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【対策紹介】審査が”ゆるい”リフォームローンってあるの?

その他リフォーム 2024年01月04日更新

長く住んでいる家や相続した家で、快適に生活ができるように住宅設備や内装を一新するリフォーム。

リフォームにも、キッチンや浴槽を一部リフォームする小規模なリフォームから、間取りや内装を変えてしまう大規模なリノベーションまで様々です。

今回は、リフォームローンを組む時の審査が心配な人に向けて、審査のゆるいリフォームローンの特徴や対策などを解説していきます。

基準が違う!審査がゆるいリフォームローンもある!

リフォームローンに限らず、ローンの審査基準は会社や銀行などによって様々です。

審査の基準が違うので、1度ローン審査に落ちてしまっても、他のローンの審査が通ることも充分にありえます。

しかし、あまりにも返済遅れが多い場合や、他社からの借入が多い場合には、どのローンも通りにくくなるので注意が必要です。

また、どのローン商品であっても、審査基準が明確に示されているわけではないので「絶対に通る(通らない)」はあり得ません

審査基準が分からない以上、ローン審査が心配な人は、審査が通りやすいと言われているローン商品を選択するなどの対策を行うことがおすすめです。

審査が通りやすい金融機関の特徴は?

リフォームローンを扱っている銀行や企業の中には、いわゆる”審査がゆるい”と言われる所も存在します。

また、普段は審査がゆるいとは言えないリフォームローンも、タイミングによっては審査が通りやすくなっている可能性もあるので、タイミングも重要です。

特徴① インターネットバンキング

店舗のないインターネットバンキングは、ローン審査に通りやすいです。

インターネットバンキングは、店舗がない場合が多く、店舗の管理などの経費が掛かりません。

コスト的に余裕があることから、審査が通りやすく設定されていると予想できます。

しかし店舗がない分、手続きや書類の準備などは全て自分でしなければいけません。

何かあった時に、店舗にて対面で対応してほしいと思う人には向いていないと言えます。

特徴② リフォーム会社の信販会社

リフォームをする会社と提携している信販会社も、審査が通りやすいと言われています。

信販会社でローンを組む場合、リフォーム会社の人がアドバイスしてくれることも審査が通りやすい要因だと言えます。

しかし、信販会社は銀行とは違い「貸金業法」が適用されます。

銀行は貸金業法ではなく、銀行法という法律に基づいてお金を貸しています。

対して、貸金業法は”貸しすぎと借りすぎ”を防止するために制定された法律です。

借りすぎを防止するために、年収の3分の1以上は借りることが出来ないので、注意しましょう。

特徴③ 長く利用している銀行

給料の受け取りや、生活費などの引き落としに使用している銀行も、日々の取引や経済状況が確認しやすいため審査が通りやすい傾向にあります。

また、普段取引している銀行であれば、自宅近くに店舗がある場合も多く、何かあった時にすぐに相談することが出来ます。

さらに、口座を所有している人が新たにリフォームローンを組む場合、金利面で優遇されるケースもあります。

特徴④ 組合員向けのローン商品

生協や農協などでもリフォームローンを、組むことが可能な場合があります。

組合員向けのローン商品は、審査に通りやすいだけではなく、金利の条件なども良いところが多いので、リフォームローンを考えている方はチェックしてみるとよいでしょう。

特徴⑤ メガバンク

審査が厳しそうに感じるメガバンクも、タイミングによっては審査に通りやすい可能性があります。

メガバンクはその名の通り大きな規模の銀行なので、店舗ごとのノルマが多いようです。

店舗のノルマが足りない時に審査を申し込むと、審査が通りやすくなる可能性があります。

しかし、審査が通りやすいタイミングが分かりづらく、返済遅れや他社からの借り入れがある時には審査が通らない可能性も十分にあるので、注意しましょう。

リフォームローンで審査に通らない条件ってあるの?

銀行や会社によって、審査の条件が異なるリフォームローンですが、許容範囲は違えど確認している項目は似ています。

特に、他社からの借り入れ完済時の年齢は、審査に影響する場合が多いので、注意しましょう。

他社のローン状況は審査に影響する可能性大

リフォームローンだけではなく、ほぼすべてのローンで影響してくるのが他社からの借り入れ状況です。

特に、返済遅れや返済不能となった過去がある人は、新たにローンを組むことが難しいと言えるでしょう。

返済遅れなどをしていなくても、他社からの借り入れが多い場合は、リフォームローンを組むことが難しい場合があります。

他社からの借り入れがある場合、完済後にローンを組むと審査が通りやすくなります。

ちなみに、スマートフォンや家電などの分割の支払いも、他社からの借り入れとなりますので注意しましょう。

完済時に高齢になる場合も影響する

ローン商品を販売している会社は、出来るだけ完済できる人にお金を貸したいのが本心です。

完済時の年齢が60代・70代であれば、まだ審査に通る可能性はありますが、完済時に80代以上の場合、審査に通らない可能性もあります。

長期的なリフォームローンを組みたい人は、ローンを組む時の年齢に注意しましょう。

年収とのバランスも大切!

年収を大幅に上回る借入も、審査が通りにくい可能性が高いです。

例えば、月収20万円の人に月10万円の返済をしてもらうのは不安になりますよね。

銀行や会社によって年収の何倍以上の借り入れが可能なのかを、設定している場合が多いです。

借入額が多すぎてリフォームローンの審査が通らない場合は、借入額を少なくすることで審査に通りやすくなります。

年収と借入のバランスが合わない時には、ペアローンを組む方法もあります。

ペアローンとは、夫×妻や息子×父など、ローンをそれぞれ契約し、返済をしていきます。

仮に、3000万円をどうしても借りなければいけないのに、審査に通らない場合に、夫が2000万円借り入れし、妻が1000万円借入するなどの方法を取ることが可能です。

リフォームローンの審査に通りやすくする方法がある!?

リフォームローンの審査が通りにくくなる理由がある一方で、審査に通りやすくする方法もあります。

リフォームローンの審査が心配な人は、参考にしてみてください。

方法① 長く利用している銀行に審査を申し込む

リフォームローンの審査を受けるときには、最初に普段利用している銀行に審査を申し込んでみましょう。

日常的に利用している銀行であれば、審査が通りやすいだけではなく、月々の返済も楽です。

また、日常的に銀行を利用していることにより、金利などの条件が優遇されるケースもあります。

他の銀行や会社でリフォームローンを組むよりも、お得にローンを組める可能性があるので、はじめに検討するのは”いつも利用しているところ”がおすすめです。

方法② 可能であればローンを完済する

他社に借入がある場合、ローンの審査に影響する場合があります。

特に注意してほしいのが、借入と認識しにくいスマートフォンのや家電の分割払いリボ払いです。

リフォームローンを組む時には、借入状況だけではなく、クレジットカードの使用状況も調査されます。

もし、リフォームローンを検討していて、分割払いやリボ払いを支払い中であれば、完済してしまうことで審査に通りやすくなります。

審査緩いだけで大丈夫?リフォームローンを選ぶときの注意点

一概に審査がゆるいと言っても、いいことばかりではありません。

審査のゆるいリフォームローンは、金利が高く設定されていることもあり、支払い総額が多くなってしまいます。

リフォームローンを組む時には、審査のゆるさだけではなく”金利がどのくらいなのか”、”支払総額はいくらなのか”を確認しましょう。

注意点① たくさんのリフォームローンの審査を受けない

リフォームローンの審査を受けるときに注意してほしいのが、多くの審査を受けないことです。

1度にたくさん審査を受けて、手間をかけたくない気持ちは分かりますが、審査を同時に何社も受けることで、審査に有利になることはありません。

有利になるどころか、審査が通りにくいから何社も受けているのでは・・と思われ、審査に不利になってしまう可能性もあります。

可能であれば、多くても1.2社ずつ審査を受けましょう。

注意点② 審査の緩いリフォームローンは金利が高い可能性も

リフォームローンは住宅ローンの中でも金利が高いことが特徴です。

新築を建てる時に利用する住宅ローンの金利は0.38%から1%に対し、リフォームローンは1.3%から4%です。

金利はローンの支払総額に影響します。

審査がゆるいリフォームローンは、金利が高く設定されている可能性もあるので、しっかりと金利もチェックしましょう。

審査が緩いリフォームローンを探すならまずは対策しよう!

今回は、審査のゆるいリフォームローンについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

今ある家をよりよくするために行うリフォーム。

新しい設備に間取り、一新した自宅を想像するだけでワクワクしますよね。

しかし、リフォームは大規模になればなるほど、ローンと切り離して考えることはできません。

特に、ローン審査に不安がある人は、ローン審査に有利になるようしっかりと対策を行いましょう。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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