一部だけ外壁塗装する場合の費用は?【全体との費用相場を徹底比較】
外壁塗装を検討しているけど、費用が高く中々、踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
費用を安く抑えるために、一部の塗装を検討する方も少なくありません。
そこで今回の記事は、外壁塗装の一部・全面塗装の費用相場や、費用を安く抑える方法などについてご紹介します。
目次
外壁塗装は一部だけしない方が良い3つの理由
外壁塗装一部のみしない方が良い理由について解説します。
全面塗装と足場代の値段は変わらない
全面塗装と部分塗装の足場代は、15万〜20万円かかります。
一部の外壁を頼む場合も、同じ費用が発生するため、全面塗装することで足場代の費用が1回で済み、足場代を大幅に節約することができます。
一部のみの塗装は色ムラが出やすい
一部のみ塗装すると、周りの外壁の色と合わせることが難しく、塗装業者の技術によって色ムラが出てしまう可能性が高いです。
また、塗装前と塗装後の色味が変わってしまうため、建物のイメージが不自然になってしまう場合もあるようです。
しかし、全面塗装をすることで、外壁を均一に塗れるため、キレイに仕上げることができます。
外壁全体の劣化は予防できない
劣化している外壁は、耐久性も落ちていることも多く、一部のみでは補修することが難しいため、全面塗装がおすすめです。
以前に使った塗料を確認して、なるべく耐用年数の高い塗料を選ぶようにしましょう。
耐用年数の高いものは、長期間の劣化を防げたり、塗装費用の回数を減らせたり、塗り替え時期を延ばせたりすることができます。
外壁塗装の費用相場【部分補修・全体補修】
外壁塗装の費用相場を、部分補修・全体補修に分けて紹介します。
外壁の補修内容によって、一部分で済む場合もあるのであてはまる症状を確認しましょう。
部分補修の費用相場
補修箇所 | 相場費用 |
ひび割れ | 1,800~2,500円/㎡ |
外壁の穴・傷の補修 | 約1,000~6,000円/1箇所あたり |
チョーキングの補修 | 2,000~50,000円/㎡ |
カビ・コケの除去 | 200~250円/㎡ |
コーキング材の補修 | 500~900円/m |
外壁塗装(30坪) | 45万~60万円 |
部分的な補修は、工期も短く済み、外壁の渇きも早く費用を安く抑えることができます。
塗料や外壁の症状によって、費用は異なるため、目安を覚えておきましょう。
全体補修の費用相場
全体補修する箇所 | 相場費用 |
外壁塗装(30坪) | 60万~100万円 |
屋根補修 | ・カバー加工:60万~120万円 ・塗装:40万~60万円 ・葺き替え:140万~200万円 |
屋根や外壁に大きな傷みがある場合は、屋根・外壁の全面を新しくする必要があります。
特に雨漏りが見られたり、劣化が激しかったりする場合は、塗装での補修が難しいため全面的にリフォームしなければなりません。
部分的な外壁塗装をする際の注意点
部分的な外壁塗装での注意点を紹介します。
次回の塗り替えのタイミングが掴みづらい
一部だけ塗装すると、塗装しなかった部分の塗り替え時期を掴みづらくなります。
その場合は、塗料の耐用年数が高いものを塗ることで、塗装しなかった部分と時期を合わせることができます。
また、劣化・色あせが目立つ場合は、全面塗装を検討してみるのも良いでしょう。
劣化する度、塗装が必要
一部のみの塗装は、費用を抑えることができますが、外壁全体の劣化を防止することはできません。
劣化が目立つ建物は、全体的に劣化している場合もあり、一部だけ修理しても後々、外壁の修繕が必要になります。
全面塗装することで、シロアリや雨漏りなどの二次被害を予防することができます。
DIYは周りの色と合わせるのが難しい
外壁塗装をDIYでする場合は、塗装前との色合わせが難しく、色ムラが出やすいです。
DIYは、業者の費用を抑えることができますが、家庭用の脚立などを使う場合は転落のリスクもあり危険です。
また、完成まで時間がかかり、プロに依頼する場合と比べて仕上がりに大きな差が出やすいでしょう。
DIY後に外壁に剥がれが出た場合は、業者に依頼することになり、逆にコストが高く付く場合もあります。
外壁塗装の費用を安くすませる方法
外壁塗装は、大掛かりなリフォームのため、費用が高く付きやすいです。
そこで、外壁塗装の費用を安く済ませる方法について解説します。
補助金・助成金を活用する
国や各自治体では、一部の外壁塗装の費用を負担する制度が2つあります。
- 補助金:申請者中から支給対象者が選ばれる
- 助成金:条件が合えば支給される可能性が高い
補助金・助成金は、応募期間があり早めに申請することがおすすめです。
申請条件は、各自治体によって異なるため、条件にあてはまるのか確認することが重要です。
火災保険を活用する
自然災害で外壁が破損した場合は、火災保険が使える場合もあります。
- 風災
- 落雷
- 爆発
- 破裂
- 雹災
自然災害の被害を受けてから、3年以内に申請する必要があります。
火災保険の申請は、契約者本人が申請するようにしましょう。
相見積もりを取る
相見積もりを取ることで、適正価格を知ることができます。
一括見積りサイトなどで、見積り費用を比較することが可能です。
近所に外壁塗装の業者がない場合や匿名で探したい場合は、利用してみるのも良いでしょう。
外壁塗装は全面塗装の費用が安く、家全体の劣化を予防
外壁塗装の全面塗装は、一部塗装よりコストが高い分、家全体の劣化の予防ができます。
一部のみの塗装は、コストが抑えられる一方で、こまめな塗り替えが必要になります。
高額な費用が掛かるため、長期的な目線で、全面塗装を検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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