【徹底解説】ファーウェイの蓄電池「LUNA2000」はお得？

「ファーウェイの蓄電池が人気って聞いたけど、実際の性能や評判はどうなの？」

性能やコスパに優れるファーウェイ蓄電池ですが、「海外メーカー品は保証やアフターサポートが不安…」と心配になる方も多いはず。

そこで本記事では、ファーウェイ蓄電池の人気商品「LUNA2000シリーズ」をとことん知るための、以下の重要ポイントを解説していきます。

• 蓄電池・太陽光メーカーとしてのファーウェイの実績や評判
• LUNA2000シリーズのスペック・実売価格・保証内容
• LUNA2000ならではの有利なメリット・気になるデメリット

結論からいえば、LUNA2000は「国内メーカーに引けを取らない高性能、世界トップクラスのコスパが非常に魅力的」なオススメ蓄電池と断言できます！

「日本の蓄電池は似たりよったりで決められない…」とお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にして、ファーウェイ蓄電池も検討してみましょう！

【パワコン売上世界No.1】ファーウェイの蓄電池は信頼できる？

高性能なスマートフォンやタブレットでおなじみのファーウェイ（HUAWEI）は、1987年に中国で創業した世界トップレベルの電子機器メーカーです。

現在までに世界の約200か国に通信インフラ設備を提供し、スマートフォンの売上では、あのAppleを抜いて世界No.2を記録したこともあるほど。

太陽光発電や蓄電池システムの開発・販売にも巨額の資産を投入しており、とくに太陽光パワコンは「世界No.1」の売上を誇ります。

ファーウェイは成長著しい中国IT企業の先駆者としての実績・地位を確立しており、蓄電池の品質や性能に関しても「信頼性は充分」といえるでしょう。

ファーウェイの蓄電池LUNA2000の特徴・価格・保証を徹底解説

つぎに、LUNA2000シリーズのスペックや価格設定、気になる保証内容を徹底解説していきます。

【スペック】LUNA2000の性能や実売価格・保証を表でご紹介

まずは、LUNA2000シリーズの性能や実売価格、保証内容を以下の表で確認していきましょう。

【特徴】ニーズにあわせて「5kWh〜30kWh」まで容量を選べる

LUNA2000シリーズの特徴は、蓄電池ユニットを最大3つ積み重ねることで、軽量・コンパクトながら「15kWh」もの大容量を実現していることです。

さらに、15kWhの蓄電池システムは「2台まで増設可能」のため、各家庭のニーズにあわせて「5kWh〜30kWh」まで自由に拡張できます。

通常の蓄電池は後からバッテリーを増設すると「古い電池の影響でパワーが落ちて」しまいますが、LUNA2000は電池ごとに独立管理しているため悪影響を受けません。

また、残量ゼロの状態から「約3.3時間」でフル充電できることも強みです。

突然の台風警報などで急いでチャージしたいときでも安心ですね。

【強み】「アーク放電」を0.5秒で遮断！安全性が非常に高い

LUNA2000シリーズの強みは、徹底した火災に対する安全性にあります。

ファーウェイ独自の「AFCI機能」により、「アーク放電」にとにかく強いことが特徴的です。

アーク放電とは、太陽光発電の電極間で瞬間的に放電してしまうトラブルのことで、場合によっては「3,000℃」を超える高温になり、火災の原因となります。

LUNA2000はアーク放電を検出してから「わずか0.5秒」でシステムを遮断するため、他メーカーに比べて極端に火災のリスク軽減に成功しています。

さらに、独自のAIによりアーク放電の発生パターンを記録・分析するため、使うほどデータが蓄積されて安全性がアップします。

【価格】驚異の安さ！10kWhモデルで実売価格「約145万円」

LUNA2000シリーズは10kWhモデルで実売価格が「142万円〜152万円」という、国内メーカーにはないコストの安さも魅力です。

世界的な太陽光・蓄電池のシェアを持つファーウェイならではの価格設定ですが、各スペックも国産品に引けを取らないため、「安いだけ」では決してありません。

容量の小さい5kWhモデルなら「74万円〜86万円」で購入できますし、後から自由に容量を増やせるので「初めての蓄電池」としてもオススメできます。

さらにはバッテリー寿命も「12,000サイクル」と非常に長く、1日2回フル充電・放電しても「16.4年」以上もの間、充分な性能が持続します。

ファーウェイ蓄電池LUNA2000のメリット・デメリットは？

つづいて、LUNA2000シリーズ独自のメリットや、注意すべきデメリットをくわしく解説していきます。

【メリット①】奥行きわずか150mm！壁掛け・室内設置もできる

LUNA2000ならではのメリットは「わずか150mm」の超薄型ボディにあります。

国内メーカー品では「300mm」が目安ですので、およそ半分ほどの薄さですね。

蓄電池の設置は外壁からある程度距離を空ける必要があるため、意外とかさばるもの。

世界最薄クラスのLUNA2000なら、狭い通路部分でも邪魔になりません。

また、通常の床置き以外にも「外壁への壁掛け設置」や「室内への設置」も可能。

自由度の高さも魅力ですね。

室内設置なら家の外観がスッキリ見せられるほか、海岸から500m以内のいわゆる「重塩害地域」にも設置できますので、海沿いにお住まいの方にもオススメできます。

【メリット②】「実効容量」表記なので他メーカーより20%お得！

LUNA2000のバッテリーは「実効容量」で表記されており、他メーカーの「定格容量」と比べて「10%〜20%」もスタミナがお得です。

通常の蓄電池はバッテリーの劣化を防ぐため、実際に使える容量は表記スペックより約20%ほど下がるのが一般的ですが、LUNA2000は独自設計により電池の100%を使い切れます。

LUNA2000シリーズを「定格容量」で表記すると、以下のようなスペックとなります。

• 5kWhモデル…5.5kWh〜6kWh
• 10kWhモデル…11kWh〜12kWh
• 15kWhモデル…16.5kWh〜18kWh
• 30kWhモデル…33kWh〜36kWh

蓄電池の価格はバッテリー容量によって大きく上下しますので、他メーカーより使える容量の多いLUNA2000は、コスパでも非常に優秀といえますね。

【デメリット①】DER補助金や自治体の補助金対象ではないことも

LUNA2000シリーズの気になるデメリットは、「容量1kWhあたり3.7万円」が交付される「国のDER補助金」の対象外であることです。

地方自治体の補助金も「DER補助金の登録モデルであること」が申請条件のケースもあり、お住まいの地域によっては補助金がまったくもらえない可能性もあります。

しかしながら、LUNA2000は国内メーカーの同等品と比較しても「約30万円〜40万円」も実売価格が安いため、「補助金なしでも充分安い」と断言できます。

2023年も蓄電池の補助金申請は「激戦化」が予想されていますので、却下されてしまったときの備えとして、LUNA2000もぜひご検討ください。

【デメリット②】故障時の対応は迅速だが基本的には「交換」のみ

LUNA2000シリーズのもうひとつのデメリットは、故障してしまったときの対応が「修理」ではなく、基本的には「交換」対応のみであることです。

商品の故障時には、カスタマーセンターに該当箇所の画像などを送信すれば「2営業日以内」に交換商品を発送してもらえるため、対応は非常に迅速といえます。

しかしながら、「交換工事費」や「撤去費用」などについては公式ホームページに明記されておらず、「購入した販売店が対応」する仕組みとなっています。

少々独特なアフターサポートですので、契約する際には故障時の対応や費用について、販売店にしっかり確認して後々のトラブルを予防しましょう。

【まとめ】LUNA2000は高出力・高耐久・高コスパな蓄電池！

ファーウェイの蓄電池LUNA2000シリーズは、「10kWhモデルで約145万円」という驚異のコスパと、火災や塩害に強い抜群の耐久性が魅力です。

太陽光発電との連携時に起こりえる「アーク放電」をわずか0.5秒で遮断する独自機能に加えて、「IP65相当」の防塵・防水性能も見逃せません。

「12,000サイクル(約16年〜32年)の長寿命」や「奥行き150mmの薄型設計」など魅力いっぱいのLUNA2000。

補助金なしでも充分安いですので、ぜひ検討してみてくださいね！

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