神奈川県在住の方へ!おすすめの停電対策を紹介します
「神奈川県って停電が起こることあるのかな?」
「停電が起きた際に便利なものって何がある?」
このような疑問を抱えている方はいませんか。
最近では災害等も増えてきて、それに伴い、停電が起こることも増えました。
そんな中、神奈川県は停電が起きているでしょうか。
今回は、神奈川県での停電事例や停電時にあると便利なものについて紹介します。
目次
神奈川県は停電対策が必要?
今年の5月に大規模停電が発生
まずは、神奈川県で停電が起きるのかについて紹介します。
結論から申し上げると、神奈川県でも停電は起きます。
加えて、今年2021年には大規模な停電が発生しました。
起きた場所は神奈川県の綾瀬市を中心とし、海老名市、大和市などで起こりました。
綾瀬氏に関しては、停電が17,070軒で発生し、非常に規模の大きな停電と言えます。
海老名市では210軒、大和市では10件未満とあまり多くはありませんが、停電の被害は出ています。
以上からわかるように、神奈川県でも停電は大きな規模で発生します。
そのため、停電対策はしっかりするようにしましょう。
停電が起こると発生すること
では、停電が起きたら、何が困るでしょうか。
事例を見ていきましょう。
照明や家電が使えない
まずは、照明や家電が使えなくなります。
これは想像しやすいですね。
家電は全滅してしまうので、冷蔵庫やエアコンなどが使えなくなります。
夏場に冷蔵庫が壊れてしまうと、中に入っていた食べ物が全て駄目になってしまうので、痛いですよね。
日頃から、冷蔵庫を使わないと保存しておけないものだけでなく、冷蔵庫なしでも保存できるものはいくつか準備しておきましょう。
また、当然エコキュートも使えなくなります。
しかし、エコキュートにはお湯が大量に貯められています。
そのため、飲水としては使えませんが、貴重な水源になることは頭に入れておきましょう。
給湯器やガスコンロが使えない
続いては、給湯器やガスコンロです。
ガス給湯器に関しても、石油給湯器に関しても、両方とも電気を使っているため、停電が発生すると使えなくなります。
ただし、例外があります。
それは乾電池を使用する瞬間湯沸かし器です。
これは電源が乾電池であるため、停電であっても水が出ている限りは使えるので安心してください。
また、ガスコンロも同様に使用できません。
ビルトインタイプのガスコンロは電源を用いて使うため、停電時には使えません。
ただし、給湯器と同様に、乾電池を使用しているタイプであれば使えます。
また、カセットガスコンロがあれば、火を使えるので便利です。
換気性が動かないことに注意して使用しましょう。
水道が使えない
最後は、水道です。
意外ですが、地域によっては停電によって水道が使用できなくなります。
水を送り出す浄水場も停電した場合に限ります。
この場合、浄化施設の停止や圧送ポンプなどが停止してしまい、家庭での水道が使えなくなってしまします。
また、井戸水を使用している家でも、ポンプを使用して水を使っているので、停電時には使えなくなります。
加えて、集合住宅で受水槽を使用している場合でも、ポンプを使用しているので、停電時には使えません。
水道は意外に思われるかもしれませんが、使えなくなると大変不便になるので、予備は持っておくようにしましょう。
停電時にあると便利なもの
ここからは、停電時にあると便利なものについて紹介します。
4つ見ていきましょう。
懐中電灯
1つ目は、懐中電灯です。
これは停電時や災害時に必須の防災グッズとして有名です。
政府や自治体も、「人数分、一人一個が望ましい」としているくらい、非常に重要アイテムになります。
人数分あった場合、トイレや部屋を移動するときに、毎回「貸して」と言う必要がないので、気が楽になるでしょう。
また、貸した間は貸した側の部屋が真っ暗になるため、1人1つ確保するようにしましょう。
1人1つ持つ場合、懐中電灯は「スイッチを押してオンとオフにするタイプ」「単三電池式のもの」がおすすめと言われています。
なぜなら、スイッチでオンとオフにするタイプであれば、片方で操作でき、もう片方の手で別の動作をすることができるからです。
また、電池に関しては、あまりに大きいサイズの懐中電灯を使用した場合、普段使わない単一電池や単二電池が必要となることがあります。
停電になってもし電池が切れた時、代わりの電池がなければ使い物になりませんよね。
そのため、使用頻度が高く、おそらく家に備えがある単三電池の懐中電灯を使用しましょう。
手巻き式ラジオ
2つ目は、手巻き式ラジオです。
手巻き式ラジオは今はあまり普及していませんが、停電時にはとても便利なアイテムになります。
手巻き式ラジオはその名の通り、手でレバーを回すことによって電気を起こすタイプのラジオです。
これがあれば、スマホや携帯電話、インターネットが圏外になったり、テレビが見られなくなったりした時でも、情報を得られることです。
ラジオがあるとどういった点で便利でしょうか。
それは災害時に必要な「避難所や給水、停電の復旧状況」「学校の情報」などの様々な情報を手に入れられることです。
停電は頻繁にあることではないため、もしその状況に立ち会うと右も左もわからなくなることもあります。
そんな時はラジオを聞いて、今の状況をしっかり把握するようにしましょう。
チャンネルはAMに合わせて、NHKのニュース放送を聞くと良いでしょう。
ガス式カセットコンロ
3つ目は、ガス式カセットコンロです。
このコンロは、カセットガス缶を用いるタイプのポータブルガスコンロです。
テレビで見たことがある人も多いでしょう。
このカセットコンロがあれば、停電時にもお湯を沸かしたり、料理を作ったりすることができます。
今では食品加工の技術も発達して水で作れる災害時用食品もありますが、やはり温かいものがあれば安心しますよね。
また、鍋や底が深いフライパンがあればご飯が炊けますし、蒸し器があれば冷凍食品の解凍をすることもできます。
これは停電が起きていない時でも普段使いできます。
停電のためにも、そして普段の食事の際に家族で鍋を囲んで食べるときのためにも、ガス式カセットコンロは用意しておきましょう。
蓄電池
4つ目は、蓄電池です。
蓄電池は意外に思われた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、蓄電池は停電時にぴったりです。
そもそも、蓄電池とは、電気を蓄えておくことができるものです。
これがあれば、停電時にも家電を使用することができます。
蓄電池に関しては、この後詳しく説明するので、確認しましょう。
神奈川県での停電には蓄電池がお勧め
家庭用蓄電池があれば電源を確保できる
ここからは、蓄電池について紹介します。
蓄電池は停電時にとてもおすすめのアイテムです。
どういった点でおすすめと言えるのか、確認していきましょう。
家中の家電をカバー
まず、蓄電池があれば家の中にある家電を使用できるようになることです。
蓄電池はモバイルバッテリーと比較するとかなり多くの電気を備蓄しておけます。
そのため、停電いでもあらゆる家電が使用できるようになります。
非常時の暮らしを助ける電源として、あると大変便利ですよね。
機種によっては、停電時に自動で電気を供給する機能を備えています。
冷蔵庫やペットの冷暖房は、もし停電で止まってしまったら大変ですよね。
それらを停電時に自動で使える設定にした場合、帰宅に時間がかかっても安心できます。
ただし、そういった大容量・高機能の蓄電池は初期費用がかかります。
家庭用蓄電池はどれも数千円で収まるような金額ではありません。
家庭用蓄電池はモバイルバッテリーとは比較にならないほど高額ですので、非常事態のためだけに購入するのは躊躇してしまうでしょう。
ただ、家庭用蓄電池は何も停電時だけで機能するわけではありません。
蓄電池があれば電気代の節約につながります。
電気代は通常、昼間が高くて、夜が安い仕組みになっています。
そのため、電気代の安い夜間に蓄電池で充電を行い、電力使用が最大になるピークタイムに使うことによって、電気代を節約することができます。
こうした節約面のメリットもあるため、蓄電池を取り入れてみても良いでしょう。
太陽光発電の組み合わせがあれば安心
また、蓄電池は太陽光発電と組み合わせると、非常に威力が増します。
太陽光発電は最近では普及してきているため、知っている方も多いでしょう。
簡単に言うと、太陽光を使って電気を生み出す機械です。
ただし、作った電気を溜めておくことはできません。
そのため、蓄電池との相性が良いです。
蓄電池の弱点は電気を作れないことで、太陽光発電の弱点は電気を溜められないことです。
これら2つを組み合わせると、お互いの弱点を補完し合うため、効率よく使用することができます。
停電時にもあると安心です。
なぜなら、太陽光発電と蓄電池があれば、日中に太陽光発電で発電した電気を蓄電池にためておき、停電で真っ暗な夜間に電気を使用できるからです。
繰り返し充電して使えるということは、停電が長引いた時でもずっと電気が使えますし、普段の電気代節約にも大いに役立ちます。
同時導入してみるのも良いでしょう。
工事が難しければ蓄電池
住宅の事情で配線工事ができない方、スペースの都合などで工事が難しい方には、ポータブルタイプの蓄電池もおすすめです。
このポータブル電源は、家全体に電気を行き渡らせることはできません。
しかし、工事を行う必要がなく、コンセントで充電しておけるため、手軽に活用できます。
また、キャスターがついていることも多いため、電気が必要な場所に簡単に移動させることができます。
USBポートを搭載したものを備えておくと、災害時のパソコン用非常用電源としても役立ちます。
蓄電池を使うときの注意点
続いては、停電時に蓄電池を使う時に注意点について紹介します。
これらを把握していない場合は、うまく使えなくて困ってしまいます。
事前に確認しておいて、停電になっても焦らず使えるようにしましょう。
蓄電池を自立運転に変える
1つ目は、蓄電池を自立運転に切り替えることです。
蓄電池を普段使っているときは、メーカーによって名称は異なりますが、運転モードが経済モードやグリーンモードと呼ばれるモードになっています。
停電した時、この運転モードのままでは、ためておいた電気を使用することはできません。
この運転モードを自立モードへと切り替える必要があります。
自立モードに切り替えて初めて電気が使用できるようになります。
そのため、自立モードへの切り替えは忘れないようにしましょう。
ただ、現在では多くの蓄電池が停電を察知したら自動的に自立運転へ切り替える機能が備わっています。
このおかげで、停電が起きても秒単位で切り替わります。
しかし、中には手動で切り替える必要があるものもあります。
「停電した時に切り替え方法がわからずに蓄電池が使えなかった」といった事態が起きないように、まずは自動切り替えがされるかを確認、そして手動だった場合はどのように操作するか確認しましょう。
蓄電池のタイプを確認する
2つ目は、蓄電池のタイプを確認することです。
蓄電池には、全負荷型と特定負荷型の2タイプあります。
全負荷型は停電が起きても家全体の電気が使える一方、特定負荷型の場合は特定の部屋や電化製品しか使用できません。
これだけ聞くと全負荷型の方が良いと思いますが、全負荷型の場合は蓄電池の減りが非常に速くなってしまいます。
そのため、長引く停電の時には向いてないと言えます。
この違いは事前にしっかり把握しておきましょう。
停電が起きて蓄電池残量があるのに、特定負荷型で「部屋の電気が使えない」と焦ることもあります。
どの部屋の電気が使えるのか知り、焦らず対応しましょう。
出力の大きな家電を使えるか確認する
3つ目は、出力の大きな電化製品を使えるか確認することです。
蓄電池には自立運転出力があり、200Vの家電に対応していないこともあります。
仮に200Vに対応していない場合、停電時にエアコンやIHクッキンングヒーターなどの家電製品が使えなくなります。
停電時にこれを知らないと、使える家電がわからなくなり、焦る可能性があります。
蓄電池の最大出力がどのくらいか把握しましょう。
ただし、現在では200Vの電化製品にも対応した、自立運転の最大出力が大きい蓄電池も増えてきています。
エアコンなども使いたいと考える方は200V対応のものを選ぶようにしましょう。
神奈川県で停電が起きても蓄電池があれば安心
今回は、神奈川県での停電情報、停電時にあると便利なもの、蓄電池の紹介を行いました。
神奈川県でも停電は起き、大規模なものもあります。
そのため、停電対策は常日頃から行っておく必要があります。
そこでおすすめなのは蓄電池です。
蓄電池があれば停電で使えなくなった家電を使用することができ、普段通りの生活を送れます。
200V対応か、全負荷型・特定負荷型のどちらか、などを事前に確認しておいて、停電時でも焦らずに使用できるようにしましょう。
リノベステーションではオムロンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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