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HEMS(ヘムス)とは?メリット・デメリットと導入価格を徹底解説

太陽光発電 2025年11月21日更新

 

 

「HEMS(ヘムス)」という言葉、最近よく耳にしませんか?スマートハウスやZEH(ゼッチ)住宅の普及とともに注目されていますが、「具体的に何ができるの?」「導入するメリットはあるの?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。

結論から言うと、**HEMSは家庭のエネルギーを「見える化」し、家電を「自動制御」することで、無理なく電気代を節約できるシステムです。**さらに、太陽光発電や蓄電池と連携させることで、その効果は飛躍的に高まります。

この記事では、HEMSの基礎知識から導入のポイントまで、以下の3つの重要ポイントを専門家の視点で分かりやすく解説します。

  • HEMSの基本機能と仕組み:「見える化」と「制御」がもたらす具体的なメリットを解説します。
  • 導入価格と補助金の現状:機器代や工事費の相場と、2025年現在利用できる可能性のある補助金情報を紹介します。
  • メリット・デメリットの比較:節電効果や利便性といったメリットだけでなく、コストや対応機器の制限といったデメリットも公平に分析します。

HEMSを導入して、「賢く、快適で、エコな暮らし」を実現するための第一歩を踏み出しましょう。

第1章:HEMS(ヘムス)とは?仕組みと「できること」を解説

HEMSは「Home Energy Management System(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)」の略称です。一言で言えば、**「家庭のエネルギーを賢く管理する司令塔」**のような存在です。

1-1. HEMSの仕組み:家中のエネルギーを「見える化」&「制御」

HEMSは、主に以下の機器で構成されています。

  • 計測ユニット(分電盤):家全体の電気使用量や、部屋ごとの使用量を計測します。
  • 情報収集装置(HEMSコントローラー):計測データや家電の情報を集め、クラウドサーバーと通信します。
  • モニター(スマホ・タブレット):電気の使用状況を表示したり、家電を操作したりします。

これらの機器が連携することで、「今、どこで、どれくらい電気を使っているか」がリアルタイムで分かります。これが「見える化」です。

1-2. HEMSで具体的に「できること」

HEMSを導入すると、暮らしは以下のように変わります。

  • 電気代の節約:「見える化」により無駄な電力消費に気づきやすくなり、自然と節電意識が高まります。(一般的に約10%程度の省エネ効果があると言われています)
  • 家電の遠隔操作:スマホを使って、外出先からエアコンのスイッチを入れたり、消し忘れた照明をオフにしたりできます。
  • 自動制御(オートメーション):「電気代が高い時間帯はエアコンを自動で弱める」「太陽光発電が余ったらエコキュートでお湯を沸かす」といった制御を自動で行い、賢くエネルギーを使えます。

1-3. 政府も推進するHEMSの重要性

日本政府は、2030年までに全ての新築住宅にHEMSを設置することを目指しています。これは、カーボンニュートラルの実現に向けて、家庭部門の省エネが不可欠だからです。今後、HEMSは「あって当たり前」の設備になっていくでしょう。

出典:資源エネルギー庁「HEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)」

【章のまとめ】

HEMSは、家庭のエネルギー使用状況を可視化し、家電を最適に制御することで、省エネと快適な暮らしを両立させるシステムです。これからの住宅には必須の機能となりつつあります。

第2章:HEMS導入のメリット・デメリットと注意点

便利なHEMSですが、導入にはコストもかかります。メリットだけでなく、デメリットや注意点もしっかり理解した上で検討することが重要です。

2-1. HEMSの3つの大きなメリット

  1. 光熱費の削減(節約):
    前述の通り、「見える化」による意識変化と、AIなどによる自動制御で、電気代を削減できます。特に、電気料金プランに合わせて機器を制御する機能は、電気代高騰対策として非常に有効です。
  2. 生活の利便性・快適性向上:
    外出先からのお風呂のお湯張りや、エアコン操作、子供の帰宅確認(電力使用の変化で検知)など、IoT技術を活用した便利な生活が実現します。スマートスピーカーと連携して音声で家電を操作することも可能です。
  3. 太陽光・蓄電池との連携効果:
    HEMSの本領発揮はここです。太陽光発電の発電量や天候予測に合わせて、蓄電池の充放電やエコキュートの沸き上げを自動で最適化します。これにより、自家消費率を最大化し、経済的メリットを大幅に向上させることができます。

2-2. 知っておくべきデメリットと注意点

  • 導入コストがかかる:
    機器代と工事費で、一般的に**10万円~20万円程度**の初期費用がかかります。節電効果だけでこのコストを回収するには、数年~10年程度の期間が必要です。
  • 対応家電が必要:
    HEMSで制御するためには、「ECHONET Lite(エコーネットライト)」という通信規格に対応した家電(エアコン、給湯器、照明など)が必要です。古い家電は操作できない場合があります。(※赤外線リモコン対応のHEMS機器を使えば一部操作可能です)
  • メーカー間の互換性:
    基本的には共通規格(ECHONET Lite)がありますが、一部の独自機能は同一メーカーで揃えないと使えない場合があります。

【章のまとめ】

HEMSは光熱費削減や利便性向上、特に太陽光・蓄電池との連携において大きなメリットがあります。一方で、初期費用や対応家電の制限といったハードルもあるため、新築やリフォーム、設備導入のタイミングで検討するのがベストです。

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第3章:HEMSの導入価格と補助金情報【2025年版】

導入を検討する上で、具体的な費用と利用できる補助金は最も気になるポイントです。最新の相場観と制度について解説します。

3-1. HEMS導入費用の相場

HEMSの導入には、機器本体の価格と設置工事費がかかります。

項目 費用目安 内容
機器費用 約5万円 ~ 15万円 HEMSコントローラー、計測ユニット、モニター(タブレット等)など
工事費用 約3万円 ~ 5万円 分電盤への計測機器取り付け、通信設定など
合計 約8万円 ~ 20万円 システム構成や既存設備の状況により変動
※新築時に導入する場合は、HEMS対応分電盤などを標準採用することでコストを抑えられる場合があります。

3-2. HEMS関連の補助金制度

国や自治体は、HEMSの普及を後押しするために補助金制度を用意しています。

  • 国の補助金(DER補助金など):
    「分散型エネルギーリソース活用実証事業(DER補助金)」などでは、蓄電池やHEMSの導入費用の一部が補助されます。HEMS単体での補助は少なくなっていますが、蓄電池やV2Hとセットで導入することで、高額な補助金を受けられる可能性があります。
  • 自治体の補助金:
    東京都の「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」など、多くの自治体が独自にHEMS補助金を実施しています。「(お住まいの自治体名) HEMS 補助金」で検索してみましょう。
  • ZEH補助金:
    ZEH住宅を建てる場合、HEMSの設置は必須要件となっており、ZEH補助金(定額55万円~など)の中に実質的に含まれる形となります。

補助金は予算上限や申請期限があるため、早めの確認が必要です。

出典:一般社団法人 環境共創イニシアチブ (SII)

【章のまとめ】

HEMSの導入費用は10~20万円程度が目安です。蓄電池などとセットで導入することで、国のDER補助金や自治体の補助金を活用し、実質負担を大幅に軽減できる可能性があります。

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よくある質問(FAQ)

Q1. HEMSを導入するだけで電気代は安くなりますか?

HEMSを導入する「だけ」で自動的に安くなるわけではありません。「見える化」機能を見て、無駄な電気を消すなどの「行動」を起こすことで初めて節約になります。

ただし、最近のHEMSはAI機能などで機器を自動制御してくれるものも増えており、意識しなくても省エネ効果が得られるようになりつつあります。

Q2. 今ある家電はそのままHEMSで使えますか?

HEMSで操作・制御するためには、家電側が「ECHONET Lite」などの通信規格に対応している必要があります。対応していない古い家電は、そのままでは連携できません。

ただし、赤外線リモコン信号を学習できるHEMS機器などを組み合わせることで、ON/OFFなどの基本操作が可能になる場合があります。

Q3. HEMSの設置工事は大変ですか?

いいえ、それほど大掛かりな工事ではありません。通常は半日~1日程度で完了します。

分電盤に計測ユニットを取り付け、情報収集装置を設置・設定する作業が中心です。既存の住宅にも問題なく後付け設置が可能です。

Q4. 太陽光発電がなくてもHEMSを入れるメリットはありますか?

はい、あります。電力使用量の「見える化」による節電意識の向上や、スマホでの家電遠隔操作といったメリットは、太陽光発電がなくても享受できます。

ただし、経済的なメリット(費用対効果)を最大化するためには、太陽光発電や蓄電池と組み合わせてエネルギーマネジメントを行うのが最も効果的です。

Q5. インターネット環境は必要ですか?

はい、HEMSの機能をフル活用するためには、常時接続のインターネット環境(Wi-Fiなど)が必須です。

外出先からの操作や、クラウドサーバーでのデータ解析、天気予報との連動などは、インターネットを通じて行われます。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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