千葉県松戸市は千葉県北西部の東葛地域に位置します。江戸川をはさんで東京都や埼玉県と隣接しています。
松戸市周辺は江戸時代から江戸と水戸を結ぶ交通の要衝として栄え、松戸宿が置かれました。
水戸藩とのつながりが深く、最後の水戸藩主となった徳川昭武が明治時代に住んだ家（戸定邸）が残されています。
また、江戸川水運の重要地点としても栄え、江戸川の渡し船である「矢切の渡し」の拠点が置かれた場所でもあります。
松戸市は水運だけではなく、農業が盛んだった地域でもあります。現在は宅地化されましたが、それでも松戸市には多くの田畑が残されています。
ちなみに、広く知られる梨の品種である「二十世紀梨」は松戸市でつくられた品種でした。
太平洋側の気候で夏は高温多湿、冬は低温乾燥となります。