エコキュートのエラーとは?対応の依頼先やエラーを出さないための対策を解説!

エコキュートを使い続けていると、リモコンにエラーコードが表示されることがあるかもしれません。エラーコードが表示されると瞬時に故障を疑ってしまうかもしれませんが、早急な対応をしなくても良いエラーもあるのです。
そこで今回の記事では、エコキュートでエラーコードが出るシチュエーションやエラーコードが出た場合の対応、エラーが出るのを防ぐ方法を紹介します。
目次
エコキュートのエラーを確認する方法は?どういう場合にエラーが出る?
エコキュートを使っていると、エラーが表示されることもあるでしょう。ここからは、エコキュートのエラーとは何なのか詳しく解説すると共に、エラーコードが出る可能性の高い症状についても解説します。
エコキュートでエラーを確認する方法は?
エコキュートに何らかのエラーが発生している場合、リモコンにエラーコードが表示されます。
ガス給湯器におけるエラーコードはメーカーの垣根を越えてほぼ統一されていますが、エコキュートはそうではありません。したがって、万が一の際に慌てないよう、エコキュートのエラーコードの表は手に取りやすい場所での保管をおすすめします。
また、エラーコードの表示にすぐに気づけるよう、リモコンの確認を日常化しておくこともおすすめです。
エラーコードが出る可能性の高い症状は?
リモコンにエラーコードが出る可能性が高い症状として、以下のようなものが挙げられます。
- お湯が出ない
- お湯が溜まらない
- お湯の温度が安定しない
- お湯が止まらない
- 設定した湯量にならない
- 追い炊きのしすぎ
- 点火不良
- 異常加熱
- 基盤の異常
- 定期点検のお知らせ
エラーの内容は、簡単に想像できるものから複雑なものまであります。どの症状についてエラーコードが出ているのかを瞬時に判断するためにも、エラーコードのある程度の内容は頭に入れておくべきといえるでしょう。
エコキュートでエラーコードが出た!対応は自分?業者?
エコキュートに何らかの理由で不具合が生じている場合、リモコンにエラーコードが表示されます。その場合の対応はどうすれば良いのでしょうか。
ここからは、エラーコードが出た際の対応について解説します。
簡単なものなら自分でエラーコードを解除できる
先ほど例で挙げた「お湯が出ない」「お湯が溜まらない」などであれば、自分でエラーコードを解除できます。
お湯が出ない主な原因としては、
- 外気温が低すぎて配管が凍っている
- 給排気機能が停止している
などが挙げられます。
これらの要因を解決してあげることができれば、再びお湯を使うことができるでしょう。エラーコードの内容が「お湯が溜まらない」であれば、浴槽の栓を閉じることで解決できるかもしれません。
それでも解決しない場合は、不具合が深刻化しているケースが考えられます。業者を呼び、適切な対応をしてもらいましょう。
複雑なものなら業者に依頼してエラーコードを解除してもらう
複雑なエラーコードであれば、業者に依頼する必要があります。
たとえば「点火不良」「異常加熱」「基盤の異常」などは、業者による細部までのメンテナンスが必要です。出費は避けられない部分がありますが、エコキュートの完全な故障を避けるためには必要な出費です。数万円の請求が来る恐れもあるため、予め覚悟はしておきましょう。
エラーコードが出るのを防ぎたい!エコキュートでできる対策は?
エコキュートでエラーコードが出ると、自分で直せるものであってもドキドキしますよね。そこで、エラーコードそのものを出さないためにできる対策を紹介します。
対策①定期的なメンテナンスを心がける
まずは、定期的なメンテナンスを心がけることが大切です。
日ごろから浴槽やフィルターの掃除、水漏れの目視確認、貯湯タンクの水抜きなど、簡単にできるメンテナンスを積極的に行います。そうすることで、突然大きな故障に見舞われるリスクを軽減できるでしょう。
小さな故障(不具合程度)であれば自分で対応できる可能性が高いので、業者を呼ぶ手間や出費を抑えることができます。
対策②環境に合うエコキュートを購入する
環境に合うエコキュートの購入も必要です。
たとえば、冬場に雪が降り積もるような地域であれば「寒冷地仕様」のエコキュートを、海に近い地域であれば「塩害地仕様」のエコキュートを購入してください。環境に合うエコキュートを購入することで、環境の違いによるエコキュートの故障リスクを抑えることができます。
ちなみに、地域に合わないエコキュートを購入すると、保証の対象外となるケースも…。万が一に備えて、地域に対応しているエコキュートの購入をおすすめします。
対策③家庭に合う貯湯タンクを購入する
家庭に合う貯湯タンクの購入もマストです。
先ほど紹介した環境に合うエコキュートもそうですが、家庭に合うサイズ感の貯湯タンクを購入することも必要です。
貯湯タンクの容量が小さすぎると給湯回数が多くなるため、エコキュート本体に負荷がかかります。日中の割高電力を使っての給湯も必要になるため、電気代が高騰するリスクもあるでしょう。一方、貯湯タンクの容量が大きすぎると、余分な電気代がかかるリスクがあります。
エコキュートを正常の範囲内で使いたいのであれば、世帯人数や日々のお湯の使用量に合わせた貯湯タンクの購入をおすすめします。
対策④入浴剤の使い方を見直す
入浴剤を定期的に使う家庭では、入浴剤の使い方の見直しも行いましょう。
特にフルオートタイプのエコキュートでは、入浴剤の使い方に細心の注意を払う必要があります。追い炊き機能を使う際、入浴剤の成分が配管に入り込んで配管の詰まりを引き起こす恐れがあるからです。
リスクなく使える入浴剤は、各メーカーが公式ホームページで紹介しています。エコキュートでエラーの回数を少なくしたいのであれば、推奨されている入浴剤の中から家庭に合うものを選んで使うようにしましょう。
対策⑤長期間使わないときは電源を切る
エコキュートを長期間使わないときは電源を切ることも大切です。
電源を切ってあげることでエコキュート自体を休ませることができ、寿命を延ばすことができるかもしれません。また、消費電力の削減効果も実感できるでしょう。
ただ、冬場に電源を切ると配管の凍結リスクがあります。冬場における長期間の不在では、エコキュートの休止設定で済ませるのが良いかもしれません。
対策⑥エコキュートの設置場所に気をつける
エコキュートの設置場所に気を付けるのも大切です。
エコキュートは空気熱を利用して給湯する設備のため、吸気口や吹出口を塞ぐことのないような設置場所を見つけなくてはなりません。十分な設置スペースが必要なのはもちろん、日ごろからエコキュート周りの雑草を取り除いたり、不要な物を置かないことも大切です。
故障を未然に防ぎたい!エコキュートでエラーコードが出たらすぐの対応を!
今回の記事では、エコキュートにおけるエラーやエラーコードについて解説しました。リモコンに表示されているエラーコードによっては、自分で対応できるものもあります。業者の対応が必要なエラーであれば、早急に業者に連絡しましょう。
また、エラーを極力出さないためにできることもたくさんあります。日ごろからエコキュートの現状を目視で把握するよう心がけましょう。
参考資料①
https://www.u-doctor.com/guidance/ecocute/error.html
参考資料②
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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