エコキュートの耐用年数は何年?修理&交換の目安や寿命を延ばす方法も解説!

会社経営や個人事業主などの場合は、様々な製品にある「耐用年数」という言葉を耳にするケースが多いでしょう。エコキュートにも耐用年数があるのですが、具体的に何年なのか気になりますよね。
そこで今回の記事では、エコキュートにおける耐用年数と耐用年数を考慮する必要のあるシチュエーション、エコキュートの寿命を延ばす方法を紹介します。
目次
エコキュートの耐用年数とは?実際の寿命とはどう違う?
エコキュートの耐用年数とは何の数値なのでしょうか。
ここからは、エコキュートの耐用年数が何年なのか紹介すると共に、耐用年数はどういう場合に必要となるのかについても紹介します。
エコキュートの耐用年数について
エコキュートの耐用年数は国税庁が「6年」と定めています。
耐用年数とは、税務上の観点で設定されているエコキュートの寿命のこと。資産の減価償却を行うために使われる数値なので、国税庁が関わっているのです。エコキュートがどのような使われ方をしようとも、耐用年数は6年と定められています。
エコキュートの実際の寿命について
耐用年数はあくまでも税務上におけるエコキュートの寿命のことで、実際のエコキュートの寿命は10〜15年といわれているので安心してください。
耐用年数が全ての場合において「6年」と定められている一方、実際の寿命は10〜15年。1つの設備は長期的に使えると経済的メリットを実感できるといわれているため、できるだけ寿命を延ばせるような使い方が求められるでしょう。
エコキュートの耐用年数の具体的な考え方は?必要になるシチュエーションも!
エコキュートの寿命を調べる場合、前章で紹介した2つの寿命が出てきます。
どちらもエコキュートのことを知る上で重要な指標ですが、どちらの寿命を重視するのかはエコキュートの使用用途によって異なります。そのあたりについて詳しく見ていきましょう。
耐用年数はエコキュートを経済的に利用する場合に必要!
耐用年数の考え方が必要となるのは、エコキュートを経済的に利用する場合です。
主に、個人事業主や企業などで必要となるでしょう。
具体的には、エコキュートの購入費用を耐用年数6年分で分割します。それを1年ごとに経費として計上。所得から経費を差し引いた分が課税対象となるので、経費として計上できるものが多いほど課税対象額が減り、結果として支払うべき税金が安くなるという仕組みです。
よって、エコキュートを仕事で使う場合には、耐用年数の考え方をしっかり理解する必要があるでしょう。
一般的な家庭では耐用年数について考える必要はない!
耐用年数の考えが必要となるのは、エコキュートを経済的に利用する場合です。したがって、居住用住宅でエコキュートを使用する場合は、耐用年数に対して深く考える必要はありません。重点を置くべきは、10〜15年ほどの寿命といわれているエコキュートをいかに長く使っていけるか、です。
自宅で事業をしている場合には注意が必要!
自宅で事業をしている場合は、割合によってはエコキュートの購入費用を経費として計上できる可能性があります。この場合、仕事でエコキュートを使う割合と日常生活でエコキュートを使う割合を明確にする必要があるので注意しましょう。
具体的にどのように経費計上すれば良いのか知りたい場合は、弊社「リノベステーション」までお気軽にご相談ください。
耐用年数を超えてもエコキュートは使える!修理や交換の時期の目安は?
耐用年数と実際の寿命が異なるエコキュート。だからこそ、不具合が生じた場合にどう対応するのが良いのか気になりますよね。ここからは、修理と交換の時期の目安を紹介します。
10年以内なら修理でOK!
エコキュートに不具合が生じたのが購入して10年以内であれば、修理で問題ないとされています。おそらく簡単に直る不具合が生じているものと思われるので、業者に修理を依頼しましょう。
また、6年までは耐用年数期間中として税金の優遇が適用されるため、エコキュートが不具合を起こさないよう細心の注意を払っての使用が求められます。
10年を超えたら交換がベスト!
10年を超えたタイミングでの不調であれば、耐用年数の6年も超えていることですし、エコキュート本体の交換を視野に入れましょう。
仮に修理で直ったとしても、次々に故障個所が増え、最終的な修理費用が高くなる恐れがあるからです。
耐用年数の考え方を理解して節税を!エコキュートの寿命を延ばす方法は?
事業展開をする中でエコキュートを所有する場合は、耐用年数の考え方をしっかり理解しなければなりません。同時に、最低でも6年はエコキュートを故障知らずで使っていく必要があります。
そこでここからは、エコキュートの寿命を延ばす主な方法を4つ紹介します。
寿命を延ばす方法①定期的なメンテナンスを実施する
エコキュート自体の寿命は10〜15年といわれています。したがって、取り扱い説明書に記載されているような丁寧な使い方をしていれば、耐用年数として定められている6年を前に故障するようなことはないでしょう。
ただ、エコキュートはほとんど毎日使うものなので、定期的なメンテナンスの実施は欠かせません。具体的には、以下のようなメンテナンスの実施を心がけるようにしてください。
- 水漏れの目視確認
- リモコンの動作確認・エラーコードの確認
- 浴槽フィルターの掃除
- エコキュート周辺の環境整備
- 貯湯タンクの水抜き(不純物などの除去作業)
- 逃し弁の動作確認
- 漏電遮断器の動作確認
- 凍結防止ヒーターなどの動作確認など
半年に1回程度のペースで大掛かりなメンテナンスを行うよう心がければ、エコキュートが大きく故障するような事案は避けられるでしょう。必要であれば定期メンテナンスを業者に依頼できると安心です。
寿命を延ばす方法②不必要に入浴剤を使わない
特にフルオートタイプのエコキュートでは、不必要に入浴剤を使ってはなりません。追い炊き機能を使う際、入浴剤の成分が配管に入り込むことで目詰まりを起こす可能性があるからです。
エコキュートの各メーカーでは、使用できる入浴剤について公式ホームページで情報を提示しています。どうしても入浴剤を使いたい場合は、公式ホームページで公表されている入浴剤の中から選びましょう。
寿命を延ばす方法③保証期間を延ばす
エコキュートの寿命を延ばす方法として、保証期間を延ばすことも挙げられます。
耐用年数6年の中であっても、エコキュートに何らかの不具合が生じるリスクはゼロではありません。仮に6年の中で何らかの不具合が生じた場合、保証に入っていなければ修理代を支払う必要があり「せっかく節税が叶ったのに修理代でプラマイゼロになった…」というケースもあるでしょう。
そのため、各メーカーが提示している保証期間を調べた上で、保証期間を延ばす検討をするのがおすすめです。
寿命を延ばす方法④信頼できる業者と契約する
信頼できる業者との契約も必要です。
購入時に補助金制度を利用したい場合は業者への依頼が必要ですし、エコキュートのトラブル関係は基本的に契約した業者に依頼するからです。この場合は耐用年数はもちろんですが、エコキュート自体の寿命である10〜15年は最低でも会社が継続していそうな安心できる業者との契約が必要となります。
いざという時のフォロー体制が充実している業者との契約を心がけましょう。
エコキュートの耐用年数は6年!寿命を延ばす使い方を心がけよう!
今回の記事では、エコキュートの耐用年数は6年、寿命は10〜15年ということをお伝えしました。
一般家庭で耐用年数を気にした使い方は不要ですが、事業をしている場合などは耐用年数の概念を頭に入れておく必要があります。具体的な部分をさらに知りたい場合は、ぜひ弊社「リノベステーション」までお気軽にお問合せください。
参考資料①
https://nmw2012.com/column/3f62e06a-98d8-44da-9ad6-1e82738ad621
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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