蓄電池リースのデメリットは?受け取れる補助金についても解説!
太陽光発電システムとの相性が良く、光熱費の削減や停電対策が可能になる家庭用蓄電池。
家庭用蓄電池は、近年人気の高い住宅設備ですが、導入には200万円前後の費用が必要になる高額な住宅設備です。
「蓄電池を導入したいけれど、費用が不安・・」と感じる方におすすめなのが蓄電池のリース(レンタル)です。
目次
蓄電池のリースって何!?お得だと言われている理由は?
蓄電池のリースとは、月額料金を支払うことで家庭用蓄電池をレンタルすることができるサービスです。
蓄電池を購入する時にかかる購入費用や工事費用、メンテナンス費用が月額料金に含まれているので、蓄電池の導入費用が心配な人におすすめです。
ポイント① 機器代金や工事費用が月額料金に入っている
蓄電池を購入し自宅に設置する場合には、蓄電池の本体費用だけではなく、工事費用やメンテナンス費用、保険・メンテナンス費用など多くの費用がかかります。
しかし蓄電池のリースでは、月額である5,000円から10,000円に本体費用や工事費用、メンテナンス費用などが含まれています。
ポイント② メンテナンス費用がかからない
蓄電池をリースした場合、使用中に蓄電池が故障した場合であっても修理費用やメンテナンス費用がかかりません。
(契約内容によっては修理費用がかかるケースがあります。事前に契約内容をご確認ください)
蓄電池を購入した場合には、導入した蓄電池が故障してしまったら、修理費用が必要になります。
購入してすぐであれば、メーカー保証が使える場合もあります。
しかし、導入して時間が経っている場合や、保証対象外の故障の場合には、保証が使えません。
保証が使えない故障の場合には、数万円から数十万円の費用が必要になります。
ポイント③ 廃棄の手間がかからない
蓄電池を交換する場合などに蓄電池を廃棄する時には、10万円から20万円程度の費用が必要になります。
蓄電池をリースしたケースでは、契約終了するとリース元の会社によって蓄電池が回収されます。
蓄電池の「リース」と「購入」具体的にどこが違う?
蓄電池をリースする時には、蓄電池の選択肢に関しては注意が必要です。
蓄電池を導入する時には、購入するのか、リースするのかをしっかり検討しましょう。
違い① 初期費用
蓄電池を購入する場合、蓄電池の本体費用や工事費、メンテナンス費用などさまざまな費用が必要になります。
対してリースであれば、月額料金のみで全てまかなうことが可能です。
蓄電池を導入したいけれど、初期費用などが心配な場合は、蓄電池のリースを検討してみても良いでしょう。
違い② メンテナンス・破棄
蓄電池を購入した場合、メンテナンスや廃棄の費用が必要になります。
蓄電池を廃棄する時には産業廃棄物として廃棄する必要があります。
また、蓄電池を取り外す際には、電気工事も必要です。
蓄電池をリースした場合には、廃棄や工事をする際にも、リース元の会社に任せる事ができます。
違い③ 好みの蓄電池を選べるかどうか
蓄電池を購入する際には、好きなメーカーや好きな容量を選ぶ事ができます。
設置したいメーカーや蓄電容量が決まっている場合は、リースだと叶わない可能性もあるでしょう。
蓄電池を「リース」する時のメリットとデメリットは?
蓄電池をリースする際のメリットは、費用や手間を抑えられる点です。
対して、デメリットはメーカーや容量の選択肢の少なさでしょう。
リースのメリットは費用や手間を抑えられること
蓄電池をリースするメリットは、費用や手間を抑える事ができる点です。
蓄電池を導入したけれど、選ぶ手間やメンテナンスの手間をかけたくない人にとって、蓄電池のリースはメリットが大きいでしょう。
リースのデメリットは選択肢の少なさ
蓄電池をリースする時、望みの会社から要望通りの蓄電池をレンタルする事ができれば良いですが、そうはいかないケースも多いです。
また、蓄電池のリースは、途中解約できないケースが多いので注意が必要です。
蓄電池を「購入」する時のメリットとデメリットは?
蓄電池を購入する際のメリットは、選択肢の多さです。
対して、蓄電池を購入する際のデメリットは費用です。
購入のメリットは選択肢の多さ
蓄電池を購入するメリットは、メーカーや容量などの選択肢が多い事です。
蓄電池を購入する際は、メーカーや容量などを自分好みに選択することが出来ます。
蓄電池はメーカーごとに、特徴や使い勝手が異なります。
特に、蓄電池の機能や使い勝手は、自分や家族に合った物を選ぶことで、快適に蓄電池を使用した生活を送ることができるでしょう。
また、1日の電気の使い方によって、最適な蓄電容量が異なります。
自分の家庭や蓄電池の使い方に合った物を選ぶことができるのが、蓄電池を購入するメリットです。
購入のデメリットは初期投資などの費用
蓄電池を購入するデメリットは、初期投資やメンテナンスの費用です。
初期投資には、蓄電池本体の費用や工事費、保険などが必要になります。
さらに、蓄電池を導入した後は、メンテナンス費用や修理費用、廃棄費用が必要です。
【事前にチェック】蓄電池をリースする時に注意点はある?
蓄電池をリースして導入する場合の注意点は、契約内容に関することです。
何事もそうですが、契約をする際には、契約年数や契約内容を事前にしっかりチェックしておきましょう。
注意点① 契約途中での解約は違約金の発生も
蓄電池をリースする場合、契約から10年や15年が経つまでは解約ができないケースが多いです。
万が一、途中解約してしまった場合には、違約金が発生する可能性が高いので注意しましょう。
蓄電池をリースする場合には、契約前に契約内容と契約年数をしっかり確認しましょう。
注意点② 故障時などの修理費やメンテナンス費
蓄電池のリースを行う場合、故障時でも費用負担がないケースが多いです。
しかし、故障の原因や契約内容によっては、修理費用を負担しなければいけないので注意が必要です。
契約年数同様に、故障時の費用負担についても必ず確認しておきましょう。
注意点③ 長期契約だと購入の方が安いかも・・
蓄電池の月額料金は5,000円から10,000円程度の場合が多いです。
(蓄電池のグレードなどにより、月額料金が高くなる可能性があります)
蓄電池の寿命は10年から20年で、蓄電池を購入し、壊れるまで使う場合には20年以上使用できる場合もあります。
蓄電池のリースが月額10,000円だった場合、1年間の契約でかかる費用は120,000円です。
仮に20年間蓄電池をリースし続けた場合には、2,400,000円かかる計算になります。
240万円かかるのであれば、リースよりも購入の方が安いです。
蓄電池を長く使用したい場合には、リースよりも購入の方がお得になるケースがあるので、注意が必要です。
【2022年最新】蓄電池リースで補助金を利用することはできる?
最後に、蓄電池のリースで補助金を受け取れるかどうかを解説します。
蓄電池に対する補助金は、国や都道府県、自治体によって受け取れる条件が異なります。
蓄電池に対する補助金を受け取る条件のほとんどが、未使用品や購入した蓄電池に補助金を出すというものです。
蓄電池のリースでは、補助金を受け取れる可能性が低いのが現状なので注意しましょう。
都道府県や自治体によっては補助金が出る場合も!?
都道府県や自治体であれば、条件によってリースであっても補助金を受け取れる可能性があります。
リースであれ、購入であれ、蓄電池を導入する際には事前に都道府県や自治体の補助金情報をチェックしましょう。
蓄電池のリースは手軽に蓄電池を導入したい人に◎!
初期費用を抑えられる蓄電池のリースは、蓄電池を購入するよりも手軽に設備を導入することができるでしょう。
しかし、契約期間や月額料金によっては、購入する方がお得になるケースもあるので注意が必要です。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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