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エアコン暖房の電気代が高い?節約方法・暖房別コスト比較をご紹介!

その他リフォーム 2024年01月04日更新

毎年冬には暖房が欠かせない!という地域にお住まいの方は、「エアコンの暖房費が高い…」と困った経験をお持ちではないでしょうか?

灯油代の値上げも気になりますし、できればより空気のきれいなエアコンを主に活用したいと考えている方は多いはず。

そこで本記事では、「エアコン暖房の電気代」をテーマに、役立つ以下のポイントを解説していきます。

  • エアコン暖房の電気代の目安・冷房より高い理由
  • さまざまな暖房器具別・コストを徹底比較
  • エアコン暖房の電気代を節約する3つのコツ

ほかにも、「エアコンはつけっぱなしの方がお得?」といったよくある疑問にもお応えしています。

本記事を読めば、今より安くエアコン暖房を活用できるようになりますので、冬場の光熱費を抑えたい方はぜひ目を通してみてくださいね!

エアコン暖房の電気代の目安はいくら?冷房より高い理由も解説

まずはじめに、エアコン暖房の毎月、毎年の電気代の目安や、暖房が冷房よりコストがかかる理由をくわしく解説していきます。

エアコン暖房でかかる電気代の目安は?

1時間あたり「約13円」、24時間つけっぱなしで「約300円」が、エアコン暖房でかかる電気代のおおよその目安です。

エアコンが最小電力(100Wほど)であれば1時間「約3円」ほどで使えますが、最大電力(1,500W)であれば「約40円まで電気代が上がることも覚えておきたいところ。

以下にサイズ別・エアコン暖房費の目安をご紹介していきます。

サイズ

電気代の目安(1時間あたり)

電気代の目安(24時間あたり)

6畳(約450W)

約12円

約290円

8畳(約500W)

約14円

約330円

10畳(650W)

約18円

約430円

12畳(820W)

約22円

約530円

14畳(1050W)

約28円

約680円

エアコンのサイズが大きいほど電気代が高くなるため、節約のためには「小さな部屋で過ごす」といった工夫も活用できそうですね。

エアコン暖房が冷房より高いのはなぜ?

2人世帯であれば、エアコンの暖房費は冷房費に比べて毎月1,000円ほど高くなります

暖房が冷房より高い理由は、「気温と設定温度の差が大きい」からです。

エアコンは設定温度に達するまでの間が一番電気代がかかるため、家の中と外の温度差が大きい冬場は不利ということですね。

たとえば、気温33℃の夏場に冷房を使う場合、設定温度が28℃であれば温度差が5℃だけです。

気温5℃の冬場に暖房を使う場合は、設定温度20℃であれば温度差が15℃ですので、やはり暖房の方がコストがかかる結果となります。

【暖房器具別】コストを徹底比較!エアコン暖房より安い器具はある?

つづいて、エアコン暖房と、さまざまな他の暖房器具の光熱費をくわしく比較していきます。

暖房器具別の1時間・1日あたりの電気代の目安を比較

まずは、エアコン暖房と他の暖房器具の電気代を比較した結果を見比べていきましょう。

種類

電気代(1時間あたり)

電気代(24時間あたり)

エアコン暖房(450W)

約13円

約300円

ハロゲンストーブ(1,200W)

約35円

約800円

石油ファンヒーター(150W)

約3円

約70円

ガスファンヒーター(30W)

約0.5円

約120円

ホットカーペット(450W)

約13円

約300円

電気こたつ(300W)

約8円

約200円

燃料費を別として考えれば、灯油やガスファンヒーターの電気代がもっとも安いという結果になりました。

一方で、ホットカーペットなどと比べてもエアコンの電気代は高くなく、部屋を暖める性能を考えればエアコンはかなりお得であることがわかります。

灯油の暖房はエアコンより光熱費が安い?

灯油ファンヒーターは一昔前はエアコンより光熱費がお得でしたが、現在ではエアコンとほとんど変わりません

近年のガソリン代の高騰に釣られて、全国的な灯油代も年々上がっており、灯油のファンヒーターは今後ますます不利となってゆくでしょう。

灯油代の値上がりは今後も続く可能性が高いため、今からでもエアコン暖房へ乗り換えることを本記事ではおすすめします

ガスファンヒーターも同様にエアコンより不利な立場ですので、お得なオール電化も含めてじっくり検討してみてくださいね!

エアコン暖房の電気代を節約する「3つのコツ」をくわしくご紹介!

つづいて、エアコン暖房の気になる電気代を今すぐ節約する、3つのコツをご紹介していきます。

【コツ①】窓から入ってくる寒気をシャットアウトする

エアコン暖房の電気代を下げるためには、窓から入ってくる冷気をとことんカットする方法が有効です。

たとえば「厚手のカーテンに変える」「窓に断熱シートを貼る」など、ちょっとした出費で部屋の断熱効果を上げてみましょう。

予算に余裕があれば、窓ガラスを2重にリフォームする工事も断熱対策として非常にオススメです。

家の断熱性を高めることで、夏場のエアコン冷房費の節約効果も上がります。

節約を徹底したいなら「窓」まわりを改善してくださいね。

【コツ②】弱風よりも「自動運転」の方が電気代がお得!

節約のために最初からなんとなく「弱」設定にするのは逆効果です。

基本的には、エアコンの自動運転に任せてしまいましょう

エアコンがもっとも電気を使うのは設定温度に達するまでの間ですので、弱設定でじわじわ温度を上げていくのは余計にコストがかかってしまいます。

自動運転なら、設定温度までフル回転で暖めた後はすぐに弱に変わるため、結果的にいちばん電気代を安く済ますことができます

むしろ私達ができるベストは「少し厚手の服に着替えて、設定温度を下げる」ことです。

薄くて暖かい部屋着を新調して、エアコン代を節約しましょう。

【コツ③】見落としがち!フィルター清掃はこまめにしよう

乾燥しがちな冬は夏よりフィルターが詰まりやすいです。

こまめに清掃して、エアコンを最適な状態に保つことで電気のムダをなくしましょう

エアコンのフィルターが詰まっていると、部屋を暖めるために余計な電気代がかかるだけでなく、暖まるまでの時間も遅いのでストレスですよね。

さらに、室外機のまわりに物が多いと空気の循環がしにくく性能が落ちてしまうため、できるだけスッキリさせておく必要があります。

エアコンのフィルター清掃はできれば2週間に一回最低でも1か月に1回はしたいところです。

きれいなフィルターは気分も新鮮になりますので、ぜひお試しください。

エアコン暖房はこまめに切るよりつけっぱなしがお得?

結論から言えば、1時間くらい外に出かける程度なら、冬場にエアコンを切るよりつけっぱなしの方がお得です。

たった1時間の外出でも、部屋の温度はかなり下がってしまいます。

帰ってスイッチを入れると設定温度まで上げるのに大きな電気を使うので、つけっぱなしの方がお得ということですね。

なんとなくもったいない気がしてしまいますが、ちょっとした買い物程度の外出なら、エアコン暖房はつけっぱなしで出かけるのがおすすめです。

【まとめ】エアコン暖房の電気代は高くない!灯油からシフトしよう

エアコン暖房の平均的な電気代は「1時間あたり約13円」であり、灯油ファンヒーターの光熱費と比べてもそれほど高くありません

むしろ、灯油やガスといった資源は現在どんどん値上がりしていますので、今からでもエアコンやオール電化に乗り換えるメリットは充分に高いでしょう。

エアコン暖房の電気代は、厚手のカーテンや断熱窓へのリフォームなど、外気温を断熱する努力でさらに節約することもできます。

最近のエアコンは省エネ性能がますます進化していますので、興味のある方はぜひ販売店やリフォーム業者などに相談してみてくださいね!

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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