エコキュートが壊れたらどうしたらよいの?症状や修理費用を解説!
高性能なエコキュートでも、環境や過度な使い方によって故障することもあるそう。
とはいえ
「エコキュートはどう扱えばよいの?」
「エコキュートの壊れるサインとは?」
という方も多くいらっしゃるはず。
そこで当記事では、エコキュートについてのお悩みを解決していきます。
具体的には
・エコキュートの寿命・交換時期
・エコキュートの修理・交換相場
・エコキュートの壊れたサイン
の順に解説していきます。
約5分で読めますし、エコキュートとの上手な使い方を理解できる可能性が高いので、ぜひ最後までご一読ください。
目次
エコキュートが壊れるのはいつ?寿命・交換時期について
エコキュート本体の耐用年数は正確に決まっているわけではありません。
しかし、部品ごとには寿命があるといわれています。
エコキュートは大きく分け、お湯を沸かすためにある「ヒートポンプユニット」と生成したお湯を貯める「貯水タンク」で作られています。
「ヒートポンプユニット」は酷使しすぎたり、数十年間も使うと回路に故障が出ることが多く、一般的に寿命は5~15年といわれています。
一方で「貯水タンク」はそれよりも少し長く、寿命は10~15年と定められています。
ただし定期的なメンテナンスを心掛け、ヒートポンプを過度に使いすぎなければ、それ以上長持ちさせることも十分可能です。
正確なデータがあるわけではないですが、正しい使い方をしても購入より10年前後で症状は現れてくるといえるでしょう。
エコキュートが壊れた?実際の修理・交換の費用相場
エコキュートの修理や交換は部位によっても、金額と期間が異なります。
大きく3パターンに分かれ、保険が適用されるケースも。
ここから詳しく解説していきます。
部分ごとの修理費用
配管に不具合が起きた場合
配管に異常が発生し、水漏れが発生した場合には最安で1万円ほどで修理が可能です。
しかし、一部ではなく全体的に配管が劣化している場合もあるので、注意が必要です。
貯水タンクの修理費用
エコキュートの貯水タンクは30万円程度の修理費用がかかることが多いです。
通常通り使用していれば、壊れることは少ないですが台風や洪水、地震の影響で故障してしまう可能性があります。
修理で収まらない際は交換した方が今後のためになることもあるので、頭に入れておきましょう。
ヒートポンプユニットの修理費用
エコキュートのヒートポンプユニットの修理費用は10~20万円程度かかります。
最も大切な部位ではあるため、ここが故障してしまうとその他部品の故障が続出してしまうケースが多いです。
導入してから15年近く経っているものであれば、交換する方が手っ取り早いことも多いです。
部分ごとの交換費用
小さな部品の交換であれば1万円弱~7万円かかります。
状態にもよるので幅はあります。
エコキュートごとの交換であれば、工事費用を含めると約20~80万円かかります。
なお交換の工事にはオプションや今後の保証など別費用がかかるケースもあることも把握しておきましょう。
例えば、フルオートのモデルに切り替えるであれば、工事費が加算されることもあります。
加えて、既存のエコキュートの撤去費用を別途請求される場合もあります。
具体的な総額は、施工業者からの見積書で確認すべきでしょう。
火災保険は適用内?
エコキュートが壊れたら、火災保険の中身と故障原因によっては、補償を受けることがケースがあります。
建物の契約で補償対象に含まれることが多いです。つまり、家同様で「建物」という扱いになる契約もあるので、火災によって損害を受けたり、落雷や台風、雹などの故障でも保険が下りる事例が過去にもありました。
火災保険の注意点とは?
経年劣化による故障は補償対象外です。
火災保険の範囲として、定められている条件が「不測かつ突発的な事故」であることだからです。
エコキュートは毎日使用する電気機器になるため、定期的なメンテナンスは欠かせません。
エコキュートのような高額なモノは、購入してからのメーカー保証期間を確認しておくとよいでしょう。
メーカー保証期間に加え、保険料を支払い「延長保証制度」に申し込むことによってメーカーでの保証を受けられる場合があります。
エコキュートが壊れたサイン?故障・不具合の症状とは
エコキュートが急に止まってしまっては生活にも支障が出ますし、困りますよね。
壊れる前兆があれば、理解しておく方が良いですし、早めに業者を呼び対策を講じられます。
主な故障のサインを4つ解説していきます。
水しか出てこない
温度調節システムの故障や検知器の故障が考えられます。
まれに、お湯を使い切ったことによるお湯切れやスイッチをリセットすれば治ることも多くあるので、どちらも試してみるとよいでしょう。
少しでもいつもと違う違和感を感じたら業者に対処してもらうことがおすすめ。
お湯が浴槽からあふれ出てしまう
循環口周りや水位センサーの劣化が考えられます。
この症状が出てきた際には、まず循環口の掃除をしてみましょう。単純に循環口が汚れ、誤作動を起こしている可能性もあるので、確認が必要。
家族がたくさんいる方や入浴頻度の多い方は頻繁に掃除することがおすすめです。
温度が定まらない
水温調節を行う混合水栓に問題がある可能性が高いといえます。まずは設定温度を上げ、お湯が出るか確認してみましょう。
ただし、お風呂やキッチンなど複数の場所で、お湯の温度が安定していない場合、お湯が出なかったり、設定温度とは違う温度のお湯が出続けたりする場合は、給湯器に異変が生じてる可能性もあります。
水栓交換とエコキュート修理の、どちらにも対応できる業者に見てもらうほうが効率が解決に導けるでしょう。
ヒートポンプから水漏れが発生している
排出されている水量が明らかに多かったり、エコキュート本体が劣化している場合や、タンクにひびが入っている場合には注意が必要。
光熱費が急に高騰した時は建物内部の配管に穴が空いている可能性が高いので、気付かないうちに水が流れてしまっています。
水道トラブルに対処できる業者へ速やかに連絡し確認してもらいましょう。
エコキュートが壊れたらどのくらい日数がかかる?
では実際にエコキュートに異常が発生した場合、完治できるまでにどれほどの日数が必要なのでしょうか。
詳しく解説していきます。
修理でなく、買い替えた方がよいの?
壊れたパーツと程度によりますが、交換すれば新たな機種として、使えます。
壊れたエコキュートを交換するのにかかる日数は平均1週間前後。。
業者が現地調査に1日、部品の発注や納入に2~3日、施工に1日かかるといわれています。
電気系統の症状や型式ににもよるので、一概には言えませんが1~2週間と考えていれば間違いないでしょう。
エコキュートが壊れたら、業者に相談し臨機応変に対応しよう!
ここまでエコキュートの壊れた時の対応や相場などについて解説しました。
基本的に5~15年ほどは利用できますが、自然災害など想定外のことも発生するものです。
少しでも違和感を感じたら、業者に問い合わせるなど早めに行動することを心掛けましょう。
リノベステーションではオムロンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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