エコキュートの交換で補助金はもらえる?申請条件や方法を徹底解説!
電気の力で効率よくお湯を沸かすエコキュートは、家計にも環境にも優しい役立つ機器です。
一方で、エコキュートの価格は20〜50万円ほどが相場となっており、気軽に手を出せない金額でもあります。
そこで、有効に活用したいのが国や地方自治体が実施するエコキュートの補助金制度です。
補助金をうまく利用することで、購入金額を大幅に下げることが可能となります。
本記事では、2021年度に利用できるエコキュートの補助金制度の現状についてや、申請方法や条件などについてわかりやすく解説していきます。
記事を読むことでエコキュート購入の補助金相場や申請時の注意点などもわかるようになりますので、交換を検討している方はぜひ最後まで目を通してみましょう。
目次
【2021年度】エコキュートの交換で補助金はもらえる?
まずはじめに、2021年度に国や地方自治体が実施しているエコキュートの補助金制度の詳細や金額の目安、補助金制度がある理由について解説していきます。
エコキュート交換に対する国の補助金制度は終了している
残念ながら、エコキュートの導入に対する国の補助金制度はすでに終了しています。
補助金制度が打ち切られたのは平成22年度ですので、およそ10年前から無くなっていることになります。
制度が終了した理由としては、10年前に比べてエコキュートが大幅に普及したことと、機器自体の価格が安くなり買いやすくなったことが挙げられます。
今後もエコキュートに対して国が補助金制度を設ける予定はありませんので、補助金を利用するなら別の方法を検討する必要があります。
地方自治体のエコキュート補助金制度はまだまだ利用できる
一方で、お住いの都道府県や市町村によっては、2021年現在もエコキュート設置に対する補助金が受けられる場合も多いです。
地方自治体が補助金制度を実施する背景には、地域環境への配慮や子育て世代へのサポート、人口を増やすことによる産業の活性化などさまざまな理由が考えられます。
エコキュートを導入することで住環境の質を向上させ、末永く市町村に住んでもらいたいという願いが補助金に込められているということですね。
エコキュートに対して補助金が無い自治体でも、「環境に配慮したリフォーム」という名目で補助金を受けられるケースもありますので、まずはお住まいの役所に問い合わせてみましょう。
エコキュートの交換でもらえる補助金の目安は?
地方自治体が実施するエコキュートの補助金額の目安は2〜10万円ほどとなっています。
「一律5万円」「工事費の2分の1」「最高10万円」など、各自治体によって金額はさまざまです。
小型のエコキュートであれば工事費用も安く済みますので、総費用の3分の1以上を補助金でまかなうことも不可能ではありません。
地方自治体の補助金制度を積極的に利用することで、できるだけ安くエコキュートを購入できますね。
なぜエコキュートの交換には補助金制度がある?
そもそも、なぜ現在もエコキュートに対して地方自治体は補助金制度を設けているのでしょうか?
その理由は、エコキュートがガスボイラーに比べてCo2の排出量が極めて少なく、地球環境に優しいことが挙げられます。
エコキュートは従来の燃焼式給湯器の半分のCo2で同量のお湯を沸かせるため、地球温暖化の対策として非常に効果的です。
冷媒にもフロンガスではなくCo2を利用するためオゾン層への悪影響もなく、地方自治体としてはできるだけ多くの世帯にエコキュートを設置してほしいと考えているでしょう。
エコキュートの交換で補助金をもらうための申請方法を解説
続いて、エコキュートへ交換する際に地方自治体から補助金をもらうための申請方法を解説していきます。
エコキュートの補助金制度を申請する5つのステップ
地方自治体にエコキュート設置の補助金を申請してから受け取るまでの流れを、5つのステップに分けて説明していきます。
①まずはじめに、お住いの地方自治体がエコキュートに対する補助金制度を実施しているか確認します。
②実施されているなら、役所の担当部署に訪れ必要書類や申請方法を確認をしましょう。
③工事前に提出が必要な書類があれば申請し、役所の承認をもらいます。
④工事を実施し、完了した旨を役所に報告します。必要書類があれば提出します。
⑤補助金が振り込まれます。振り込みまでの日数は自治体により異なります。
以上に挙げた例はあくまで一般的な申請方法を元にしているため、お住いの自治体の申請方法とは異なる場合もあります。
申請する前にできるだけ詳しく役所に確認して、まちがいの無いように正しく申し込みましょう。
申請時に確認するべきチェックポイント
エコキュートの補助金を確実にもらうために最も重要なポイントは、工事前にかならず申請をしておくことです。
エコキュートの設置後に申請しても受理されないケースが多いため、申請する時期にはくれぐれも注意しましょう。
地方自治体によっては補助金の予算額が上限に達するとその年の申請を打ち切ってしまう場合もありますので、申し込む日程についても計画を立てておく必要があります。
できるだけ期間に余裕を持ち、役所に詳しく確認しておくことで補助金がもらえないというトラブルを予防することができます。
エコキュートの交換で補助金をもらうための申請条件を解説
最後に、地方自治体からエコキュートの補助金をもらうための申請条件について解説していきます。
エコキュートの補助金をもらうための条件
補助金をもらうための条件は自治体によって異なりますが、代表的なものは以下のとおりです。
- 市町村の住民税や、国民健康保険などの支払いを滞納していないこと。
- エコキュートに対する補助金制度を過去に利用していないこと。
- 地方自治体が指定した条件を満たすエコキュートの機種を設置すること。
- 自治体に認定を受けた施工業者が取付工事を行うこと。
申請条件の他に気をつけたいポイントは?
補助金がもらえるエコキュートの機種には指定があるため、申請前にかならず自治体に詳細を確認しておく必要があります。
具体的には以下のようなエコキュートが補助金制度の対象となります。
- ヒートポンプユニットを採用した環境に優しい機種
- 給湯効率が自治体の基準を満たしている機種
- 中古品、リース品、レンタル品ではない新品または未使用の機種
- 寒冷地に設置する場合には寒冷地に対応した機種であること
地方自治体によっては、あらかじめ補助金制度の対象となるメーカーや品番が指定されている場合もあります。
せっかく選んだ機種が対象でない場合、時間や労力がムダになってしまいますので、まずは自治体に対応機種を確認してみましょう。
エコキュートの交換時は地方自治体の補助金制度を活用しよう
ガスボイラーからエコキュートへの交換を検討している方は、地方自治体の補助金制度を積極的に活用することをおすすめします。
残念ながら国の補助金制度は終了していますが、2021年現在でも多くの自治体がエコキュートに対して補助金の申請を受け付けています。
最大10万円、工事費の2分の1など、自治体によってはかなり高額の補助金がもらえるケースもありますので、利用しない手はありませんね。
補助金の申請には手順やタイミング、申請条件などさまざまな要素がありますので、しっかりと確認して確実に補助金制度を活用しましょう!
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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