エコキュートで故障の多いメーカーはある?故障リスクを抑える方法も解説!

様々なメーカーが今流行りのエコキュートを販売しています。ともなれば、どのメーカーを選ぶのか良いのか気になることでしょう。
そこで今回の記事では「エコキュートで故障が多いメーカー」はどこなのか、詳しく解説したいと思います。他の給湯器よりも初期費用が高いエコキュートだからこそ、寿命を全うできるエコキュートのメーカーはどこなのか詳しく解説します。
目次
エコキュートで故障が多いメーカーは?時期による故障の頻度は?
まずは、エコキュートで故障が多いメーカーはどこなのか、故障が多い季節はあるのかについて見ていきましょう。
故障が多いメーカーは?
結論からいうと、エコキュートで故障が多いメーカーはありません。メーカーごとにノウハウの差やエコキュートの製造方法は異なりますが、それがエコキュートの故障回数に影響するとは考えられないからです。
代表的なエコキュート製造メーカーは、パナソニック・日立・三菱電機・東芝・コロナ・ダイキンなどですが、これらのどのメーカーのエコキュートを選択しても、故障する割合には大差がありません。したがって、気になったり家庭により合いそうなメーカーのエコキュートを選べると良いでしょう。
エコキュートで故障が多い季節は?
メーカーごとの故障頻度は変わりませんが、季節によってエコキュートの故障頻度は大きく左右するといわれています。
四季の中でエコキュートの故障頻度が高いといわれているのは、寒い冬場です。
エコキュートは大気中の熱を利用して効率的に給湯する設備ですが、冬場はそもそも外気温が低いので、実際にお湯を作り出すまでに夏場と比べると大きくフル稼働しなくてはなりません。エコキュートに大きな負担がかかることから、エコキュートで故障が多いのは冬場だといわれているのです。
故障が多いメーカーは存在しない!だからこそのエコキュートの選び方は?
「故障が多いメーカーはどこだ…」と不安に思っている方も多いと思われますが、実際のところは故障が多いメーカーは存在しません。したがって、故障の頻度以外も幅広く見てエコキュート選びをする必要があります。
そこでここからは、故障の頻度以外で見るエコキュートの賢い選び方のポイントを4つ紹介します。
選び方①機能面の充実度でメーカー選びをする
故障が多いメーカーは存在しないので、メーカー選びでは機能面の充実度にフォーカスできると良いでしょう。
「できれば希望したい機能」を家族で話し合っていくつか挙げ、それらの機能が備わっているメーカーを選べると良いかもしれません。各メーカーの主な強みについては、以下の表をぜひ参考にしてください。
| できれば希望したい機能 | 機能を備えているメーカー |
| 水圧の強さ | 日立
ダイキン パナソニック |
| 清潔な水質 | 東芝
三菱電機 |
| 地下水や井戸水の利用 | 日立
ダイキン パナソニック |
| 高い省エネ性能 | パナソニック
三菱電機 |
| 使える入浴剤の選択肢が幅広い | 日立
ダイキン |
| 高いサポート機能 | コロナ |
各メーカーにおけるさらに具体的な特徴を知りたい場合は、ぜひ弊社「リノベステーション」までお気軽にお問合せください。ご家庭の希望に沿うエコキュートをご提案させていただきます。
選び方②家にある他の電化製品とメーカーを合わせるのも◎
家にある他の電化製品とメーカーを合わせるのもひとつの手です。
家の中には、テレビ・冷蔵庫・洗濯機など、エコキュートに限らず多くの電化製品があるかと思います。それぞれでメーカーが別だと、仮に修理を依頼する際に「どのメーカーだっただろう…」と悩む場面もあるでしょう。
そういった万が一の不安を解消するため、エコキュートと既存の電化製品のメーカーを合わせるのがおすすめです。
様々なメーカーが販売しているエコキュートだからこそ、既存の電化製品とメーカーを合わせることで機種選びが楽に進む可能性もあるでしょう。
選び方③保証期間の充実度でメーカー選びをする
保証期間の充実度でメーカー選びをするのもおすすめです。
保証期間は各メーカーごとに異なります。
ちなみに、エコキュートの平均寿命は10〜15年ですが、メーカー保証は長いもので5年である場合がほとんどです。有償で最長10年間の保証期間延長サービスを設けているメーカーもあるため、何年間の保証を買うのかを家庭で慎重に相談できると良いでしょう。
選び方④自宅の環境に合った機種の中でメーカー選びをする
自宅の環境に合った機種の中でメーカー選びをするのも忘れてはなりません。
一般的な住宅街にお住まいの場合はどのメーカーでも基本的には大丈夫ですが、寒冷地や塩害地にお住まいの場合は地域に合ったエコキュート選びが求められます。多くのメーカーでは寒冷地仕様・塩害地仕様と両方のエコキュートを展開していますが、機種によっては標準地仕様のエコキュートしか展開していない場合も…。
自宅の環境に合わないエコキュートを使用すると、エコキュートの故障リスクが増えます。この場合の故障の原因はメーカー側ではなくエコキュートを所有している側にあるため、当然のごとく保証は使えません。気を付けましょう。
故障が多いメーカーはない!エコキュートの故障リスクを抑える方法は?
エコキュートを展開しているメーカーの中で、故障が多いメーカーはありません。ですが、エコキュートの使い方によっては、エコキュートの故障リスクを上げてしまう恐れも…。そこで最後に、エコキュートの故障リスクを抑える方法について解説します。
定期的なメンテナンスを実施する
エコキュートの故障リスクを抑えるため、定期的なメンテナンスの実施が求められます。具体的な内容は、以下の表をご覧ください。
| メンテナンスの頻度 | メンテナンスの具体的な内容 |
| 日ごろから行いたいメンテナンス | ・リモコンの拭き掃除
・リモコンに表示されるエラーコードの確認 ・浴槽フィルターの掃除 ・水漏れの目視点検 |
| 半年に1度のペースで行いたいメンテナンス | ・貯湯タンクの水抜き
・漏電遮断器の動作点検 ・逃し弁の点検 |
| 冬の到来前に行いたいメンテナンス | ・凍結防止ヒーターの動作確認
・配管の凍結防止対策(タオルを巻くなど) |
特に、日ごろから行いたいメンテナンスはとても簡単なものばかりです。日課として実践できると良いでしょう。その他のメンテナンスに関しては、業者に依頼するのでもOKです。数万円ほどの出費は必要ですが、メンテナンスをしてもらうだけではなく、エコキュートの隠れた不具合を見つけてもらえるかもしれません。
家庭に合うエコキュートを購入する
家庭に合うエコキュートを購入するのも大切です。
先ほど、エコキュートには「標準地仕様」「寒冷地仕様」「塩害地仕様」の3タイプがあるとお話しました。必ず、ご自宅がどの地域に属するのかを確かめた上でエコキュートを購入しましょう。微妙なラインで該当地域がわからない場合は、弊社「リノベステーション」までお気軽にお問合せください。
室外機の周辺の風通しを良くする
室外機の周辺の風通しを良くするのも大切です。
エコキュートは大気中の熱を利用して給湯する仕組みなので、室外機が多くの空気を吸い込める環境を作る必要があります。
- 室外機周辺の雑草を抜く
- 空気の循環に悪影響を及ぼすような大きな物を置かない
などの対策を心がけましょう。
長期間使わないときは電源を切る
長期間使わないときは電源を切るのも大切です。
エコキュートは基本的に、1週間以上、家を留守にする場合は電源を切るようにいわれています。エコキュートが無駄な給湯をするリスクを減らせる他、エコキュート本体を休ませてあげるためです。
したがって、長期間の外泊を予定しているのであれば、予め電源をOFFにしてから出かけましょう。スマホと連動して遠隔操作ができるエコキュートであれば、出先からでも遠隔で電源をOFFにできるので安心です。
信頼できる業者と契約をする
信頼できる業者と契約するのも大切です。
エコキュートは10〜15年ほどの寿命です。万が一の際には業者に修理の依頼などをするため、長期的に見て安心できる業者との契約が必要不可欠になります。
また、エコキュートに存在している補助金制度も国と業者のやり取りになるため、信頼できる業者との契約はマスト。色々な業者を見て、信頼できる業者を見つけられると良いでしょう。
エコキュートでは故障の多いメーカーはない!機種の選び方には気を付けよう!
今回の記事で見てきた通り、エコキュートでは故障の多いメーカーはありません。故障の多さに関しては、エコキュートの日ごろの使い方や設置環境にあるかと思います。まずは使い方に気を付け、定期メンテナンスをしっかり行い、必要であれば業者に連絡して深い部分のメンテナンスを実施してもらいましょう。
具体的に家庭に合うメーカーを知りたい場合は、弊社「リノベステーション」までお気軽にご相談ください。
参考資料①
https://totsugekitai.com/media/エコキュートのメーカーごとのおすすめ機種は
参考資料②
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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