オムロン蓄電池の特徴や強みを解説!2つのおすすめモデルもご紹介
庭に充分なスペースがないことを理由に、蓄電池の導入を諦めていませんか?
オムロンの蓄電池なら、大容量モデルでも室内に設置することが可能です。
この記事では、オムロン蓄電池の特徴やメリット、おすすめモデルについて詳しく解説しています。
目次
オムロン蓄電池システムの特徴を紹介
はじめに、蓄電池メーカーとしてのオムロンの概要や、展開している蓄電池システムの特徴について解説していきます。
オムロンってどんな会社?
オムロン株式会社は、京都府に本社を置く、創業1933年の歴史あるメーカーです。
体温計や体重計などのいわゆるヘルスケア機器の印象が強いですが、実は太陽光発電システムのパワーコンディショナーや蓄電池を積極的に開発している企業です。
中でも蓄電池のシェアは国内でもトップレベルといわれており、他の蓄電池メーカーのOEM生産も多く手がけています。
オムロンの蓄電池は、豊富な生産実績に裏打ちされた品質の高さが特徴といえるでしょう。
オムロン蓄電池システムの特徴を紹介
オムロン蓄電池システムの最大の特徴は、小さくて軽いことです。
6.5kWhモデルの「KP-BU65-A」は重量は52kg、奥行きは120mmと他社製品に比べて非常にコンパクトにまとめられています。
小型化に成功した大きな理由は、通常一体化していることが多いパワーコンディショナーを分離したことです。
これにより6.5kWhの大容量モデルでも室内に直置きすることが可能となりました。
単機能型とハイブリッド型から選べる
現在オムロンが主力としてラインナップしている蓄電池システムには、単機能型の「KPACシリーズ」とハイブリッド型の「KP55Sシリーズ」の2つの種類があります。
単機能型の特徴は、他社の太陽光パネルが設置されている家庭にも導入できる汎用性の高さです。
パワーコンディショナーを交換する必要のあるハイブリッド型に比べ、工事費用が安く済むのもメリットといえます。
ハイブリッド型のメリットは、2台のパワーコンディショナーが1台にまとめられることです。
屋外の設置スペースを小さく収めることができるほか、発電の効率も単機能型に比べて優れています。
オムロンの蓄電池システムはこんな人におすすめ!
オムロンの蓄電池システムは、庭に十分なスペースが確保できずに蓄電池の導入を諦めていた方におすすめです。
6.5kWhモデルの「KP-BU65-A」なら、屋内に設置できるため場所を選ばず、屋外に設置するパワーコンディショナも壁掛けが可能ですので庭のスペースを気にせず設置できます。
ほかにも、分電盤やリモコンなどの設備もすべて屋内に設置するため、建物の外観をできるだけすっきり見せたい方にもおすすめです。
オムロンのおすすめ蓄電池・KP-BU65-Aについて解説
続いて、オムロンが販売している容量6.5kWhの蓄電池「KP-BU65-A」の特徴やメリット、価格相場について解説します。
KP-BU65-Aの製品仕様を紹介
オムロンが公表しているKP-BU65-Aの製品仕様は以下のとおりです。
形式 | KP-BU65-A |
種類 | リチウムイオン電池 |
蓄電池容量 | 6.5kWh(実効容量:5.9kWh) |
電圧範囲 | DC84〜117.6V |
充電回復時間 | 約6時間(25℃、夜間充電時、満充電まで) |
設置環境 | 屋内設置 |
使用周囲温度 | −10〜+40℃ |
使用可能湿度 | 25〜95度RH |
外形寸法(mm) | 横452×高さ656×奥行き120 |
質量 | 約52kg |
冷却方式 | 自然空冷 |
取り付け方法 | 壁面に直置き・ネジ止め |
KP-BU65-Aの特徴やメリットを解説
KP-BU65-Aの最大のメリットは、大容量ながら屋内での設置が可能なことです。
横幅45cm、奥行き12cmほどと非常にコンパクトなため、クローゼットや押入れなど、目立たない場所に設置することもできますね。
重量も52kgと持ち運べる重さに収まっていますので、施工工事も少人数の手作業で行うことが可能です。
結果的に工事費用を抑えられ、総合的なコストダウンに繋がるでしょう。
KP-BU65-Aの価格相場はいくらくらい?
オムロンの蓄電池はオープン価格を採用しているため、単体での定価は公表されていません。
蓄電池を扱うショップなどの価格を参考にすると、KP-BU65-Aの価格相場は「150〜200万円」ほどが相場になっています。
1kWhあたりの容量に対する価格から考えると、他社と比較して「平均的」であるといえます。
蓄電池は購入するネットショップや代理店によっても価格が大きく変わる商品です。
購入前には複数の業者に価格を問い合わせることをおすすめします。
KP-BU65-Aはこんな人におすすめ!
KP-BU65-Aは、以下のような人におすすめの蓄電池です。
- 家の外側にできるだけ機器を設置したくない人
- 取り付け工事費をとにかく安く抑えたい人
- 屋内型で、なるべく大容量の蓄電池を探している人
オムロンのおすすめ蓄電池・KP-BU98-Bについて解説
続いて、オムロンが販売している容量9.8kWhの蓄電池「KP-BU98-B」の特徴やメリット、価格相場について解説します。
3−1.KP-BU98-Bの製品仕様を紹介
オムロンが公表しているKP-BU98-Bの製品仕様は以下のとおりです。
形式 | KP-BU98-B |
種類 | リチウムイオン電池 |
蓄電池容量 | 9.8kWh(実効容量:8.8kWh) |
電圧範囲 | DC126〜176.4V |
充電回復時間 | 約6時間(25℃、夜間充電時、満充電まで) |
設置環境 | 屋外設置 |
使用周囲温度 | −10〜+40℃ |
使用可能湿度 | 25〜95度RH |
外形寸法(mm) | 横452×高さ542×奥行き228 |
質量 | 約78kg |
冷却方式 | 自然空冷 |
取り付け方法 | 壁面取り付け・ネジ止め |
KP-BU98-Bの特徴やメリットを解説
KP-BU98-Bは、9.8kWhとかなりの大容量ながら78kgという驚異の軽量性が魅力のモデルです。
他社製品でこのくらいの容量になると「地面に直置き」しなければならないことがほとんどですが、こちらのモデルは「壁掛け」設置が可能となっています。
そのため、床下浸水や大雨時の水ハネなどのトラブルにも強く、庭のスペースを有効に活用することができます。
KP-BU98-Bの価格相場はいくらくらい?
KP-BU98-Bもオープン価格を採用しているため、単体での定価は公表されていません。
インターネットでの価格を参考にすると、価格相場は「200〜250万円」ほどが相場となっています。
他社の同程度のスペックの蓄電池と比較しても価格はやはり「平均的」ですが、サイズや重量がはるかに小さい点は注目すべきポイントといえます。
KP-BU98-Bはこんな人におすすめ!
KP-BU98-Bは、以下のような人におすすめの蓄電池です。
- 屋外型でコンパクト、信頼できる性能の蓄電池が欲しい人
- 庭の収納スペースが狭く、壁掛けタイプの蓄電池を探している人
- 停電時にも普段どおり生活できるよう、大容量モデルを選びたい人
【まとめ】オムロンの蓄電池は屋内にも置けるコンパクトさが魅力!
国内で大きなシェアを持つオムロンの蓄電池システムは、信頼性や安定性が高く、長期の使用にも充分に耐える実力を持っています。
今回おすすめした2つの蓄電池は、どちらも軽量・コンパクトでどんな環境の家にも設置できる点が魅力的ですね。
できるだけ小さく、かつ性能のよいモデルをお探しでしたら、ぜひオムロンの蓄電池を検討してみましょう!
リノベステーションではオムロンやファーウェイを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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