神奈川県中郡大磯町は神奈川県の中央南部に位置しています。
南の相模湾を見下ろす大磯丘陵は風光明媚な土地です。

江戸時代には東海道の宿場町として栄えました。
明治時代になると、温暖な気候の大磯町は保養地として発展。陸軍軍医総監の松本良順はこの地に海水浴場を開きました。

明治時代から昭和初期にかけて、大磯には要人の別荘が建てられます。
伊藤博文や吉田茂、山形有朋、西園寺公望、大隈重信といった総理大臣経験者もこのちに別荘を構えました。

大磯町の特産品はミカンや赤たまねぎなど。ハウス栽培されるミカンは「湘南の輝き」というブランド名で売り出されています。
また、赤たまねぎには「湘南レッド」という名前が付けられています。

気候は太平洋側の気候ですが、相模湾に面しているため、夏は比較的涼しく、冬は温暖です。