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オール電化は太陽光発電なしで後悔する? 電気代シミュレーションと必須の対策

オール電化 2025年11月06日更新

「オール電化にしたいけれど、太陽光発電もセットで導入しないと損をするのでは?」
新築やリフォームでオール電化を検討する際、このように悩む方は非常に多いです。「オール電化 太陽光なし」で運用した場合、電気代が高騰して後悔しないか、不安になりますよね。

結論から言えば、太陽光発電がなくてもオール電化のメリットを享受することは可能ですが、明確な「弱点」を理解し、対策を講じることが不可欠です。

太陽光発電なしのオール電化(主にエコキュートとIHクッキングヒーター)には、以下のような特徴があります。

  • メリット:ガス代の基本料金がなくなり、光熱費を電気に一本化できます。また、割安な「深夜電力」を活用してエコキュートでお湯を沸かすため、ガス給湯器より光熱費を抑えられる可能性があります。
  • 最大の弱点:オール電化向けの電力プランは、深夜電力が安い代わりに「日中の電気代単価」が割高に設定されていることが一般的です。
  • 対策:この「日中の高い電気代」をどうカバーするかが、太陽光なしで後悔しないための鍵となります。ライフスタイル(日中在宅か否か)やエコキュートの運用設定が非常に重要です。

この記事では、「オール電化を太陽光なし」で導入した場合のメリットと、最大の懸念点である電気代高騰のリスク、具体的なシミュレーション、そして後悔しないための対策について、専門編集部が徹底的に解説します。


第1章:太陽光発電なしでも得られるオール電化のメリット

【この章の要旨】

太陽光発電を設置しなくても、オール電化(エコキュート・IH)を導入するメリットは明確に存在します。主に「光熱費の一本化(ガス代削減)」「安全性の向上」「災害時の安心感」の3点です。

まず、太陽光発電の有無にかかわらず、オール電化がもたらす基本的なメリットを確認しましょう。

1. 光熱費の一本化とガス代基本料金の削減

オール電化の最大のメリットは、家庭内のエネルギーをすべて電気で賄う点です。これにより、ガス会社に支払っていた「ガス代」が丸ごと不要になります。

都市ガスであれプロパンガスであれ、ガス契約には毎月必ず「基本料金」が発生します。オール電化にすることで、この基本料金の支払い自体がなくなり、光熱費の管理がシンプルになります。プロパンガス(LPG)は単価が高い地域が多いため、プロパンガスからの切り替えは特に大きな節約効果が期待できます。

2. 火を使わない安全性(IHクッキングヒーター)

IHクッキングヒーターは、火(炎)を使わずに鍋自体を発熱させる調理器具です。そのため、ガスコンロに比べて以下の点で安全性が高いとされています。

  • 火災リスクの低減:調理中の衣服への着火や、周囲への燃え移りといったリスクが大幅に減少します。
  • ガスの安全性:ガス漏れや不完全燃焼(一酸化炭素中毒)のリスクがなくなります。
  • 清掃性:トッププレートがフラットなため、油汚れなども拭き取りやすく、キッチンを清潔に保ちやすい点もメリットです。

小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭にとって、この安全性は大きな魅力となります。

3. 災害時の生活用水確保(エコキュート)

オール電化の給湯を担う「エコキュート」は、貯湯タンクに常時お湯(または水)を貯めておく仕組みです。

これにより、地震や台風などで断水が発生した場合でも、タンク内の水を生活用水(飲用不可の場合あり)として取り出して使用できます。機種にもよりますが、370L〜460L程度のタンクが一般的であり、これは災害時の大きな備えとなります。

また、電気はガスや水道に比べて復旧が早いインフラとされることが多く、停電が解消されればすぐにまたお湯を沸かし始められる点も強みです。(ただし、停電中はエコキュートもIHも原則使用できません)

【まとめ】

太陽光発電がなくても、ガス代削減、キッチンの安全性向上、災害時の備え(貯水)といったメリットは、オール電化導入によって十分に得られます。


第2章:最大の注意点!「オール電化 太陽光なし」のデメリットと電気代高騰リスク

【この章の要旨】

太陽光なしのオール電化には、明確なデメリットが存在します。最大の弱点は「日中の電気代単価が割高になる」ことです。これを理解せず日中に電気を使いすぎると、ガス併用時より電気代が高騰し「後悔」する最大の原因となります。

メリットがある一方で、太陽光発電がない場合に顕在化するリスクを正しく理解することが、後悔を避けるために最も重要です。

1. 最大のリスク:日中の電気代単価が割高

エコキュート(電気温水器)は、電気料金が安い深夜電力を使ってお湯を沸かすことで光熱費を節約します。そのため、オール電化を導入する際は、電力会社が提供する「オール電化向けプラン」を契約するのが一般的です。

しかし、これらのプラン(例:東京電力「スマートライフS/L」など)の多くは、深夜電力(例:午前1時〜6時)の単価を安くする代わりに、日中の電力単価(例:午前6時〜翌午前1時)を割高に設定しています。

時間帯(例:東京電力 スマートライフS) 電力量料金単価 (1kWhあたり) 太陽光なしの場合のリスク
日中(午前6時〜翌午前1時) 35.96円 この時間帯に電気を使うと電気代が跳ね上がる
深夜(午前1時〜午前6時) 28.06円 エコキュートや食洗機をこの時間帯に動かす前提
※上記は一例(2024年4月時点、燃料費調整額・再エネ賦課金含まず)。電力会社やプランにより単価や時間帯は異なります。

太陽光発電があれば、この「日中の高い電気」を自家発電でまかなう(買う必要がない)ため、弱点が相殺されます。しかし、太陽光なしの場合、この高い電気を電力会社から買うしかありません。

日中に在宅している時間が長く、エアコン(冷暖房)やIH、乾燥機などを頻繁に使うライフスタイルの場合、節約どころか電気代が大幅に高騰するリスクがあるのです。

2. 停電時の脆弱性

第1章で「電気は復旧が早い」と述べましたが、停電している間はオール電化住宅は非常に脆弱です。

  • IHクッキングヒーターは使用できません(カセットコンロ等の備えが必要)。
  • エコキュートも原則停止します(お湯が出せても、新しいお湯は沸かせません)。

太陽光発電と「蓄電池」があれば、停電時もある程度電気を自給自足できますが、太陽光なしの場合は停電復旧を待つしかありません。

3. 初期費用(エコキュート・IH)の発生

ガス併用住宅からオール電化にリフォームする場合、当然ながら機器の導入費用がかかります。

  • エコキュート導入費用:約40万円〜70万円(機種・工事費込)
  • IHクッキングヒーター導入費用:約15万円〜30万円(機種・工事費込)

太陽光発電(100万円以上)を同時に導入するよりは安価ですが、ガス給湯器の交換(15万円〜)に比べると高額な初期投資が必要です。

【まとめ】

太陽光なしのオール電化で後悔する最大の理由は「日中の電気代高騰」です。ご自身のライフスタイル(日中在宅か)を無視して導入すると、失敗する可能性が高まります。

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第3章:【電気代比較】オール電化(太陽光なし) vs ガス併用 シミュレーション

【この章の要旨】

特定の条件下でシミュレーションすると、太陽光なしのオール電化はガス併用より光熱費が安くなる可能性があります。しかし、この結果は日中の電気使用量や燃料費調整額に大きく左右されるため、あくまで一例として捉える必要があります。

では、実際に「太陽光なしオール電化」と「都市ガス併用」で、月々の光熱費はどれくらい変わるのでしょうか。一定のモデルケースで試算します。

【シミュレーション前提条件】

  • 家族構成:4人家族(日中は仕事や学校で不在がちと想定)
  • 地域:東京電力エリア、東京ガスエリア
  • 電気使用量(共通):月400kWh相当(内訳の仮定が異なる)
  • ガス使用量(ガス併用):月30m³(給湯・調理)
  • 契約プラン(ガス併用):東京電力「従量電灯B(50A)」+ 東京ガス「一般料金」
  • 契約プラン(オール電化):東京電力「スマートライフS(6kVA)」
  • オール電化の電気使用内訳(仮定):深夜(エコキュート等)150kWh、日中(その他)250kWh
項目 A:ガス併用(従量電灯B + 一般ガス) B:オール電化(スマートライフS・太陽光なし)
電気代 約13,200円

(400kWh × 33円/kWhで概算 ※単価変動)

約14,000円

(日中 250kWh × 35.96円)

(深夜 150kWh × 28.06円)

(基本料金 1,716円含む)

ガス代 約5,400円

(基本料 1,056円 + 従量料 30m³)

0円
光熱費 合計(月額) 約18,600円 約14,000円
差額(月額) オール電化の方が約4,600円安い(可能性)
※上記は特定の前提に基づく簡易シミュレーションです。燃料費調整額や再エネ賦課金は含んでおらず、実際の電気代・ガス代を保証するものではありません。ご家庭のライフスタイル、機器効率、契約プラン、燃料費調整額により金額は大きく変動します。

【シミュレーションの考察】

この試算上では、ガス代基本料金と単価の高いガス代が不要になることで、オール電化の方が光熱費が安くなる結果となりました。

しかし、これは「日中の電気使用量が比較的少ない(250kWh)」という仮定に基づいています。もし日中の在宅時間が長く、エアコンや乾燥機の使用が増え、日中の使用量が350kWh、深夜が50kWhといったバランスになれば、オール電化の電気代は跳ね上がり、ガス併用の方が安くなる「逆転現象」が容易に発生します。

【まとめ】

太陽光なしのオール電化が安くなるかは、ガス併用時のガス代(特にプロパンガスか都市ガスか)と、オール電化にした後の「日中の電気使用量」のバランスに全てかかっています。

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第4章:太陽光なしで後悔しないための対策と賢い運用術

【この章の要旨】

太陽光なしでオール電化を導入する場合、後悔しないためには「①ライフスタイルの確認」「②電力プランの最適化」「③エコキュートの運用設定」「④太陽光・蓄電池の後付け検討」が重要です。

日中の電気代が割高になる弱点を抱えたままオール電化を導入しても、対策を講じれば電気代を抑えて運用することは可能です。

1. ライフスタイル(日中の在宅時間)の確認

最も重要な対策です。導入前に、ご家庭の電気の使い方を把握しましょう。

  • 共働きなどで日中不在がち:メリットが出やすい。日中の電気使用が少ないため、割高な単価の影響を受けにくいです。
  • 在宅ワークや専業主婦(夫)家庭:要注意。日中のエアコン、PC、調理(IH)などで電気代が高騰するリスクがあります。

在宅時間が長いご家庭は、太陽光なしのオール電化導入は慎重に判断するか、次項以降の対策を徹底する必要があります。

2. ライフスタイルに合わせた電力プランの選択

オール電化=「深夜電力プラン」と決めつけないことも重要です。電力自由化以降、多様なプランが登場しています。

もし日中の在宅が長く、「深夜電力プラン」では逆に電気代が上がってしまうと判断した場合、あえて「日中と夜間の単価差が少ない標準的なプラン」のままオール電化を運用する、という選択肢もあり得ます。
ただし、その場合、エコキュートが深夜電力の割引を使えないため、ガス給湯器より光熱費が高くなる可能性も高く、非常に難しい判断となります。

3. エコキュートの運用設定

エコキュートの設定を見直すだけでも、節約効果があります。

  • 「沸き上げモード」の最適化:家族の人数や湯量に合わせ、「おまかせ」ではなく「少なめ」などに設定し、無駄な沸き上げを減らします。
  • 「日中沸き増し」を停止:エコキュートは深夜にお湯を作りますが、日中にお湯が足りなくなると「自動沸き増し」が作動することがあります。これは「割高な日中の電気」で行われるため、極力停止し、湯切れしない範囲で深夜電力のみで運用します。

4. 太陽光発電・蓄電池の後付けを検討する

「オール電化 太陽光なし」でスタートしても、後から太陽光発電を設置することはもちろん可能です。

まずはオール電化で生活してみて、日中の電気代が想定以上に高いと感じた場合や、ライフスタイルが変化(在宅ワーク開始など)した場合に、弱点を補うために太陽光発電の導入を検討するのが現実的な選択肢です。

さらに「蓄電池」も導入すれば、深夜の安い電気を貯めて日中に使ったり、停電対策を万全にしたりすることも可能になります。

【まとめ】

太陽光なしのオール電化は、「日中いかに電気を使わないか」を意識した運用が必須です。それが難しいライフスタイルの場合は、太陽光発電の導入(後付け含む)が強力な解決策となります。

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よくある質問(FAQ)

Q1. オール電化(太陽光なし)の電気代平均は?

「太陽光なし」のオール電化住宅の電気代平均は、季節や家族構成、ライフスタイルによって大きく変動します。

総務省の家計調査(2023年平均)によると、二人以上世帯の電気代平均は月額約16,578円(※オール電化/ガス併用を区別しない全体の平均)です。オール電化住宅は電気に一本化されるため、これより高くなるのが一般的です。

特に「太陽光なし」の場合、日中の電気使用量が多いご家庭(在宅ワークなど)では月額3万円〜5万円を超えることも珍しくありません。逆に、日中不在がちで深夜電力の活用が上手なご家庭では、月額1.5万円〜2.5万円程度に収まる場合もあります。

※金額はあくまで目安です。契約プランや燃料費調整額によって大きく変動します。

出典:総務省統計局|家計調査

Q2. 深夜電力プランがなくなると聞きましたが…?

「深夜電力」という言葉には注意が必要です。かつて(電力自由化前)提供されていた旧来の「深夜電力(電灯)プラン」(例:東京電力の電化上手など)は、新規受付を終了している場合がほとんどです。

現在、オール電化を導入する際は、電力自由化後に各社が提供している「時間帯別プラン」(例:スマートライフS/Lなど)を契約するのが一般的です。これらも「深夜(夜間)の電気が安い」という設計思想は同じですが、旧来のプランに比べると深夜と日中の単価差が小さくなっている(=深夜のメリットが減り、日中のデメリットも減っている)傾向があります。

※電力会社や地域によってプランの状況は異なります。契約前に必ず確認してください。

Q3. 太陽光発電は後付けできますか?

はい、太陽光発電は後付けで設置することが可能です。オール電化を先に導入し、数年後に太陽光発電を設置するご家庭も多くあります。

「オール電化 太陽光なし」で生活してみて、日中の電気代が想定以上に高いと感じた場合や、ライフスタイルが変化(在宅ワーク開始など)した場合に、弱点を補うために太陽光発電の導入を検討するのが現実的な選択肢です。

費用は設置容量や屋根の状況、メーカーによって異なりますが、一般的に100万円〜250万円程度が目安となります。導入時には自治体などの補助金が利用できるか確認することをおすすめします。

Q4. オール電化(エコキュート)の補助金はありますか?

はい、現在(2024年〜2025年時点)、エコキュート(高効率給湯器)の導入には非常に手厚い補助金が用意されています。

経済産業省などが主導する「給湯省エネ事業」では、導入するエコキュートの性能に応じて、1台あたり8万円〜13万円の補助金が交付される場合があります(※予算上限あり)。

「太陽光なし」でオール電化を導入する際の初期費用を大幅に軽減できるため、導入を検討する際は必ず最新の補助金情報を確認し、対象となる施工業者に依頼することが重要です。

※補助金は年度や予算執行状況により内容が変更・終了する場合があります。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁|給湯省エネ2024事業

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
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