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電気代やガス代を節約する6つの方法とは?太陽光・蓄電池の利点も解説

その他リフォーム 2024年01月04日更新

「電気やガスのムダ使いには気をつけているはずなのに、光熱費が毎月のように高くなっている…」とお困りの方は非常に多いのではないでしょうか?

ロシア・ウクライナ情勢の影響によるガス代の値上げや円安傾向、再エネ賦課金の増額による電気代の値上げなど、今後も家計にとって厳しい状況が続くことが予想されています。

そこで本記事では、数ある「電気代やガス代を節約するために効果的な方法」の中から、「今すぐできる」6つの方法を厳選して徹底解説していきます。

記事の後半では、「光熱費の削減に効果が高い太陽光発電・蓄電池の活用法やメリット」についても詳しくご紹介していきますので、2つの設備を検討している方もぜひご覧くださいね!

電気代を大幅に節約する「3つの効果的な方法」をご紹介!

まずはじめに、再エネ賦課金の値上げなどの影響でますます高くなる、電気代を節約するためにできる「3つの効果的な節約方法」をご紹介していきます。

【方法①】電気使用量の大きい家電から「買い替え」を検討する

壊れるまで買い換えないことも多い家電製品。実は、10年〜20年前の家電から最新のものへ買い換えるだけで、電気代を大幅に節約できることをご存じでしょうか?

環境省の「COOL CHOICE」ページでは、エアコンや冷蔵庫を古いモデルから買い換えると「年間1万円」もの節約につながることを紹介しています。

ほかにも、蛍光灯や各種照明をLEDに置き換えるだけで年間2,500円の節約ができますし、古いテレビを最新の省エネモデルに買い換えればかなり大きな経済的メリットが期待できます。

【方法②】すこしでもお得な電力会社に契約を切り替える

いままで「東京電力」や「関西電力」などの「大手電力会社」で電気代を払い続けていた方は、いわゆる「新電力会社」と呼ばれる企業に契約を切り替えるとお得になることがあります。

たとえば、「Looopでんき」に切り替えれば「基本料金が0円」になりますし、「TERASELでんき」には「基本料金は大手と同じで、3段階料金からお得」なプランが用意されています。

これらの新電力会社は「新規契約者に数千円分のポイントを還元するキャンペーン」を実施している場合も多く、「合わなければまた乗り換える」という節約法も効果的です。

【方法③】エアコンの使い方を徹底的に見直す

「夏場や冬場の空調費」は家庭の電気代の多くを占めるため、特によく使う「エアコン」の使い方を徹底的に見直すことで、1年間の電気代を大きく下げることができます。

たとえば、夏場の設定温度を「28℃」に、冬場は「20℃」を「限度」として決めるだけでも、年間で「約2,000円〜3,000円」の電気代節約につながります。

ほかにも、「サーキュレーターや扇風機でエアコンの冷気を循環させる」だけでも年間2,000円以上の節約効果がありますし、エアコンの使用時間を「1日約1時間」削るだけでもかなり違います。

ガス代をかしこく節約する「3つの効果的な方法」を徹底解説!

つづいて、ウクライナ情勢や円安で値上がりを続けるガス代を少しでも節約するための、「3つの効果的な方法」を順番に解説していきます。

【方法①】調理家電を有効活用!ガスコンロをなるべく使わない

毎日の調理に使うガスはもちろん、「食器洗い」にも意外と大量のガスを消費するため、省エネな「調理家電」に置き換えるだけで光熱費を効率よくカットできます。

たとえば、「湯沸かしは電気ポット」、「洗い物は食洗機」に変えるだけでも年間5,000円以上も節約できますし、お肉や野菜の下ごしらえを電子レンジで済ませる方法も効果的です。

特に、プロパンガスを契約している方は同じ調理でも電気とガスで大きくコストに差が出ますので、「なるべくガス火を使わない」生活習慣を身につけましょう。

【方法②】ガス給湯器を「エコキュート」に切り替える

家庭のガス代の「3割〜4割」を占める「給湯費」を根本的に節約するためには、ガス給湯器を「エコキュート」に切り替えてしまう方法をおすすめします。

電気の力で効率よくお湯を沸かして保温するエコキュートは、年間の光熱費を「プロパンガスの4分の1〜5分の1」まで抑えてくれるうえに、バブルバスなどの豊富な入浴機能も魅力です。

さらに、エコキュートには「深夜のお得な電気でお湯を貯めておき、昼間に使う」という節約法もあるため、設置費用を考えても、長い目で見てお得といえるでしょう。

【方法③】オール電化にリフォームして基本料金を浮かせる

「電気代の値上げも気になるけど、ガス代の値上げの方が心配…」という方は、オール電化」にリフォームすれば毎月請求される「ガス基本料金」をまるまる浮かせられます。

オール電化と聞くと大掛かりなリフォームをイメージしがちですが、ガス給湯器をエコキュートに、ガスコンロをIH調理器に変えるだけでもガスを使わない生活はかんたんに実現できます。

ガスの基本料金が「約2,000円」くらいの方なら、オール電化に変えるだけで「年間24,000円」もの光熱費を節約できるため、積極的に検討したい方法のひとつです。

電気代やガス代の節約に「太陽光発電と蓄電池」は本当におすすめ?

さいごに、電気代やガス代の節約効果が高いと注目される「太陽光発電と蓄電池」は本当におすすめなのか、活用法やメリット、デメリットをくわしくご紹介していきます。

【太陽光発電】日中の電気代を大幅カット!売電収益も得られる

太陽光発電を設置すれば日中の電気代の大半をカバーできるため、昼間に家に居ることが多い家庭では「年間10万円以上」の光熱費削減効果が期待できます。

さらに、日中に使い切れない電気は電力会社に「売電」することも可能です。

購入から10年間は「国のFIT制度」により買取価格が優遇されますので、資金回収も難しくありません。

太陽光発電の購入に使える「国の補助金」は現在ないものの、東京都をはじめ「地方自治体の補助金」は増額傾向にありますので、お得なうちに導入を検討してみてはいかがでしょうか?

【蓄電池】深夜プランとの組み合わせがお得!停電対策としても優秀

蓄電池には「深夜プランのお得な電気代でフル充電し、好きな時間に使う」という独自の節約法があるため、日中に外出が多い家庭でも効率よく光熱費を抑えられます。

さらに、蓄電池なら「24時間、停電対策できる」というメリットもあります。

停電で冷蔵庫の中身がダメになる心配もなくなりますし、寒い冬や暑い夏の夜でも安心ですね。

蓄電池は「国」と「地方自治体」の両方で補助金制度が実施されていますので、「数十万円単位」で安く買うことも可能です。

補助金があるうちに導入したほうが断然お得といえるでしょう。

【併用のメリット】太陽光発電と蓄電池は「セット導入」でさらにお得!

太陽光発電と蓄電池は、それぞれ単体で運用するより、セットで導入した方がより多くの光熱費を節約できます。

セット導入のポイントを以下に見ていきましょう。

  • 太陽光発電の余ったエネルギーは売るより使った方がお得なため、売電せずに蓄電池に貯めて使ったほうが節約効果が高い
  • 太陽光発電と蓄電池を連携させれば「電気の自給自足」ができるため、万が一の長期停電でも最低限の生活を維持できる

さらに、太陽光発電と蓄電池は同時購入すると「セット割引」が適用されることも多く、自治体の補助金額も上乗せされるケースもあるため、検討している方は一緒に導入した方がお得といえます。

【まとめ】電気代やガス代の節約方法は意外と多い!太陽光発電も有力

本記事でくわしく解説してきた「電気代・ガス代を節約する方法」についての重要ポイントを、もう一度以下にご紹介していきます。

  • 電気代の節約には「古い家電の買い替え」「安い電力会社への切り替え」が効果的
  • 電気代の多くを占める「空調費」の節約のために、エアコンの温度設定には気を付けたい
  • ガス代の節約には「ガスコンロの調理家電への置き換え」「ガス給湯器からエコキュートへの切り替え」などが効果的
  • エコキュートとIH調理器を導入してオール電化にすれば、毎月のガス基本料金を節約できる
  • 太陽光発電や蓄電池は光熱費の節約効果が非常に高く、補助金を活用しての導入がおすすめ

高騰する電気代やガス代の節約には「電力会社の切り替え」や「オール電化へのリフォーム」などが効果的ですが、それでも節約できる金額には限度があります

太陽光発電があれば生み出したエネルギーで「日中の光熱費をほぼ0円」まで抑えることも可能ですし、蓄電池に充電しておけば発電できない夜間もお得に生活できます。

太陽光発電や蓄電池は「高額な初期費用」がネックですが、国や地方自治体の補助金で負担を減らせますので、有利な状況である「今」こそ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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