【電気代と節約方法】空気清浄機が空気をキレイにする仕組みは?
花粉症やアレルギーのある人にとって、なくてはならないのが「空気清浄機」。
今年は、新型コロナウイルスの影響で在宅時間も長くなり、空気清浄機の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
しかし、新しい家電を導入する時に、どうしても気になってしまうのが電気代。
今回は、空気清浄機のメーカー別の電気代や、オススメ商品、空気清浄機の種類について解説します。
空気清浄機を初めて導入する人も、買い替える人も、参考にしていただければ幸いです。
目次
【種離別】空気清浄機が空気をキレイにする仕組みは?
空気清浄機の種類は、主に下記の3種類です。
・ファン式空気清浄機
・イオン式空気清浄機
・電気集塵式空気清浄機
3種類とも特徴が異なり、空気をキレイにする方法が異なります。
空気清浄機を購入する際には、それぞれの特徴やメリットを比較し、家庭に合った商品を選びましょう。
原理は水のろ過と同じ!ファン式空気清浄機
水をろ過する時のように、空気をフィルターに通してほこりやちり、花粉などを取り除くのがファン式空気清浄機です。
ファン式空気清浄機は、取り込んだ空気を2枚から3枚のフィルターでキレイにするのでフィルターの手入れや定期的な交換が必須です。
メーカーによっては「フィルターの交換が10年必要ない」などの商品も販売されています。
ファン式空気清浄機を購入する際には、お手入れ方法だけではなく、フィルターの交換目安も確認しましょう。
電気の力できれいな空気を!電気集塵式空気清浄機
ファン式空気清浄機のようなフィルターに加え、静電気の力を使って空気をキレイにするのが「電気集塵式空気清浄機」です。
電気の力を使ってほこりやちりを集めますが、静電気を起こす機械が搭載されているので、本体が大きい傾向にあります。
部屋になるべく家電を置きたくない人や、部屋をスッキリ保ちたい人には向いていません。
空気を吸わずに清浄!イオン式空気清浄機
空気を吸わずにイオンを放出し、ウイルスを無効化することが出来るのが「イオン式空気清浄機」です。
ファンが付いていないので音が静かで、価格が抑えられていますが、ほこりやちり、花粉などは集められません。
ウイルスを無効化するので、人が通ることが多い玄関などへの設置がおすすめです。
空気清浄に加えて様々な機能が搭載された商品も!
現在販売されている空気清浄機には、空気清浄以外にも加湿機能や除湿機能が搭載された商品があります。
中には、暖房扇風機の機能、イオン発生器などが搭載された商品もありますので、使用する部屋などによって商品を選択しましょう。
【メーカー別オススメ商品!】空気清浄機の電気代はいくら?
次に、シャープ・パナソニック・ダイキンのメーカー別のおすすめ商品と、電気代を紹介します。
空気清浄の1時間当たりの電気代は、大きく変わることはありませんが、使用する機能によって電気代が変わります。
また、同じ空気清浄機能でも、強と弱で大きく電気代は変わりますので、よくチェックしましょう。
プラズマクラスターが魅力!シャープ
シャープが販売している空気清浄機の中でおすすめなのが「KI-ND50-W」です。
シャープ独自のプラズマクラスター25000が搭載されており、花粉や細かな粒子が壁などに付着するのを防ぎます。
さらに、加湿機能に加えて除湿機能も搭載されていますので、部屋干しする方や花粉が気になる方におすすめです。
KI-ND50-Wの消費電力は、空気清浄のみ作動した場合、強で68W、弱で4.6Wです。
1時間当たりの電気代は、強で約1.8円、弱で約0.12円と大きく電気代が異なります。
空気清浄機能に加えて除湿機能を使用すると、1時間当たり強は約5.7円、弱は約5円の電気代がかかります。
空気清浄に加え、除湿機能も使用したい方は、電気代が高くなってしまう恐れがあるので注が必要です。
参照:https://jp.sharp/catalog/pdf/air-kuusei.pdf
ナノイー搭載!パナソニック
パナソニックの「F-VXU90」は、ナノイー搭載で木目調とホワイトの2カラーが販売されています。
空気清浄以外の機能は、加湿機能とナノイーです。
ナノイーの力で、空気中の花粉も除去してくれます。
空気清浄機能のみでの消費電力は、ターボ(強)で88W、静音(弱)で5.5Wです。
1時間当たりの電気代は、ターボ約2.4円、静音約0.2円で、大きく電気料金が変わるのが分かります。
また、加湿機能と空気清浄機能を同時に使用した場合の電気代は、ターボ約1.8円、静音約0.3円です。
汚れの分解が可能!ダイキン
ストリーマ機能で空気中の除菌をしてくれるのがダイキンの「MCK55Y」です。
カラーは、ホワイト、ブラウン、カームベージュが販売されており、お部屋の雰囲気によって色を選ぶことが出来ます。
空気清浄以外の機能は、加湿機能とストリーマです。
ストリーマは、フィルターで捕まえたウイルスを特殊なライトで除菌してくれます。
空気清浄機能のみでの消費電力はターボ(強)70W、弱10Wです。
1時間当たりの電気代は、ターボで約1.89円、弱で約0.27円で、大きな差があります。
空気清浄機能に加えて、加湿機能を使用した場合の1時間当たりの電気代は、ターボ約1.94円、弱0.41円です。
参照:https://www.daikinaircon.com/ca/tw/spec.html
【光熱費削減】空気清浄機の電気代を節約する方法3選!
ここまで、空気清浄機の仕組みや1時間当たりの電気代について解説しましたが、強運転をすると1日20円以上の電気代がかかることが分かりました。
次に、空気清浄機の電気代を節約する方法を3つ紹介します。
空気清浄機の電気代が気になる方は、ぜひ実践してみてください。
節約方法① 空気の汚れに合わせて強さを調節!
空気清浄機の電気代は、強運転と弱運転で大きく電気代が異なります。
普段は弱運転に設定し、空気の汚れが気になり時に強運転に切り替えることで、電気代の節約が可能になります。
また、フィルターが搭載されている空気清浄機では、効率よく空気をキレイにするために、フィルターのお手入れも大切です。
フィルターが汚れてしまうと、効率よく空気清浄を行えず、余計に電気代がかかってしまうケースもあるので注意しましょう。
節約方法② 使わない時には電源を切る!
空気清浄機は、他の家電と同様に使った分だけ電気代が発生します。
1日家にいない日や、掃除・換気中、旅行の時などに、電源を切っておくことで節電効果があります。
寝室に設置した場合には、夜に稼働音が気になってしまうこともありますので、電源を切ることで音が消え、節電にも繋がるでしょう。
節約方法③ 部屋の広さに合った製品を選ぶ!
空気清浄機を購入する時には、部屋の大きさに合った製品を選ぶことも大切です。
部屋の大きさと、空気清浄機の対応畳数を合わせることで、効率よく空気をキレイにすることが出来ます。
しかし、部屋の大きさと対応畳数が合っていない場合、効率よく空気清浄を行えず、電気代が余計にかかってしまう可能性もあるので、注意しましょう。
空気清浄機の電気代が気になる時は電気プランの見直しもあり
空気清浄機の節電方法ではありませんが、毎月の電気代が気になるのであれば、電気料金プランや電力会社を変えてしまうのもアリです。
近年、電力自由化により、電気代が安いプランや基本料金が無料の会社があります。
さらに、電気料金の支払いでポイントが貯まる会社もありますので、電気代を節約したい方は、電気料金プランや契約会社を変えてみましょう。
電気代を節約したいなら空気清浄機の使い方の工夫を!
今回は、空気清浄機の仕組みや電気代について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
現在は一口に空気清浄機と言っても、花粉が気になる方や、除湿機能を使いたい方、ウイルスが気になる方など、様々な要望に応える商品が販売されています。
空気清浄機を置く部屋や、使い方によって選ぶことが出来ます。
空気清浄機を購入する時には、空気清浄機能に加え、どんな機能が搭載されている製品を購入するか悩むのも、楽しみの一つなのではないでしょうか。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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