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ニチコンV2H対応車種を徹底解説!導入前に知っておきたい全情報

EV・V2H 2025年09月25日更新

ニチコンV2Hシステムの基本概要

ニチコンV2H(Vehicle to Home)は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に蓄えられた電力を住宅で活用できる革新的なシステムです。ニチコンは日本のV2H市場において圧倒的なシェアを誇り、信頼性の高い製品群を展開しています。

V2Hシステムの導入により、電気自動車のバッテリーを家庭用蓄電池として活用でき、電気代の削減や停電時の非常用電源として大きなメリットを得られます。特に近年の電気料金高騰や災害への備えとして、多くの家庭で注目を集めています。

V2Hシステムの仕組み

V2Hシステムは、専用の充放電器を通じて電気自動車と住宅の電力系統を接続します。昼間に太陽光発電で作った電力を電気自動車に充電し、夜間や電力需要の高い時間帯に住宅へ給電することで、効率的なエネルギー運用が可能になります。

ニチコンV2H製品ラインナップ

EVパワーステーション

ニチコンの代表的なV2H機器である「EVパワーステーション」は、高い変換効率と優れた耐久性を実現した製品です。出力容量は6kwで、一般的な家庭の電力需要を十分にカバーできる性能を備えています。

プレミアムモデル

上位機種では、より高出力での充放電が可能で、大容量バッテリーを搭載した電気自動車にも対応できます。停電時の自動切り替え機能により、無停電での電力供給が実現できます。

ニチコンV2H対応車種一覧

国産メーカー対応車種

トヨタ車両

  • プリウスPHV(全グレード)
  • RAV4 PHV
  • bZ4X
  • MIRAI(燃料電池車でありながらV2H対応の先進モデル)

日産車両

  • リーフ(全グレード・全年式)
  • アリア
  • サクラ
  • e-NV200(商用車として幅広い用途に対応)

三菱車両

  • アウトランダーPHEV
  • i-MiEV(生産終了モデルも対応)
  • eKクロスEV
  • ミニキャブ・ミーブ(軽商用EVとして実用性が高い)

ホンダ車両

  • Honda e
  • フリード+

スバル車両

  • ソルテラ

マツダ車両

  • MX-30 EV MODEL

スズキ車両

  • (2025年8月現在、V2H対応車種の設定なし)

ダイハツ車両

  • (2025年8月現在、V2H対応車種の設定なし)

輸入車対応状況

テスラ

現在のところ、テスラ車両はニチコンV2Hシステムに対応していません。
テスラ独自の充電規格であるため、一般的なCHAdeMO規格のV2H機器との互換性がありません。

その他輸入ブランド

多くの欧州系電気自動車メーカーの車両も、充電規格の違いにより現時点では対応していない車種が大半を占めています。

対応車種選びのポイント

バッテリー容量の確認

V2H活用を前提とした車種選びでは、バッテリー容量が重要な要素となります。家庭での電力使用量を考慮し、最低でも40kWh以上のバッテリー容量を持つ車種を選択することが推奨されます。

充電規格の確認

ニチコンV2HシステムはCHAdeMO規格に対応しているため、対象となる電気自動車もCHAdeMO規格での急速充電に対応している必要があります。購入前には必ず充電規格の確認を行ってください。

車両価格と導入効果のバランス

V2H対応車種の選択では、車両価格とV2H導入によるメリットのバランスを慎重に検討することが大切です。年間の電気使用量や太陽光発電システムの有無によって、最適な車種は変わってきます。

ニチコンV2H導入のメリット

電気代削減効果

電気料金の安い夜間に電気自動車を充電し、昼間の高い電気料金の時間帯に住宅へ給電することで、大幅な電気代削減が期待できます。
一般的な家庭では月額3,000円から10,000円程度の削減効果が見込まれます。

災害時の安心

停電時には電気自動車のバッテリーが非常用電源として機能し、数日間の電力供給が可能になります。
60kWhのバッテリーを搭載した電気自動車であれば、一般的な家庭で約3日から5日間の電力をまかなえます。

太陽光発電との連携

太陽光発電システムと組み合わせることで、日中に発電した電力を電気自動車に蓄電し、夜間に活用する効率的なエネルギーサイクルが構築できます。 売電価格の低下が進む中、自家消費率の向上は大きなメリットとなります。

導入時の注意点

設置環境の確認

V2Hシステムの設置には、適切な設置スペースと電気工事が必要です。屋外設置が基本となるため、設置場所の確保と周辺環境への配慮が重要になります。

電力会社への申請

V2Hシステムの導入には電力会社への系統連系申請が必要で、申請から承認まで通常3ヵ月~6ヵ月程度の期間を要します。 導入を検討する際は、十分な期間的余裕を持って計画を立てることが大切です。

初期投資の検討

V2Hシステムの導入費用は機器代と工事費を含めて150万円から250万円程度が一般的です。長期的な電気代削減効果と初期投資のバランスを慎重に検討し、回収期間を試算することが重要です。

補助金・支援制度の活用

国の補助金制度

V2H機器の導入には、国や地方自治体からの補助金が利用できる場合があります。2025年度も継続して支援制度が設けられており、導入費用の一部補助が受けられます。 補助金の申請条件や金額は年度によって変更されるため、最新情報の確認が必要です。

地方自治体の支援

多くの地方自治体でも独自の補助金制度を設けており、国の補助金と併用できる場合があります。 お住まいの自治体の制度について事前に確認することで、導入コストを大幅に抑えられる可能性があります。

導入後のメンテナンス

定期点検の重要性

V2Hシステムの長期的な安全運用には、年1回程度の定期点検が推奨されます。
機器の動作確認や接続部の点検により、トラブルの未然防止と性能維持が図れます。

保証制度

ニチコン製品には充実した保証制度が設けられており、基本的には製品保証10年、機器保証15年が標準的に提供されます。 保証内容の詳細については、販売店または設置業者に確認することが大切です。

まとめ

ニチコンV2Hシステムは、対応車種の豊富さと高い技術力により、多くの家庭で導入メリットを実感できる優れたシステムです。特に太陽光発電システムをすでに導入している家庭では、V2Hとの組み合わせによってエネルギーの自給自足に近い環境を構築できます。

導入を検討される際は、対応車種の確認、設置環境の整備、補助金の活用など、様々な要素を総合的に判断することが重要です。専門知識を持つ業者との相談を通じて、最適なシステム構成を検討されることをお勧めします。

V2Hシステムの導入に関する詳しい情報や個別のご相談については、お気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

Q1: ニチコンV2HはすべてのEVに対応していますか?

A1:
いいえ、すべての電気自動車に対応しているわけではありません。ニチコンV2HはCHAdeMO規格の急速充電に対応した車両のみが利用可能です。主に日本メーカーの電気自動車が対応しており、テスラなどの一部輸入車は対象外となっています。車両購入前には必ず対応状況をご確認ください。

Q2: V2H導入にはどのくらいの費用がかかりますか?

A2:
ニチコンV2Hシステムの導入費用は、機器代と設置工事費を含めて150万円から250万円程度が一般的です。設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。国や自治体の補助金を活用することで、実質的な導入コストを抑えることが可能です。

Q3: 停電時にはどのくらいの時間、電力供給できますか?

A3:
電気自動車のバッテリー容量と家庭の電力使用量によって変わりますが、60kWhのバッテリーを搭載した車両であれば、一般的な家庭で約3日から5日間の電力供給が可能です。エアコンや給湯器などの使用を控えめにすることで、さらに長時間の電力供給も期待できます。

Q4: 既存の太陽光発電システムとの連携は可能ですか?

A4:
はい、既存の太陽光発電システムとの連携は可能です。日中に太陽光で発電した電力を電気自動車に蓄電し、夜間や発電量の少ない時間帯に住宅で活用することで、電力の自家消費率を大幅に向上させることができます。売電価格の低下が進む中、この自家消費の向上は大きな経済的メリットとなります。

Q5: V2H機器の耐用年数はどのくらいですか?

A5:
ニチコンV2H機器の設計上の耐用年数は15年程度とされており、基本的には製品保証10年、機器保証15年が標準的に提供されます。適切なメンテナンスを行うことで、保証期間を超えても長期間の安定した運用が期待できます。年1回程度の定期点検により、機器の性能維持と安全性の確保が図れます。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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