神奈川県中郡二宮町は神奈川県の南西部に位置しています。

隣接する大磯町と同じく、二宮町も相模湾に面した温暖な土地です。
町域は全体的になだらかな丘陵地帯にあります。

町名は町内にある川勾（かわわ）神社に由来します。川勾神社が相模国で寒川神社に次ぐ「二の宮」だったことから、二宮がある町となります。

鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』には、1192年に源頼朝の妻である北条政子の安産祈願が川勾神社で行われたと記録されています。
1902年、東海道線二宮駅が開設されると、二宮駅を中心に地域の開発が進みます。
戦後、東京や横浜に近いことなどから首都圏のベッドタウンとなり人口が増加しました。

二宮町の特産品はオリ-ブ。「湘南オリ-ブ」のブランド名で売り出しています。
オリ-ブオイルや新漬オリ-ブ、オリ-ブの葉からつくった茶やオリ-ブを使った染め物などが生産されています。

気候は太平洋側の気候ですが、相模湾に面しているため、夏は比較的涼しく、冬は温暖です。