シャープの蓄電池の価格は?特徴やメリットも!
家電から住宅設備、スマートフォンなど多くの電子機器を製造・販売しているシャープ。
誰でも1度はシャープの製品を使用したことがあるのではないでしょうか。
そんなシャープは、家庭用蓄電池の販売も行っています。
近年、脱炭素化の影響や光熱費が削減できる点から、家庭用蓄電池の需要が急激に上昇しています。
そこで今回は、シャープの蓄電池のラインナップからメリット・デメリットなどを解説していきます。
目次
シャープの蓄電池の特徴は?
シャープの蓄電池の特徴は、豊富なラインナップと高性能さにあります。
選べる容量も豊富で、多くの人のニーズに応えることが出来るラインナップです。
また、保証も最長15年と長く、安心して長く蓄電池を使用したいという方におすすめです。
特徴① AIが自動で蓄電池を制御!
シャープ蓄電池のミドルタイプと大容量タイプの製品では、HEMSというコントローラー機器を別途で接続することが出来ます。(有料機器が必要です)
HEMSと蓄電池を一緒に使用することによって、AIが自動で雷注意報を取得し、必要な電気量を蓄電してくれるなどの機能がついています。
雷注意報の他にも「生活パターンを学習し効率よくエネルギーを制御する機能」や「家族の見守り機能」など、暮らしを豊かにする機能が満載です。
また、スマートフォンで蓄電池の使用状況などを手軽に確認することが出来ます。
特徴② 最長15年の保証で安心!
シャープ蓄電池の保証は、全シリーズ15年保証に対応しています。
近年の蓄電池は、寿命も長く10年以上使用することが当たり前になってきています。
安心して蓄電池を長く使用したい方にとって、保証が15年に延長できることはメリットなのではないでしょうか。
有償の15年保証は、商品によって値段が異なりますが3万3千円から6万500円(税込み)なので、気軽に選べるところも嬉しい点です。
また、無償で10年保証がついているので「15年も保証はいらない」という方も安心です。
有償の15年保証は、購入後に申し込みが必要なので、15年保証を希望する場合は忘れずに申し込みましょう。
特徴③ コンクリート面なら簡易基礎でスピード設置
シャープの蓄電池は、コンクリート面であれば簡易基礎で設置することが可能です。
簡易基礎で設置することが出来るので、工事にかかる時間を大幅に短縮することが出来ます。
土の上であっても簡易基礎で蓄電池を設置することが可能ですが、設置した機器が沈み込まなくなるまで土を固める必要があります。
シャープの蓄電池のラインナップはタイプ別に3種類!
シャープの蓄電池は、3シリーズあり全6種類販売されています。
容量は、9.5kWh・8.4kWh(2台)・6.5kWh(2台)・4.2kWhとなっており、6.5kWhの蓄電池ユニットは組み合わせて13kWhの蓄電容量を確保することが出来ます。
停電対策にぴったり!大容量タイプ
大容量タイプには、9.5kWhと8.4kWh(2台)の3種類の蓄電ユニットがあります。
容量9.5kWhのJH-WB2021は、大容量に加え、浸水に考慮した安心設計になっています。
底面にねじ穴がなく、簡易基礎の高さを含めて50cmの高さまでの水位まで浸水しにくい設計です。(水流の影響などで浸水してしまう場合もあります)
容量8.4kWhの蓄電池は2種類あり、JH-WB1821・JH-WB1622どちらとも大容量かつ、コンパクト設計で置き場所を選びません。
容量9.5kWhのJH-WB2021は、希望小売価格3,476,000円から3,740,000円(税込)、8.4kWhのJH-WB1821は3,179,000円から3,443,000円(税込)です。
同じく8.4kWhのJH-WB1622は、3,179,000円から3,278,000円(税込)となっています。
(付属機器の有無などにより価格が変動することがあります)
ちょうどいい大きさと容量!ミドルタイプ
シャープ蓄電池のミドルタイプのラインナップは、6.5kWhの蓄電ユニット2台です。
コンパクトで屋外設置することが出来、停電時には200Vの機器を使用することが出来ます。
また、同じモデルの蓄電ユニットを2台設置することにより、13kWhの容量を確保することも可能です。
JH-WB1921の希望小売価格は、2,618,000円から2,882,000円(税込)となっています。
(付属機器の有無などにより価格が変動することがあります)
置き場所を選ばない!コンパクトタイプ
コンパクトタイプの4.2kWh蓄電池は、屋内・屋外両方に設置することが可能です。
コンパクトな形状で、室内に設置しても場所を取りません。
4.2kWhの蓄電ユニットJH-WB1621の希望小売価格は、1,958,000円から2,057,000円(税込)となっており、導入しやすい価格と言えるのではないでしょうか。
(付属機器の有無などにより価格が変動することがあります)
シャープの蓄電池は太陽光発電とセット使用する人におすすめ!
シャープの蓄電池は、単体であっても活用することが出来ますが、太陽光発電システムと連携することで、より活用することが出来ます。
また、シャープの蓄電池はAIでの蓄電容量の最適化など、高性能なことが特徴なので、太陽光発電システムと一緒であれば、蓄電池の機能をフル活用することが出来ます。
2つのモードでライフスタイルに合った使い方を
シャープの蓄電池には「経済性モード」と「クリーンモード」の2つのモードがあります。
経済性モードでは、深夜に蓄電池を充電し、日中には太陽光で発電した電気を使用し、余った電力は蓄電池に充電せず売電をします。
クリーンモードでは、電気の自給自足が出来るようサポート出来るよう、太陽光で発電された電気を蓄電池に充電します。
売電重視、自家消費重視の2つのモードがあることによって、日常においてもライフスタイルに合った使い方が可能です。
シャープの蓄電池はユニットを組み合わせることが可能!
シャープの蓄電池は、ミドルタイプの6.5kWhの蓄電ユニットを組み合わせることが可能です。
組み合わせることによって13.0kWhの容量を確保することが出来、停電対策・自家消費のどちらの目的で蓄電池を導入する場合もおすすめです。
また、いざという時に使用したい家電が多い場合や、家族がたくさんいる家庭にもおすすめです。
シャープの蓄電池にデメリットはある?
高性能のシャープの蓄電池でも、メリットとデメリットがあります。
長期間使用する蓄電池は、メリットとデメリットをよく理解し、自分の家庭に合っているかどうかしっかりと考えてから導入しましょう。
シャープの蓄電池のデメリットは初期費用!
シャープの蓄電池は、高性能なものが多く、性能に比例して価格も高い傾向にあります。
蓄電池を導入するにあたって、価格を1番重視する人にはシャープの蓄電池は「高い」と感じるかもしれません。
しかし、価格よりも機能や蓄電容量を重視する人には、シャープの蓄電池がおすすめです。
また、今年度は多くの市町村で蓄電池に対する補助金が出ています。
補助金の利用により、お得にシャープの蓄電池を導入できますので、価格がネックになっている人も1度検討してみてください。
さらに、蓄電池と太陽光発電システムを同時に使用する場合には、光熱費の削減が見込めますので、費用対効果も考え、購入を検討しましょう。
シャープの蓄電池のメリットは豊富な容量!
シャープ蓄電池のメリットは、選べる蓄電容量が多いことです。
4.2kWhから13kWhと小容量から大容量まで取り揃えられており、容量による制限を受けません。
最低限の停電対策をしたい方から、電気の自給自足を目指したい人まで多くのユーザーの要望を叶えることが出来ます。
シャープの蓄電池は停電時にもしっかり活用できる!
シャープの蓄電池は、停電が起こった時もしっかりと活用することが出来ます。
太陽光発電とセットで使用した場合であれば、最小容量の4.2kWh蓄電池であっても、下記の機器を3日間使用することが出来ます。
・冷蔵庫(24時間)
・テレビ(3時間)
・照明(5時間)
・スマートフォン充電(2時間半)
さらに8.4kWh蓄電池であれば、上記の機器に加え下記の機器を使用することが出来ます。
・炊飯器(1回)
・スマートフォン充電3台(計7時間半)
・電気ケトル(3回)
・扇風機(6時間)
シャープ蓄電池はどんな家庭にも対応できる優秀品!
今回は、シャープの蓄電池について解説しましたがいかがでしたでしょうか。
シャープの蓄電池は、高性能なことに加え、容量の種類が豊富でどんな人にもおすすめすることが出来ます。
特に、コストよりも性能を重視する人にとっては、シャープ蓄電池は唯一無二のメーカーなのではないでしょうか。
弊社では、シャープの蓄電池の取り扱いもございます。
補助金の利用やローンの借り換えで、シャープの蓄電池をお得に購入できるケースもありますので、お気軽にお問い合わせください。
リノベステーションではオムロンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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