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基本料金なしの電気プランはお得?向き不向きやおすすめの電力会社

その他リフォーム 2024年01月21日更新

電力自由化後、基本料金なしの電気プランが増えている中、節約志向の人々が切り替えに踏み切っています。

この記事では、基本料金なしのプランが向いている人や向かない人、おすすめの電力会社を紹介します。

基本料金なしの電気プランとは?仕組みや電気代の内訳内容

基本料金が発生しない電気プランについて、詳しく解説します。

基本料金なしの仕組み

基本料金なしのプランとは、使った分だけ支払う仕組みです。

電気代は、使用量に関係なく一律の単価になっており、3段階のプランと比べて、単純で使いやすい特徴があります。

基本料金なしの電気代の内訳

新電力の基本料金なしプランでは、基本料金はかかりませんが、以下の料金がかかります。

  • 電力量料金
  • 再エネ賦課金
  • 燃料調整費

新電力の基本料金なしプランは、基本料金がかからず、かわりに使った電気の量に応じて支払う「電力量料金」と「再エネ賦課金」、「燃料調整費」からできたプランです。

しかし、電気料金は変動するので、自分の使い方に合ったプランを選ぶと良いですね。

基本料金なしの電気プランを利用するメリット

基本料金なしのプランを使うと、3つの利点を受けることができます。

それぞれのメリットについて、詳しく紹介します。

シンプルな価格体系で理解しやすい

基本料金なしプランは、基本料金がかからず、使った電気の量に応じて支払うシンプルなプランです。

手続きも簡単で、毎月の請求書の電力量料金を確認するだけで家計管理がしやすくなります。

また、切り替えの手続きは、ネットや電話でラクにできるので、忙しい人におすすめです。

空き家や別荘は電気料金を特に削減しやすい

空き家や別荘の電気料金を節約するには、基本料金なしのプランが最適です。

このプランは使った分だけ支払うので、空き家や別荘の電気使用量が少ないときに無駄なお金をかけずに済みます。

季節やよく使う時期に合わせて節約でき、電気の使い方も工夫することで、効率的に使えます。

電力消費が高い場合も削減できる

基本料金なしのプランは、電力使用量が多い家庭でも電気料金を削減することも可能です。

例えば、大手電力会社の「従量電灯B」を契約している場合、多くの電気料金プランでは、契約するアンペア数が大きいほど基本料金が高くなります。

そのため、アンペア数が大きい家庭は、基本料金のかからない電気料金プランに変更すると節約できます。

電力使用が増えても、電気単価が一律なので、多く使う家庭でもメリットがあります。

基本料金なしの電気プランを利用するデメリット

基本料金なしの電気プランを使うと、2つの問題が発生します。

それぞれのデメリットについて、詳しく紹介します。

電気使用量が少ないと割高になる可能性も

電気を少なく使用する一人暮らしの場合、逆に電気代が高くなることがあります。

また、電気の使用量に関係なく一律の電力量料金が適用されるため、節約のメリットがあまり感じにくいかもしれません。

プラン変更を考える前に、基本料金がかからないプランが適しているかどうかを確認するために、シミュレーションをすることが大切です。

燃料費調整上限なしのプランは割高の可能性

基本料金なしのプランで燃料費調整額の上限が撤廃された場合、従量電灯制度よりも料金が高くなることがあります。

燃料費調整額の上限が撤廃されると、電気料金における燃料価格の変動がそのまま反映される可能性が高くなります。

現在のプランと新しいプランの変更について疑問や不安を直接伝え、担当者からアドバイスを受けることが大切です。

基本料金なしの電気料金プランがおすすめな人・向かない人

基本料金のない電気料金プランがおすすめの人・おすすめしない人の特徴を、詳しく紹介します。

基本料金なしの電気料金プランがおすすめな人

基本料金0円がおすすめな人の特徴は、以下の5つです。

  • 毎日使用されない別荘や空き家の所有者
  • 大家族で毎月の電気使用量が多い
  • 節電対策に興味がある
  • 朝や夜など特定の時間帯に使用しない

「基本料金が高いけれど、実際には電気をあまり使わない」場合は、基本料金0円が特にお得です。

電気を少なく使用しても基本料金がかさんでしまうため、切り替えで節約になります。

使用量に応じた電気料金だけで済むため、効果的にコストを抑えることができます。

基本料金なしの電気料金プランが向かない人

基本料金0円が向かない人の特徴は、以下のとおりです。

  • 定期的に家を空けず、常に電力を使うことが多い人
  • 使用パターンが決まっており、ピーク時に多くの電力を消費する人
  • 節電対策をあまり行っていない人

特に基本料金なしのプランがおすすめできない人は、「節電対策をあまり行っていない人」です。

基本料金なしの電気料金プランは、電力の使用量に対して料金が発生するため、節電を心がけることでコストを抑えることができます。

節電をあまり意識せずに多くの電力を使用する場合、結果的に料金が高くなる可能性があります。

基本料金なしの電力会社・新電力の一覧

以下は、基本料金が不要な電気料金プランを提供している電力会社のリストです。

  • エルピオでんき
  • 親指でんき
  • Japan電力
  • スマ電CO2ゼロ
  • ゼロ電
  • ソフトバンクでんき
  • タダ電
  • ピタ電
  • ふらっとでんき
  • 楽天でんき
  • リミックスでんき
  • Looopでんき
  • よかエネ
  • エコスタイルでんき
  • eco電力
  • どこよりも電気
  • AIでんき
  • 0円でんき

各プランには電力の使用量ごとの料金や特典が異なるので、よく比較して選ぶことが大切です。

電気代がかさむなら、太陽光発電と蓄電池を考えよう!

電気代が高い時は、太陽光発電と蓄電池の利用を考えてみるのがおすすめです。

太陽光発電と蓄電池を導入すると、以下のメリットがあります。

  • 発電した電気を蓄えて家全体での使用や、災害時に利用できる
  • FIT制度を活用して電力を売ると、お金がもらえる

太陽光発電を導入すると、発電した電力を蓄えて家全体で利用したり、余った電力を災害時に役立てることができます。

さらにFIT制度を利用すれば、発電した電力を売って収入を得ることもできます。

これにより、家庭の電気使用をカバーしつつ、余った電力を有効活用することが可能です。

そのため、電気代が高い時は、太陽光発電と蓄電池の利用を考えてみると良いでしょう。

基本料金なしの電気プランは要注意!使用環境で割高になる可能性も

今回は、基本料金0円の電気プランの仕組みや、利用に向いている・向いていない人の特徴まで紹介しました。

基本料金0円の電気プランは、消費する電力量によって向き不向きがあります。

そのため、新電力を検討する際は、使用環境に合わせて複数の電力会社を比較検討することが重要です。

また、新電力や大手電力会社では、オール電化向けのプランが充実しています。

太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムを導入することで、昼間に発電した電力を蓄え、夜間や電気代が高騰するピーク時に利用できます。

未来志向でスマートなエネルギー利用を考えるなら、ぜひ一度検討してみてください。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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