太陽光発電で電気代のストレスから解放!5つの節約アイデアをご紹介
家庭でできる環境貢献として、効果的な電気代対策としてますます注目を集めている太陽光発電。
日々の生活の中で電気代の負担を減らし、財布と地球に優しい選択をするために、太陽光発電の活用は有効な方法と言えるでしょう。
この記事では、初心者でも取り組みやすい5つの電気代節約アイディアをくわしくご紹介していきます。
太陽光発電で電気代を節約できる理由や、具体的な節約金額などもわかりやすく解説していますので、本記事を読んで電気代のストレスから解放されましょう!
目次
太陽光発電で電気代が安くなる理由を解説!0円生活も可能?
まずはじめに、太陽光発電を設置して電気代を節約する仕組みや安くなる理由、具体的に節約できる金額の目安をご紹介していきます。
【理由】太陽光発電で電気代がなぜ安くなる?
太陽光発電で電気代が安くなる理由は、発電した電気の自家消費や事業者への売電により、「電気を買う量」を減らせるからです。
出力4kWほどの太陽光発電があれば、日中はほぼ0円で電気が使えるうえに、外出中などで余ったエネルギーで副収入を得られます。
10年前には300万円以上が設置費用の相場でしたが、現在では100万円円〜150万円ほどで買えるほど値下がりしました。
国や地方自治体の補助金制度を利用すればさらに初期費用を抑えられるため、2023年において太陽光発電はかなりコスパの良い電気代の節約方法と言えるでしょう。
【具体例】太陽光発電でどのくらい電気代が安くなる?
一般的によく売れている4kW〜5kWの太陽光発電を設置すれば、毎月1万円以上の節約効果が見込めます。
具体例としてパナソニックの試算サイト「エネピタ」で計算したところ、5kWの太陽光発電で削減できる光熱費は116,630円という結果となりました。
5kWの太陽光発電は年間で5,620kWhほどの発電量が期待できます。
4人家族の電気使用量は4,000kW〜6,000kWほどですので、12か月分の電気代のほとんどをカバーできる計算となりますね。
最近の太陽光パネルは発電性能がどんどん高くなっており、屋根スペースに余裕がない住宅でも4kW〜5kWのシステムを容易に設置できるようになりました。
【0円生活】太陽光発電だけでは難しい?夜間の節約が問題
年間の電気代をほとんどまかなえる太陽光発電ですが、結論からいえば夜間の節約対策をしない限り電気代を0円にする事は難しいでしょう。
まず、太陽光発電は夜間に発電できないため、その間に使用する電気は電力会社から買う必要があります。
2023年は電気を売る値段が買う値段より安いため、太陽光パネルの発電量が充分でも、夜間の電気使用量が多いとどうしても赤字となってしまいます。
「発電中にできるだけ家事をこなす」「蓄電池に充電して夜使う」などの対策で電気代を0円にする事は充分可能です。
以下に具体例をご紹介していきますので、できる対策から始めていきましょう。
太陽光発電で電気代0円を目指そう!5つの節約アイデアをご紹介
続いて、太陽光発電をとことん活用し、電気代を0円にするためにできる「5つの節約アイデア」をご紹介していきます。
【節約アイデア①】蓄電池で夜間も節約する
太陽光発電の弱点とも言える「夜間に発電できない」問題は、家庭用の蓄電池を設置することで解決できます。
5kW〜7kWほどの蓄電池があれば、日中に使い切れない電気を残さず充電し、4人家族の電気代をほぼ0円に抑えられるでしょう。
万が一充電しきれないエネルギーは事業者に売電できるため、長期の外出が多い家庭や、電気使用量の少ない家庭でも節約効果を実感できます。
さらに、蓄電池には夜間の停電対策としても使えるという独自のメリットがあります。
夜に停電してもエコキュートやIH調理器が使えるようになるため、オール電化の住宅にも相性抜群です。
【節約アイデア②】こまめな節電を心がける
家族全員で無理なく実践できる節電を心がけるだけでも、電力会社から買う電気量を節約できます。
電気代が値上がりを続ける現在では少しの節電でも大きな効果があるため、今いちど家族全員で電気の使い方を見直す価値は十分にあるでしょう。
「節電タップで待機電力をなくす」「エアコンの温度を1度上げる」など、今すぐできる節電を実践するだけで、年間数千円ぶんの電気代節約も難しくありません。
また、10年以上前の古いエアコンや冷蔵庫などは最新モデルより省エネ性能が低いため、思い切って買い換えることで大きな電気代カットにつながるケースもあります。
【節約アイデア③】余ったエネルギーを売電する
太陽光発電だけでは夜間の電気代は節約できないため、日中に余ったエネルギーを残さず売電することも大切です。
「パネルを清掃・メンテナンスする」「日陰になるような木を撤去する」など、太陽光パネルの性能を最大化する努力をしましょう。
また、設置してから10年後は固定価格での買取から自由価格での売電に切り替わるため、少しでも高く買い取る会社を探すことも重要です。
2023年現在では売電価格より電気代の方が高いため、蓄電池がある方はできるだけ売電せず、充電して自家消費したほうがお得と言えます。
【節約アイデア④】電力プラン・契約アンペアを見直す
現在契約している電力プランや契約アンペアを見直すことで、毎月の電気代を数千円節約できます。
電力会社はオール電化向けのプランや夜間の電気代が安いプランなど、様々なプランを用意しており、使用条件がマッチすれば現在よりお得になるでしょう。
「従量電灯プラン」などの場合、契約アンペア数を下げれば基本料金が下がるため、電気使用量の少ない家庭では毎月の電気代を確実に節約できます。
一方で、契約アンペア数を無理に下げるとブレーカーが落ちやすくなるというデメリットが発生しますので、アンペア数を下げる際には注意が必要です。
【節約アイデア⑤】今よりお得な電力会社に切り替える
電気代を徹底的に節約するためには、太陽光発電の活用とともに「契約する電力会社の見直し」もしておきたいところです。
東京電力などの大手に比べて「idemitsuでんき」などの新電力会社は基本料金や重量料金を安く設定している場合も多く、気軽に切り替えるだけで節約効果を実感できます。
「東京ガス」や「中部電力」など大手が出資している新電力会社も選べるため、「聞いたことのない会社はなんだか不安…」と言う方でも安心してお得なプランが使えます。
「新規契約で数千円分のポイントプレゼント」などお得なキャンペーンを実施している電力会社もありますので、自分に合ったプランを探してみてはいかがでしょうか?
まとめ:太陽光発電は電気代カットに大活躍!補助金で安く買おう
本記事で詳しく解説してきた「太陽光発電でできる電気代節約」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- 太陽光発電があれば、発電した電気の自家消費と売電収益で電気代を大きく節約できる
- 4kW〜5kWのシステムで、年間10万円〜12万円の光熱費節約効果が期待できる
- 10年前より太陽光発電の価格は大幅に下がっており、補助金も使える今はメリットが大きい
- 発電した電気を蓄電池に貯めれば、夜間の電気代節約や停電対策としても活躍する
- 太陽光発電の設置以外に、電力プランの見直しや契約する電力会社の切り替えなども効果的
電気代がどんどん上がり続ける昨今、日光という無尽蔵のエネルギーを効果的に活用できる太陽光発電の人気はますます高まっています。
国や地方自治体の補助金制度を活用すれば、出力1kWあたり数万円のサポートも気軽に受けられますので、唯一のネックである初期費用の高さも改善されつつあります。
最近では初期費用無料プランやリースプランなど、お金をかけずに太陽光発電を利用できるサービスも増加中。
まだ設置していない方は、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか?
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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