京都府相良郡南山城村は、京都府の南部に位置します。南山城村は笠置山地にあり山がちな地形です。村内には木津川や名張川などがながれています。
江戸時代は木津川水運の起点であり、滋賀県南部の甲賀周辺で作らた信楽焼や周辺で伐採された木材の積み出し地点でした。しかし、明治時代に鉄道が開通したため、木津川の水運は衰退してしまいました。
1953年、この地域は大規模な水害（南山城水害）に見舞われました。その対策として、1969年に高山ダムが作られます。
現在、南山城村は茶の産地として知られています。2015年には「日本茶800年の歴史散歩」が日本遺産に認定され、南山城村もその一部として指定されました。
気候は温暖ですが、内陸性の気候のため夏は高温、冬は低温となります。夏と冬の気温差や一日の気温差が大きいです。