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蓄電池とは|基本知識から導入まで完全ガイド

2025年07月20日更新

蓄電池の基本知識

蓄電池の定義と仕組み

蓄電池とは、電気エネルギーを化学エネルギーに変換して貯蔵し、必要に応じて再び電気エネルギーとして取り出すことができる装置です。充電と放電を繰り返すことで、電力の需要と供給のバランスを調整する重要な役割を担っています。

蓄電池の基本的な仕組みは、正極(プラス極)と負極(マイナス極)の間で化学反応を起こすことで電気を生み出します。充電時には外部から電力を供給して化学物質を元の状態に戻し、放電時には化学反応によって電気エネルギーを取り出します。

蓄電池の歴史と発展

蓄電池の歴史は古く、1800年にイタリアのボルタが発明したボルタの電池が起源とされています。その後、1859年にフランスのプランテが鉛蓄電池を発明し、現代の蓄電池技術の基礎が築かれました。

近年では、リチウムイオン電池の普及により、蓄電池の性能は飛躍的に向上しています。特に家庭用蓄電池の分野では、太陽光発電システムとの連携により、エネルギーの自給自足を可能にする技術として注目を集めています。

蓄電池の種類と特徴

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は、現在最も普及している蓄電池の一つです。高いエネルギー密度と長い寿命を持ち、スマートフォンから電気自動車まで幅広い用途で使用されています。

家庭用蓄電池としても人気が高く、コンパクトなサイズで大容量の電力を貯蔵できるため、住宅への設置に適しています。寿命は30年前後と長く、初期投資に対する長期的な経済効果が期待できます。

鉛蓄電池

鉛蓄電池は、最も古くから使用されている蓄電池の一つです。自動車のバッテリーとして広く知られており、コストが安く信頼性が高いという特徴があります。

ただし、エネルギー密度が低く重量が重いため、家庭用蓄電池としては限定的な用途に留まっています。産業用途では現在でも重要な役割を果たしています。

NAS電池

NAS(ナトリウム硫黄)電池は、大容量の電力貯蔵に適した蓄電池です。高温(約300℃)で動作するため、主に産業用や電力系統用として使用されています。

NAS電池の寿命は15年程度とされており、大規模な電力貯蔵システムにおいて重要な技術となっています。一般家庭での使用には適していませんが、地域全体のエネルギー管理において重要な役割を果たしています。

家庭用蓄電池の導入メリット

電気代削減効果

家庭用蓄電池を導入することで、電気代の削減が期待できます。深夜の安い電力を蓄電池に貯めておき、昼間の高い電力の時間帯に使用することで、電気代を抑制できます。

特に太陽光発電システムと組み合わせることで、昼間に発電した電力を蓄電池に貯め、夜間に使用することで電力会社からの電力購入量を大幅に削減できます。

停電時の非常用電源

蓄電池は停電時の非常用電源として重要な役割を果たします。自然災害や設備トラブルによる停電時でも、蓄電池に貯めた電力を使用して最低限の電気機器を動かすことができます。

一般的な家庭用蓄電池では、冷蔵庫や照明、テレビなどの基本的な電気機器を数時間から数日間使用できる容量を持っています。災害時の安心感という面でも大きなメリットがあります。

太陽光発電との連携効果

蓄電池と太陽光発電システムを組み合わせることで、自家消費率を大幅に向上させることができます。太陽光発電で作った電力を蓄電池に貯め、発電量が少ない夜間や悪天候時に使用することで、電力の自給自足に近づけます。

住宅用太陽光発電(10kW未満)の売電価格は、1kWhあたり15円とされており、設置年度や電力会社によって異なる場合があります。売電価格の低下により、発電した電力を売るよりも自家消費する方が経済的になっているケースが多くなっています。

蓄電池の選び方

容量の選定

蓄電池を選ぶ際に最も重要なのは容量の選定です。家庭の電力消費量や使用目的に応じて適切な容量を選択する必要があります。

一般的な家庭では、4kWh~7kWhの容量が適当とされています。容量が大きすぎると初期投資が高くなり、小さすぎると期待する効果が得られない可能性があります。

設置場所の確認

蓄電池の設置場所は、性能と安全性の両面から重要な要素です。屋外設置型と屋内設置型があり、それぞれメリットとデメリットがあります。

屋外設置型は設置工事が比較的簡単で、屋内のスペースを取らないメリットがありますが、気象条件の影響を受けやすいという特徴があります。屋内設置型は気象条件に左右されませんが、設置スペースの確保が必要です。

メーカーと保証内容

蓄電池は長期間使用する設備のため、メーカーの信頼性と保証内容を十分に検討することが重要です。基本的には無償保証が提供されますが、保証期間や保証内容はメーカーによって異なります。

保証期間だけでなく、保証対象となる範囲や条件も確認しておくことで、安心して導入できます。アフターサービスの充実度も重要な選択要素となります。

蓄電池の費用相場

初期導入費用

家庭用蓄電池の費用相場は、容量1kWhあたり15万円~25万円程度が基準となります。この価格には蓄電池本体の価格に加えて、設置工事費用も含まれています。

容量別の価格相場は、小容量の3kWh~5kWhタイプで100万円~150万円、中容量の6kWh~10kWhタイプで150万円~200万円、大容量の10kWh以上では200万円~350万円程度となります。

太陽光発電との同時導入

太陽光発電システムと蓄電池を同時に導入する場合、一般的な家庭用太陽光発電システム(4kW~5kW)の導入費用は140万円~200万円程度が目安となります。太陽光パネルの設置費用の相場は、パネルの種類や設置面積、工事内容などによって大きく異なりますが、一般的には1kWあたり35万円~40万円程度です。

家庭用蓄電池(4kWh~7kWh)を導入する場合の費用相場は60万円~175万円程度が目安となります。同時導入により、配線工事などの共通部分でコストを抑制できる場合があります。

維持管理費用

蓄電池の維持管理費用は、定期的な点検や清掃が主な内容となります。メンテナンス費用は年間数万円程度が一般的で、長期的な運用コストとして考慮する必要があります。

蓄電池の寿命は30年前後とされており、この期間中に大きな修理や交換が必要になる可能性は低いとされています。ただし、使用環境や使用方法によって寿命は変動するため、適切な使用が重要です。

補助金制度の活用

国の補助金制度

蓄電池の導入には、国や地方自治体の補助金制度を活用することができます。補助金の対象や金額は年度によって変更される場合があるため、導入前に最新の情報を確認することが重要です。

2025年度においても、蓄電池導入に対する補助金制度が継続される予定となっています。補助金の申請条件や手続きについては、各自治体や関係機関にご確認ください。

地方自治体の補助金

多くの地方自治体では、独自の蓄電池導入補助金制度を設けています。国の補助金と併用できる場合もあるため、お住まいの自治体の制度を確認することをお勧めします。

補助金の申請期限や予算枠には限りがあるため、導入を検討している場合は早めに情報収集を行うことが重要です。申請手続きに必要な書類や条件も事前に確認しておきましょう。

蓄電池の設置工事

工事の流れ

蓄電池の設置工事は、現地調査から始まり、設置場所の準備、機器の設置、配線工事、動作確認という流れで進められます。工事期間は1日から数日程度が一般的です。

工事前には必ず現地調査を行い、設置場所の条件や既存設備との接続について詳細な検討を行います。この段階で工事内容や費用が確定されます。

設置時の注意点

蓄電池の設置には、建築基準法や電気事業法などの法令に適合した工事が必要です。資格を持った専門業者による施工が義務付けられており、適切な工事を行うことで安全性と性能が確保されます。

設置後は定期的な点検とメンテナンスが重要です。メーカーの推奨する点検項目と頻度に従って、適切な維持管理を行うことで長期間にわたって安定した性能を発揮できます。

まとめ

蓄電池は、電気エネルギーを効率的に貯蔵・利用できる重要な設備です。家庭用蓄電池の導入により、電気代の削減、停電時の安心感、太陽光発電との連携効果など、多くのメリットを得ることができます。

導入を検討する際は、容量の選定、設置場所の確認、メーカーと保証内容の比較など、様々な要素を総合的に判断することが重要です。補助金制度の活用により、初期投資を抑制することも可能です。

蓄電池の技術は継続的に進歩しており、今後もより高性能で経済的な製品が登場することが期待されます。エネルギーの自給自足を目指す住宅設備として、蓄電池の重要性はますます高まっていくでしょう。

蓄電池の導入についてご不明な点がございましたら、お気軽にリノベステーションにお問い合わせください。専門スタッフが丁寧にご相談に応じさせていただきます。

よくある質問

Q1: 蓄電池の寿命はどのくらいですか?

A1:
現在主流のリチウムイオン蓄電池の寿命は30年前後とされています。使用環境や使用方法により多少の差はありますが、適切な維持管理を行うことで長期間にわたって使用できます。メーカーの保証期間も10年以上に設定されているケースが多く、安心して導入できます。

Q2: 蓄電池の設置にはどのような工事が必要ですか?

A2:
蓄電池の設置工事には、設置場所の準備、機器の設置、配線工事、既存の太陽光発電システムとの接続などが含まれます。工事期間は1日から数日程度で、資格を持った専門業者による施工が必要です。事前の現地調査で工事内容と費用が確定されます。

Q3: 停電時にはどのくらいの時間電気を使用できますか?

A3:
停電時の使用可能時間は、蓄電池の容量と使用する電気機器により異なります。一般的な家庭用蓄電池(6kWh程度)では、冷蔵庫や照明、テレビなどの基本的な電気機器を8時間から24時間程度使用できます。使用する機器を限定することで、より長時間の使用が可能になります。

Q4: 蓄電池と太陽光発電を同時に導入するメリットは何ですか?

A4:
蓄電池と太陽光発電を同時に導入することで、自家消費率を大幅に向上させることができます。昼間に発電した電力を蓄電池に貯め、夜間や悪天候時に使用することで、電力の自給自足に近づけます。また、同時導入により配線工事などの共通部分でコストを抑制できる場合があります。

Q5: 蓄電池の導入に利用できる補助金制度はありますか?

A5:
蓄電池の導入には、国や地方自治体の補助金制度を活用できます。2025年度においても継続される予定となっていますが、補助金の対象や金額は年度によって変更される場合があります。お住まいの自治体の制度も含めて、導入前に最新の情報を確認することをお勧めします。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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