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蓄電池にメリットはない?!太陽光発電との連携が良い理由も解説!

2024年01月04日更新

蓄電池の需要が高まっていますが、その一方で噂されているのが「蓄電池にメリットはない」ということです。

このように、相反する情報がある蓄電池。

では、蓄電池にメリットはないといわれる理由は何なのでしょうか。

今回の記事では、蓄電池の主なデメリットと共にメリットも紹介し、太陽光発電と連携すると良いといわれる理由についても解説します。

ぜひ参考にしてください。

蓄電池にメリットはないって本当?主なデメリット4選!

まずは、蓄電池にメリットはないといわれる理由について見ていきましょう。

蓄電池にある主なデメリットを4つ紹介するので、参考にしてください。

デメリット①初期費用が高い

蓄電池のデメリットとして、初期費用が高いことが挙げられます。

初期費用の相場は、蓄電池の容量やスペックによって大きな差がありますが、一般的には100〜150万円前後です。

ても高額な商品であることがお分かり頂けるでしょう。

ただ、この高額な初期費用を全額自己負担する必要はありません。

今は、国や自治体が蓄電池を導入した家庭に向けた補助金制度を実施しています。

補助金を受け取るための細かな諸条件はあるものの、補助金制度を受けることができれば、蓄電池の初期費用を大幅に削減することが可能です。

蓄電池の購入前には、ぜひ国や自治体の公式ホームページを訪れ、補助金制度を受けるための諸条件を確認しておきましょう。

デメリット②寿命がある

高い初期費用を払うにも関わらず15年前後の寿命があるのも、蓄電池のデメリットです。

15年という寿命は、一般的な住宅にあるテレビや洗濯機、冷蔵庫などと同程度。

しかし、蓄電池はそれらの電化製品よりも圧倒的に割高です。

初期費用との兼ね合いで「あまりお得感はないのでは?」と思っても仕方ないといえるでしょう。

デメリット③設置場所に制限がある

蓄電池は、設置場所に制限があるのもデメリットです。

蓄電池は物によって屋外・屋内どちらでも設置が可能ですが、それぞれ以下のような設置場所の条件があります。

屋外に設置する場合の条件

  • 直射日光に当たらない場所への設置
  • 高温多湿にならない場所への設置
  • 塩害地域ではない場所への設置
  • 積雪地域ではない場所への設置

屋内に設置する場合の条件

  • 高温多湿にならない場所への設置
  • 床の耐荷重が確保できる場所への設置
  • 動作音が気にならない場所への設置

このように、とても細かな条件がある蓄電池。

設置場所の確保には、細心の注意を払う必要があります。

デメリット④停電対策として弱い

停電対策として弱いというのも、蓄電池のデメリットです。

蓄電池が停電対策になるのは、蓄電残量が残っている場合のみ。

蓄電残量が0になると蓄電池を使うことができないので、停電を免れることはできません。

蓄電池の購入目的が停電対策という家庭は、太陽光発電との連携を考えると良いでしょう。

蓄電池にメリットはないって本当?主なメリット4選!

蓄電池にメリットはないという噂がありますが、それでも需要は右肩上がりです。

では、蓄電池にはどういったメリットがあるのでしょうか。

具体的に4つのメリットを紹介します。

メリット①電気代の削減が期待できる

蓄電池は、電気代の削減が期待できるメリットがあります。

蓄電池を所有すると、電力会社との電力契約を「深夜:割安電力」「日中:割高電力」に変更する必要があります。

そして、深夜の割安電力を貯め、それを日中に使っていく生活スタイルに変更していく必要があるのです。

つまり、1日の電力使用量を深夜の割安電力で貯めたもので抑えることができれば、電気代を大幅削減することができます。

電気代の高騰が続いている昨今、とても魅力的なシステムといえるでしょう。

メリット②停電時に電力を使用できる

停電時に電力を使用できるのも、蓄電池のメリットです。

とはいえ、蓄電池の所有で停電を免れることができるのは、蓄電残量が残っている場合のみになります。

停電対策として蓄電池の所有を検討しているのであれば、それなりに大容量なものを導入する必要があるでしょう。

メリット③太陽光発電のデメリットを補うことができる

蓄電池には、太陽光発電のデメリットを補うことができるメリットもあります。

昨今、蓄電池を所有している家庭の多くは太陽光発電を併用しています。

それは、蓄電池が太陽光発電のデメリットを補うことができるからです。

太陽光発電のデメリットとは、発電した電力を貯めることができないこと。

つまり、日中に発電した電力を日中に使い切らなければならないのです。

とはいえ、家庭で最も電力を使うのは夕方〜夜にかけてでしょう。

したがって、太陽光発電を単独で所有していても、あまりお得感はないのです。

そこに蓄電池を併用すれば、電力を蓄電できるのでお得を実感することができます。

メリット④電力のピークシフトに貢献できる

電力のピークシフトに貢献できるのも、蓄電池のメリットです。

一般的に電力は、朝8時から夜8時にかけて需要が高まります。

需要と供給のバランスが崩れそうになると、電気使用量を抑えて欲しいとの要請が入りますが、蓄電池を所有していればピーク時に電力を使わなくて済むので、ピーク時の電力使用量を気にしなくても問題ありません。

電力のピークシフトに貢献できるのは、とても素晴らしい仕組みです。

蓄電池にメリットはない!太陽光発電との連携が良いとされる理由は?

蓄電池にメリットはないという噂がありますが、前章で紹介した通り、いくつかのメリットがあることもわかりました。

とはいえ、蓄電池を単独所有している場合、あまり大きなメリットを実感できないのも事実

そこで最後に、蓄電池と太陽光発電を連携すると良いといわれる理由を2つ紹介します。

ぜひ参考にしてください。

長期間の停電対策になるから

蓄電池と太陽光発電の連携が良いとされる理由は、長期間の停電対策になるからです。

蓄電池と太陽光発電をそれぞれ単独で所有している場合、停電対策としては以下のように弱い事実があります。

  • 蓄電池を単独所有している場合…蓄電残量が底を尽きたら停電が発生する
  • 太陽光発電を単独所有している場合…発電できない夜間の停電を免れることはできない

いずれのシステムも停電対策として有効なのに、なんだか勿体ない使い方だと思いませんか。そこでおすすめなのが、蓄電池と太陽光発電の連携です。

蓄電池と太陽光発電を連携することで、太陽光発電が発電した電力を蓄電池に貯め、それを夜間に使用することができます。

照明器具が必要な夜間に明かりを灯せるのは、気持ちの面でも安心感を得られることでしょう。

このように、蓄電池と太陽光発電を連携することで、それぞれのデメリットを補い合えるのです。

双方のシステムでお得を実感するためにも、ぜひ蓄電池と太陽光発電の連携を前向きに考えましょう。

電気代の大幅削減が期待できるから

電気代の大幅削減が期待できるのも、蓄電池と太陽光発電を連携させると良いといわれる理由です。

先ほども紹介した通り、蓄電池と太陽光発電を連携させると、電力の自家消費が可能になります。

つまり、電力会社からの買電が減り、電気代の大幅削減が期待できるのです。

電気代の高騰が続いている昨今、電気代の削減が期待できる蓄電池と太陽光発電の連携は、とてもお得だといえるでしょう。

蓄電池の単独所有にメリットはない!太陽光発電との連携を考えよう!

今回の記事では、蓄電池の単独所有にメリットはないということを紹介しました。

蓄電池の需要が高まっているのに、一部で「蓄電池にメリットはない」と噂されている理由は、蓄電池を単独所有しているからだったのです。

せっかく多くの初期費用を投じて導入する蓄電池ですから、しっかり元は取りたいところ。

だからこそ、蓄電池と太陽光発電を連携をして、平常時には電気代の削減を、非常時には停電対策をと、どのような状況下でもメリットを実感できるように対策を講じておくと安心できるでしょう。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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