埼玉県秩父郡長瀞町は埼玉県の北西部に位置します。町域の約60%が山林で占められています。長瀞町の中央部には荒川が流れ、見事な渓谷をつくりあげています。この長瀞の渓谷は国の指定名勝天然記念物です。長瀞渓谷の川下りでは四季の変化を楽しむことができます。春や夏の緑、秋の紅葉はことのほか美しいです。
また、町内には古代に創建されたと伝えられる「寶登山（ほどさん）神社」があります。秩父三社の一つで、ヤマトタケルがこの付近で山火事に見舞われた時、山神の使いである犬に救われたことから、ヤマトタケルが宝登山神社を建てたと伝えられます。
長瀞町の名物は秩父地方で育てられる「しゃくし菜」の漬物です。しゃくし菜は雪白
しゃくし菜は明治時代に中国から伝来した野菜で秩父地方でさかんに栽培され、地域の伝統野菜となりました。
太平洋側の気候に属し、夏は高温多湿、冬は低温乾燥となります。