【最高21万円の交付も】2025年最新|エコキュート補助金の対象機種まとめ!

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光熱費の節約効果の高さで注目されるエコキュートですが、一方で「初期費用が割高」であることから、「なかなか導入に踏み切れない…」とお悩みの方も少なくないはず。しかしながら、今からでも間に合う「国のエコキュート補助金」を使えば、「最大21万円」もの交付で負担を大きく軽減できることも事実です。
そこで本記事では、まだ申請できる「2種類」の国のエコキュート補助金の詳細や、人気5メーカーの「対象モデルごとの補助金額」をご紹介。申請時の注意点や、国の制度と「併用できる」自治体のエコキュート補助金についても解説していきます。
目次
【2025年最新】まだ申請できる国のエコキュート補助金はある?
結論から言えば、2025年11月現在において、まだ申請できる「国のエコキュート補助金」は以下の2種類が存在します。
- ①給湯省エネ2025事業【6〜21万円】
- ②子育てグリーン住宅支援事業【定額3万円】
まずはじめに、2つの補助金の「申請条件」や「補助金額」の詳細、「申請期間」など、申請する前に知っておくべき情報を整理していきましょう。
国の補助金①:給湯省エネ2025事業【6〜21万円】
国のエコキュート補助金の「本命」ともいえる「給湯省エネ2025事業」は、条件が揃えば「最大21万円」もの交付が受けられる、忘れずにチェックしておきたい制度です。
| 補助金名称 | 住宅省エネ2025キャンペーン 給湯省エネ2025事業 | |
| 実施機関 | 経済産業省 資源エネルギー庁 | |
| エコキュート補助金額 | 基本補助額6万円 / 台 + 加算額4〜15万円 | |
| 補助金額の加算を受ける条件 | A要件(+4万円) | 昼間の余剰再エネ電気を活用でき、インターネットに接続可能な機種を設置すること |
| B要件(+6万円) | 補助条件の下限を満たす機種に比べて5%以上CO2排出量が少ない機種、またはおひさまエコキュートを設置すること | |
| A + B要件(+7万円) | A・B要件の両方を満たすこと | |
| 撤去加算(+8万円) | 蓄熱暖房機を撤去する場合 | |
| 撤去加算(+4万円) | 電気温水器を撤去する場合 | |
| 補助金の交付条件(エコキュート) | ・省エネ法上のトップランナー制度において、2025年度目標基準値以上の性能を備えたエコキュートであること
・「おひさまエコキュート(太陽光発電の余剰電力を活用したエコキュート)」については、2025年度の⽬標基準値を満たしていないものも対象とする |
|
| 申請期間 | 2024年4月2日〜2025年12月31日
※予算がなくなり次第終了 |
|
国の補助金②:子育てグリーン住宅支援事業【定額3万円】
断熱改修など、別のリフォームでの補助金申請も検討中の方にぴったりな本制度。住宅省エネ2025事業に比べて「対象機種のハードルの低さ」も魅力です。少しでも初期費用を節約したいなら、ぜひこちらの制度も確認しておきましょう。
| 補助金名称 | 住宅省エネ2025キャンペーン 子育てグリーン住宅支援事業 |
| 実施機関 | 国土交通省および環境省 |
| エコキュート補助金額 | 3万円 / 戸 |
| 補助金の交付条件(全般) | ・断熱改修・バリアフリー改修など、2つ以上のカテゴリーの工事を行い、補助額の合計が5万円を超えること(エコキュートのリフォームを含む)
・建築から1年以上が経過、または過去に人が居住した住宅であること |
| 補助金の交付条件(エコキュート) | ・JIS C9220:2018 に基づく年間給湯保温効率、または年間給湯効率が3.0 以上(ただし寒冷地仕様は2.7 以上)であること |
| 申請期間 | 2024年11月22日〜2025年12月31日
※予算がなくなり次第終了 |
【主要メーカー別】エコキュート補助金の対象機種を表で解説!
ここからは、2種類の「国のエコキュート補助金」の対象機種や、具体的な補助金額をくわしく確認していきましょう。本記事では、国内主要メーカー5社の中から、人気モデルに絞って補助金額をご紹介しています。
国のエコキュート補助金の対象モデルは他にもまだまだ存在します。給湯省エネ2025事業のWebサイトでは、型番から補助金額を検索することも可能ですので、興味がある方はぜひ併せてチェックしてみましょう。
①パナソニックの対象機種
| 品番/タンク容量 | グレード/給湯タイプ | 給湯圧力 | 年間給湯効率 | 補助金額 | |
| 給湯省エネ2025事業 | 子育てグリーン住宅支援事業 | ||||
| SRT-P467UB/460L | JPシリーズ/フルオート | ウルトラ高圧(325kPa) | 3.9 | 13万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| HE-JU46LQS/460L | Jシリーズ/フルオート | ウルトラ高圧(325kPa) | 3.6 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| HE-SU37LQS/460L | Sシリーズ/フルオート | ウルトラ高圧(325kPa) | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| HE-WU46LQS/460L | Wシリーズ・薄型/フルオート | パワフル高圧(220kPa) | 3.0 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| HE-B56HQS/550L | Bシリーズ・大容量/フルオート | 高圧(180kPa) | 3.3 | 6万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| HE-V20HQCS/195L | Vシリーズ・スリムコンパクト/フルオート | 高圧(180kPa) | 3.1 | 6万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| HE-J46LZS/460L | Jシリーズ/給湯専用 | 高圧(180kPa) | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
*1:電気温水器からの交換…+4万円、蓄熱暖房機からの交換…+8万円
参考:パナソニック
②三菱電機の対象機種
| 品番/タンク容量 | グレード/給湯タイプ | 給湯圧力 | 年間給湯効率 | 補助金額 | |
| 給湯省エネ2025事業 | 子育てグリーン住宅支援事業 | ||||
| SRT-P467UB/460L | Pシリーズ/フルオート | ハイパワー給湯(290kPa) | 4.0 | 13万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| SRT-S557U/550L | Sシリーズ/フルオート | ハイパワー給湯(290kPa) | 3.2 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| SRT-SK467UD/460L | Sシリーズ・寒冷地仕様/フルオート | ハイパワー給湯(290kPa) | 3.1 | 13万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| SRT-V377
/370L |
Vシリーズ/フルオート | 高圧(180kPa) | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| SRT-N186D/180L | Sシリーズ・コンパクト/フルオート | 高圧(220kPa) | 3.0 | 6万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| SRT-S377UZ/370L | Sシリーズ・薄型/フルオート | ハイパワー給湯(290kPa) | 3.0 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万 |
*1:電気温水器からの交換…+4万円、蓄熱暖房機からの交換…+8万円
参考:三菱電機
③ダイキン工業の対象機種
| 品番/タンク容量 | グレード/給湯タイプ | 給湯圧力 | 年間給湯効率 | 補助金額 | |
| 給湯省エネ2025事業 | 子育てグリーン住宅支援事業 | ||||
| EQX46ZFV/460L | Xシリーズ/フルオート | パワフル高圧(330kPa) | 3.7 | 13万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| EQA37ZFV/370L | Aシリーズ/フルオート | パワフル高圧(330kPa) | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| EQA46ZFTV/460L | Aシリーズ・薄型/フルオート | パワフル高圧(330kPa) | 3.0 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| EQN37ZFV/370L | Nシリーズ/フルオート | 高圧(210kPa) | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| EQA46ZSV/460L | Aシリーズ/オート | パワフル高圧(330kPa) | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万円 |
| EQA37ZV/370L | Aシリーズ/給湯専用 | パワフル高圧(330kPa) | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万 |
| EQN46ZV/460L | Nシリーズ/給湯専用 | 高圧(210kPa | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *1) |
3万 |
*1:電気温水器からの交換…+4万円、蓄熱暖房機からの交換…+8万円
参考:ダイキン工業
④コロナの対象機種
| 品番/タンク容量 | グレード/給湯タイプ | 給湯圧力 | 年間給湯効率 | 補助金額 | |
| 給湯省エネ2025事業 | 子育てグリーン住宅支援事業 | ||||
| CHP-HXE37AZ1/370L | プレミアム/フルオート | 高圧力パワフル給湯(260kPa) | 4.0 | 13万円 *1
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| CHP-ES46LUX1/460L | マイクロバブルユニット内蔵/フルオート | 高圧力パワフル給湯(260kPa) | 3.5 | 10万円
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| CHP-E37AZ1/370L | ハイグレード/フルオート | 高圧力パワフル給湯(260kPa) | 3.5 | 10万円 *3
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| CHP-ES46AZ1/460L | 省スペース・スリム/フルオート | 高圧力パワフル給湯(260kPa) | 3.5 | 10万円 *3
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| CHP-ED302AZ1/300L | 薄型・デザインエコ/フルオート | 高圧力パワフル給湯(260kPa) | 3.0 | 10万円 *2
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| CHP-37SAZ1/370L | スタンダード/オート | 高圧力(170kPa) | 3.5 | 6万円
(+4〜8万円 *2) |
3万 |
| CHP-46NZ1/460L | スタンダード/給湯専用 | 高圧力(170kPa) | 3.5 | 6万円
(+4〜8万円 *2) |
3万 |
*1:台所リモコンを設置しない場合…‐1万円
*2:電気温水器からの交換…+4万円、蓄熱暖房機からの交換…+8万円
*3:台所リモコンを設置しない場合…‐4万円
参考:コロナ
⑤日立製作所の対象機種
| 品番/タンク容量 | グレード/給湯タイプ | 給湯圧力 | 年間給湯効率 | 補助金額 | |
| 給湯省エネ2025事業 | 子育てグリーン住宅支援事業 | ||||
| BHP-FV46XD/460L | ナイアガラ出湯/フルオート | 水道直圧給湯(500kPa) | 4.1 | 13万円 *1
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| BHP-F37XDK/460L | ナイアガラ出湯・寒冷地仕様/フルオート | 水道直圧給湯(500kPa) | 3.2 | 13万円 *1
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| BHP-FW46XD/460L | ナイアガラ出湯・井戸水対応/フルオート | 水道直圧給湯(500kPa) | 3.5 | 10万円 *3
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| BHP-FN37XU/370L | 高効率/フルオート | 標準(170kPa) | 3.7 | 13万円 *1
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| BHP-FG37XU/370L | 標準タンク/フルオート | 標準(170kPa) | 3.5 | 10万円 *3
(+4〜8万円 *2) |
3万円 |
| BHP-ZN46WU/460L | 高効率/給湯専用 | 標準(170kPa) | 3.7 | 13万円
(+4〜8万円 *2 |
3万円 |
*1:台所リモコンまたは無線LANアダプターを設置しない場合…‐1万円
*2:電気温水器からの交換…+4万円、蓄熱暖房機からの交換…+8万円
*3:台所リモコンまたは無線LANアダプターを設置しない場合…‐4万円
参考:日立製作所
補助金申請で失敗しないための「注意すべきポイント」とは?
国のエコキュート補助金を受け取るには、「給湯省エネ事業者」として登録された販売・施工業者との契約が必要です。未登録の業者から購入した場合、補助金がもらえない可能性があるため注意しましょう。
また、申請手続きは書類作成に大きな手間がかかるため、「契約業者に代行してもらう」ケースが一般的です。だからこそ、補助金申請の実績がある「信頼性の高い業者」を選ぶことが成功のカギ。契約前に「登録事業者かどうか」「申請サポートを行っているか」「親切丁寧に対応してくれるか」まで確認しておくと、スムーズに申請を進められます。
【併用できる場合も】自治体のエコキュート補助金も忘れずに確認!
国のエコキュート補助金とは別に、各自治体では「独自のエコキュート補助金」を交付している場合があります。東京都や大阪府をはじめ、国の制度と「併用可能」なケースも多く、タイミングを合わせて申請すれば、2つの補助金を「両方もらう」ことも可能です。
自治体のエコキュート補助金の注意点は「地域によって条件が異なる」こと。申請期間や条件、補助金額や増額条件など、さまざまな要素が自治体によって違うため、事前に最新情報を確認しておくと安心です。
まとめ:まだ間に合う!補助金の対象機種を選んでお得に買い替えよう
2025年も残りわずかとなりましたが、国のエコキュート補助金は「まだ申請可能」です。対象機種や条件を満たせば「最大21万円」の支援が受けられますので、「もう遅い…」と諦めずに、申請を検討していきましょう。
補助金申請と聞くと「面倒そう」なイメージを持たれる方が多いはず。ところが実際には、認定を受けた「給湯省エネ事業者」と契約すれば、「申請代行」を引き受けてくれるケースが大半です。
つまり、家庭にあったエコキュートを補助金フル活用でお得に導入するには、「価格が安い」だけでなく、「親切で信頼できる業者選び」が非常に大切。複数の業者をしっかり比較して、納得ゆくリフォームを実現しましょう!
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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