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こんな営業に気を付けて!リフォーム中に「ついでに蓄電池も」と言われたときに優先順位をつける方法

蓄電池 2026年02月06日更新

この記事は、外壁塗装、屋根の葺き替え、キッチンや浴室の入れ替えなど、ご自宅のリフォームを計画中、または実行中の方を対象にしています。まさにそのリフォームの最中に、担当している業者から「今なら足場があるから、ついでに蓄電池も設置しませんか?」「電気工事をまとめた方がお得ですよ」と、追加で家庭用蓄電池の導入を勧められ、判断に迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2026年現在、家庭用エネルギー機器の市場は制度の大きな転換期にあります。リフォーム中は心理的にも「せっかくだから」と追加投資に踏み切りやすい状態にありますが、その「ついで」の提案が、本当に今のご家庭にとって最適で、妥当な金額なのかを見極める必要があります。

この記事では、2026年2月現在の最新の売電価格や補助金状況を踏まえ、リフォーム中の「ついで営業」に冷静に対処するためのチェックリストと、ケース別の対処法を詳しく解説します。

この記事でわかること

  • リフォーム中に「ついでに蓄電池も」と勧められる典型的な背景とリスク
  • 「ついで工事」(足場や電気工事)の本当のメリットと、注意すべきデメリット
  • 2026年2月時点の最新売電価格に応じた蓄電池導入の優先順位
  • リフォーム業者から提示された見積書で、確認すべき具体的なチェックポイント
  • 提案に迷ったときにリノベステーションで確認できること

なぜ「ついでに蓄電池」という提案が問題になるのか

リフォームの大きな決断をした直後は、「せっかくなら他も良くしたい」という心理が働きやすくなります。リフォーム業者が「ついで」の提案をする背景には、顧客一人当たりの契約単価を上げたいという営業戦略が隠れている場合があります。

消費者側にとっての最大のリスクは、「比較検討(相見積もり)の機会を失うこと」です。蓄電池は太陽光発電の状況や電力使用量によって最適な機種が異なります。「ついで」の勢いで契約すると、専門性の不足により「メーカー保証が受けられない」「相場より数百万円高い」といったトラブルにつながる恐れがあります 。

【2026年2月版】蓄電池導入の優先順位チェックリスト

チェック1:太陽光発電システムを導入しているか?

2026年現在、最も重要な分岐点は「太陽光発電の有無」と「売電制度の適用状況」です。

【優先度:高】すでに太陽光を導入している(卒FIT済み・間近)

該当者
10年以上前に設置し、固定価格買取制度(FIT)が終了した方。
理由
現在の売電価格は7〜10円/kWh程度ですが、買電価格は36〜38円/kWh程度まで上昇しています。売るよりも「蓄電池に貯めて自分で使う(自家消費)」方が経済的メリットが見込める可能性が高いです。

【優先度:中】太陽光と蓄電池を「同時」に検討中

該当者
リフォームを機に、新規で太陽光と蓄電池をセット導入したい方。
理由
2026年2月現在、新規導入の売電価格は二段階方式が適用されています。「当初4年間は24円/kWh、残り期間は8.3円/kWh」という設計を前提に、長期的な収支シミュレーションを行う必要があります 。

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チェック2:「ついで工事」のメリットは本物か?

「足場があるから」というトーク

外壁塗装の足場は屋根のパネル設置には役立ちますが、地上に置く蓄電池本体の工事には全く必要ないケースがほとんどです 。蓄電池単体の設置で「足場代が浮く」という説明には注意してください。

「電気工事をまとめるから」というトーク

キッチンのIH化等の工事と蓄電池の配線は系統が異なるため、まとめることによる実質的な減額は限定的です。「共通費としていくら安くなるのか」の内訳を確認しましょう。

チェック3:リフォーム業者を信頼できるか?

蓄電池の施工には、メーカー発行の「施工ID」が不可欠です 。

  • 導入製品の「施工ID」を保有しているか?(持っていないとメーカー保証が無効になります)
  • 4.8kWh以上の蓄電池における消防法の設置基準(指定可燃物)を遵守しているか?

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見積もり比較:追加提案された蓄電池見積書の見方

リフォーム業者から受け取った見積もりは、以下の2026年2月時点の相場と比較してください。

  • 蓄電池の市場相場(工事費込)
    1kWhあたり15万円〜20万円が中央値です 。
  • 太陽光パネルの相場
    1kWあたり平均32.6万円(住宅用)が目安です。

「満足度No.1」といった広告表示を鵜呑みにしないでください。2025年6月には、客観的根拠のないNo.1表示を巡り、新日本エネックスに対して約9,989万円の課徴金納付命令が発出されるなど、不透明な勧誘への法的措置が厳格化されています 。

こちらの動画でも解説していますのでご覧ください!

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よくある質問(FAQ)

Q1. リフォーム中に蓄電池を勧められました。今契約しないと損ですか?

A1. 損になる可能性は低いです。国が実施していた最大60万円の「DR補助金」は2025年7月2日に予算終了しています 。2026年2月現在、利用可能なのは自治体(東京都の最大12万円/kWhなど)の補助金が主ですが、これらは登録業者であればどこでも申請可能です 。焦らず比較検討しましょう。

Q2. 4.8kWh以上の蓄電池は設置場所が難しいと聞きました。

A2. 消防法により、リチウムイオン蓄電池で4.8kWh以上のものは「指定可燃物」となります 。建物から原則3mの離隔が必要ですが、JIS規格適合品等の場合は0.5mまで緩和されます 。リフォーム業者がこの基準を正しく理解し、図面に反映しているか確認が必要です。

Q3. 見積もりが「一式」で詳細を教えてくれません。

A3. 信頼性に欠ける可能性があります。メーカー名、型番、蓄電容量(kWh)、パワーコンディショナの型番、標準工事費の内訳提示は、健全な取引の基本です。拒否された場合は、蓄電池の専門業者に相見積もりを依頼することをお勧めします。

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出典・参考情報

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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