選ぶメリット・デメリットをくわしく解説していきます。

記事の後半では、大和ハウス以外の専門業者を選ぶ際の「2つの注意点」もご紹介していますので、外壁のリフォームを検討中の方はぜひご覧ください!

【大和ハウス VS 専門業者】塗装費用はどれくらい違う?

結論から言えば、大和ハウスに塗装を依頼した場合、最終的に支払う費用は専門業者に比べて「約1.2〜2倍以上」も高くなる可能性があります。

たとえば、専門業者に30坪の外壁塗装を依頼すると「約70〜130万円」ほどで施工できますが、大和ハウスを選ぶと「140〜180万円」もの請求が発生する事例も見受けられるようです。

さらに、大和ハウスの見積内容には「軒下や雨樋などの付帯物の塗装費用」が含まれていないケースもあるため、追加の塗装費用がかかる場合もあります。

実際に支払う塗装費用は外壁の状態や面積などで変化するものの、一般的な塗装費用の相場に比べて、大和ハウスは「かなり割高」となる事例が多いようです。

大和ハウスの塗装費用が専門業者より高い理由とは?

大和ハウスの塗装費用が専門業者より割高な理由は、実際の作業を「下請け・孫請け会社に外注」しており、塗装費用に「仲介手数料」が上乗せされているからです。

自社スタッフで営業・施工を行う専門業者に依頼した場合、仲介手数料や中間マージンなどは発生しないため、結果的に大和ハウスより大幅に安い価格が実現できます。

また、大企業である大和ハウスは「広告宣伝費」に割く予算が中小企業より多いため、結果的に塗料単価や塗装費用が上がる要因となる可能性も考えられます。

大和ハウスに外壁塗装を依頼する「2つのメリット」

大和ハウスに外壁塗装を依頼する「2つの独自メリット」は以下のとおりです。

  • 大和ハウス独自の延長保証が利用できる
  • 倒産によるアフターサービス停止の可能性が低い

それぞれの要点をくわしく解説していきます。

メリット①:大和ハウス独自の延長保証が利用できる

大和ハウスは施工した住宅に独自の「保証延長プログラム」を設けており、外壁塗装などの優良メンテナンス工事を行うことで「15年の延長保証」が受けられます。

一般的な外壁塗装の保証期間は「3〜12年」ほどですので、「保証期間の長さを重視したい」とお考えの方なら、大和ハウスに依頼すべきといえるでしょう。

一方で、15年の延長保証を受けられるのは「一部のハイグレード住宅」のみであり、通常グレード住宅の場合は延長保証が10年に短縮されてしまう点には要注意です。

塗装の専門業者でも「10年間の施工保証」を提供しているケースは多いため、大和ハウスと契約する前に、価格面も含めて比較することをおすすめします。

メリット②:倒産してアフターサービスが停止する可能性が低い

国内有数のハウスメーカーである大和ハウスは「突然倒産する可能性」が低く、倒産によってアフターサービスが打ち切られるリスクがほとんどありません。

せっかく信頼できる塗装会社を見つけても、突然の倒産でアフターフォローが停止してしまっては元も子もないため、企業規模の大きな大和ハウスを選ぶのは正解でしょう。

一方で、外壁塗装の専門業者でも「創業40年」「地域最大の施工件数」など実績豊富な企業は多々ありますので、倒産するリスクの小さな会社は容易に探せます

「外壁塗装は大手企業に任せたい」と決断している方でも、一度は大和ハウス以外の専門業者を検討してみても損はありません。

大和ハウスに外壁塗装を依頼する「3つのデメリット」

大和ハウスに外壁塗装を依頼する「3つの気になるデメリット」は以下のとおりです。

  • 総支払額が相場より大幅に高くなる
  • 下請け会社によって施工品質がまちまち
  • 施工する下請け会社を自分で選べない

それぞれのポイントを深堀りしていきます。

デメリット①:総支払額が相場より大幅に高くなる

大和ハウスに外壁塗装を依頼する「最大のデメリット」は、外壁塗装の専門業者の費用相場に比べて、最終的に支払う費用が大幅に高くなる可能性があることです。

外壁の状況や比較する専門業者によっては「相場の2倍以上」の塗装費用が請求されるケースもあるため、「なるべく安く費用を抑えたい」とお考えの方にはおすすめできません。

また、使用する塗料のグレードや施工方法も「大和ハウスと専門業者で大きな差はない」ため、価格面を考えれば大和ハウス以外の選択肢も検討するべきでしょう。

デメリット②:下請け会社によって施工品質がまちまち

大和ハウスは外壁塗装の自社施工を行っていないため、実際にあなたの家の塗装作業を担当するのは「下請け・孫請け会社」である点も気になるデメリットのひとつです。

担当する下請け・孫請け会社によっては「塗装技術が高い・低い」など品質がまちまちですので、運悪く経験の浅い会社に当たると塗装後に不具合が起こる可能性もあります。

また、孫請け会社がやって来た場合「契約者の要望がしっかり共有されていない」可能性もあるため、「希望した仕上がり・色味と違う!」と不満を抱く結果になりかねません。

「実際に塗装が始まるまで施工の品質が分からない」という点を不安に感じる方は、大和ハウスだけでなく、自社施工を行う専門業者に一度話を聞いてみましょう。

デメリット③:施工する下請け会社を自分で選べない

大和ハウスに外壁塗装を依頼した場合、施工を担当する下請け・孫請け会社は「大和ハウスが選ぶ」ため、契約者のあなたが自分で選べない点もデメリットです。

担当する下請け会社の中には「実績作りのために提携している技術力の低い企業」が含まれる可能性もありますので、結果的に納得ゆく塗装の仕上がりが得られないリスクも生じます。

また、運良く技術の高い下請け会社に施工してもらえても、施工後のメンテナンスや修理を行う時期によっては「別の下請け会社が対応する」可能性も考えられます。

外壁塗装の専門業者を自分で選べば、塗装実績や施工経験などを事前に確認できますので、塗装品質や施工後の安心を重視するなら専門業者も検討してみましょう。

大和ハウス以外の専門業者を選ぶ際の「2つのポイント」

大和ハウス以外の専門業者を選ぶ際に注意すべき「2つのポイント」は以下のとおりです。

  • 大和ハウス住宅の塗装実績がある専門業者を選ぶ
  • 相場より価格が安すぎる専門業者は避けるべき

それぞれの要点をくわしく確認していきましょう。

ポイント①:大和ハウス住宅の塗装実績がある専門業者を選ぶ

大和ハウスが建てた住宅の外壁を塗装する場合は、大和ハウス住宅の塗装経験・施工実績が豊富な専門業者を選びましょう。

理由としては、大和ハウス住宅は他メーカー住宅より外壁材が厚く、外壁材の継ぎ目の幅も広いため、通常とは違った塗装知識や経験が必要となるからです。

大和ハウス住宅の塗装経験が浅い専門業者が施工すると、「塗装の見栄えが悪い」「塗膜の劣化が早まる」などトラブルの原因となる可能性があります。

大和ハウス住宅の塗装実績があるかどうかは、公式ホームページや電話・メールなどで確認できますので、契約前に必ず問い合わせておきましょう

ポイント②:相場より安すぎる業者はトラブルの可能性あり

外壁塗装の専門業者を選ぶ際に「価格の安さ」は重要なポイントですが、相場より段違いに安すぎる価格を提示する専門業者には用心する必要があります。

理由としては、安すぎる専門業者は「施工が手抜き」「施工技術が低い」「塗料のグレードが低い」などウラがあるケースが多く、施工後のトラブルにつながる可能性があるからです。

また、安さを売りにする専門業者は「外壁以外の付帯物の塗装は別料金」であることも多く、最終的な支払額は他の業者とそこまで変わらないケースも見受けられます。

技術や塗料の品質が低い専門業者は、施工後のメンテナンスの品質も低い可能性が高いですので、多少価格が高くても信頼できる専門業者を選ぶべきでしょう。

まとめ:大和ハウスの外壁塗装は専門業者より高め!契約前に比較すべき

「大手住宅メーカーならではの安心感」「独自の延長保証制度」などが魅力の大和ハウスですが、外壁塗装の費用は専門業者より大幅に高い可能性がある点に要注意です。

実際の塗装作業は下請け・孫請け会社が行うため、担当する業者によって施工品質やコミュニケーション能力にばらつきがある点もデメリットといえます。

実績豊富な専門業者に依頼すれば、大和ハウスより格段に安く外壁リフォームが実現できるうえに、施工後も安心してアフターフォローを任せられます。

専門業者によっては大和ハウスとほぼ同条件の手厚い独自保証を提供していますので、ぜひこの機会にいろいろな業者を比較してみましょう!


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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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