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太陽光発電10年後どうしてる

太陽光発電 2025年08月20日更新

太陽光発電システム導入から10年経過の現状

太陽光発電システムを導入してから10年が経過すると、多くのご家庭で重要な転換点を迎えます。固定価格買取制度(FIT)の買取期間が満了し、売電価格が大幅に下落する時期に差し掛かるためです。

2009年に始まったFIT制度により、住宅用太陽光発電(10kW未満)では10年間の固定買取が保証されていました。初期の売電価格は1kWhあたり48円と高額でしたが、10年経過後は約7円から11円程度まで価格が下落することが一般的です。

10年経過時の太陽光パネルの性能状況

太陽光パネルは10年経過時点でも十分な発電能力を維持しています。一般的な結晶シリコン系パネルの場合、年間0.5%から0.7%程度の出力低下があるものの、10年後でも初期出力の93%から95%程度の性能を保持しています。

パワーコンディショナーについては、設置環境や使用状況により異なりますが、10年から15年程度で交換が必要になるケースが多く見られます。電力会社との系統連系を行う場合、経年劣化が早まることがあります。

10年経過後の主な選択肢と対応策

自家消費型への切り替え

売電価格の低下により、発電した電力を自家消費に回すことが経済的にメリットが大きくなります。昼間の電力使用量を意識的に増やすことで、電気料金の削減効果を最大化できます。

具体的な取り組みとしては、洗濯機や食器洗い乾燥機の使用時間を昼間にシフトすることや、エコキュートの沸き上げ時間を調整することが効果的です。

蓄電池システムの導入検討

10年経過のタイミングで蓄電池の導入を検討される方が増えています。蓄電池を併用することで、昼間発電した電力を夜間に使用でき、電力の自給率を大幅に向上させることができます。

家庭用蓄電池の費用相場は容量1kWhあたり20万円から30万円程度で、一般的な家庭用蓄電池(4kWhから7kWh)を導入する場合の費用相場は100万円から200万円程度が目安となります。

蓄電池の標準的な設置工事費用は20万円から35万円程度となり、設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

新しい電力会社との契約

FIT期間終了後も売電を継続する場合は、より有利な条件を提示する新電力会社への切り替えが選択肢となります。買取価格は会社により異なりますが、7円から11円程度の範囲で設定されることが一般的です。

システムメンテナンスと更新の重要性

定期点検とメンテナンス

10年経過したシステムでは、定期的な点検とメンテナンスがより重要になります。パネルの汚れ除去、配線の点検、パワーコンディショナーの動作確認を定期的に実施することで、システムの長寿命化と効率維持が図れます。

パワーコンディショナーの交換時期

パワーコンディショナーは太陽光発電システムの心臓部分であり、10年から15年で交換が必要になることが多くあります。交換費用は20万円から40万円程度が相場となっており、システム全体の性能維持には不可欠な投資です。

経済効果の再評価と今後の展望

投資回収の検証

太陽光発電システムの導入から10年が経過した時点で、初期投資の回収状況を詳しく検証することが重要です。一般的な家庭用システム(4kWから5kW)の場合、140万円から200万円程度の初期投資に対し、売電収入と電気料金削減効果を合わせて評価します。

長期的な資産価値

太陽光パネル自体の寿命は25年から30年程度と長期にわたるため、10年経過後も継続的な価値を提供します。適切なメンテナンスを行うことで、さらに10年から15年間の安定した発電が期待できます。

環境価値と社会的意義の継続

太陽光発電は経済的メリットだけでなく、環境負荷軽減への貢献という側面も重要です。10年経過後も継続的にCO2削減効果を生み出し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

一般的な住宅用太陽光発電システムでは、年間約1.5トンから2トンのCO2削減効果があるとされており、これは一般家庭の年間CO2排出量の約30%から40%に相当します。

トラブル対応と保証の活用

保証期間の確認

太陽光発電システムの各構成要素には異なる保証期間が設定されています。パネルの出力保証は通常20年から25年、パワーコンディショナーは10年から15年程度が一般的です。10年経過時点で保証内容を再確認し、必要に応じて延長保証の検討も重要です。

保証対応については、基本的には無償での対応が期待できますが、設置環境や使用状況により例外があることも理解しておく必要があります。

専門業者との継続的な関係構築

システムの長期運用には、信頼できる専門業者との継続的な関係が不可欠です。定期点検やトラブル対応、将来的な機器更新まで一貫してサポートを受けられる体制を整えることが、システムの安定運用と経済効果の最大化につながります。

まとめ

太陽光発電システム導入から10年が経過した時点は、新たなエネルギー戦略を検討する重要なタイミングです。売電価格の変化に対応し、自家消費の拡大や蓄電池導入など、各家庭の状況に応じた最適な選択肢を検討することが重要です。

適切なメンテナンスと戦略的な運用により、太陽光発電システムは10年経過後も長期にわたって経済的・環境的価値を提供し続けます。専門業者と相談しながら、最適な運用方針を決定されることをお勧めします。

よくある質問

太陽光発電を設置して10年経ったら売電はできなくなるのですか?

いいえ、10年経過後も売電は継続できます。ただし、FIT制度による固定価格での買取は終了し、売電価格は大幅に下落します。現在の相場では1kWhあたり7円から11円程度となり、初期の48円と比較すると大幅な減額となります。新電力会社への切り替えにより、わずかながら有利な条件での売電も可能です。

太陽光パネルは10年でどの程度劣化しますか?

一般的な結晶シリコン系パネルの場合、10年経過時点でも初期出力の93%から95%程度の性能を維持しています。年間の出力低下率は0.5%から0.7%程度と緩やかで、適切なメンテナンスを行えば25年から30年程度の長期使用が可能です。10年経過時点でも十分な発電能力を保持しているため、継続使用に問題はありません。

パワーコンディショナーの交換時期はいつ頃ですか?

パワーコンディショナーは一般的に10年から15年程度で交換が必要になります。設置環境や使用状況により前後しますが、10年経過時点で動作状況を詳しく点検し、必要に応じて交換を検討することをお勧めします。交換費用は20万円から40万円程度が相場となっており、システム全体の性能維持には重要な投資です。

10年経過後に蓄電池を導入するメリットはありますか?

はい、大きなメリットがあります。売電価格が下落する一方で電気料金は上昇傾向にあるため、発電した電力を蓄電池に貯めて夜間に使用することで、電力の自給率を大幅に向上させることができます。家庭用蓄電池の導入により、昼間発電した余剰電力を有効活用でき、電気料金の削減効果を最大化できます。

太陽光発電システムの処分はどうすればよいですか?

太陽光パネルの処分費用は1枚あたり5,000円からが相場となっています。2022年7月1日から、10kW以上の太陽光発電設備については発電事業者が廃棄費用を事前に積み立てることが義務化されています。住宅用システムの場合は義務化の対象外ですが、将来的な処分に備えて費用を準備しておくことをお勧めします。専門業者に相談し、適切な処分方法を確認してください。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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