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無停電電源装置とは?家庭での使用用途と賢い選び方についても!

その他リフォーム 2024年01月04日更新

今話題になっている、無停電電源装置(通称UPS)。

いったいどういうものか、具体的にご存じでしょうか。

この記事では、無停電電源装置とは何なのか、家庭での使用用途、失敗しないための賢い選び方について紹介します。

選び方が重要?無停電電源装置(UPS)とは?

まずは、無停電電源装置とは何なのかについて解説します。

いざという時に役立つものなので、まずは無停電電源装置についてしっかり理解しましょう。

停電時でも電源を確保できる装置のこと

無停電電源装置(UPS)とは、停電時でも電源を確保できる装置のことです。

UPSは、Uninterruptible Power Supplyの頭文字を取った略語。
具体的には、「Uninterruptible=無停止」「Power=力」「Supply=供給」なので、「無停止で電力供給できる装置」と訳せるわけです。

私たちの日々の暮らしの中で、停電が起こる可能性はそこまで低くはありません。
天災を原因とする停電の可能性があるのはもちろん、カラスなどが電線の上に巣を作ることでも停電は発生するからです。
このように、停電は私たちの暮らしの、とても身近に存在しています。

停電が発生すると、たちまち暮らしが立ち行かなくなります。
それだけではなく、電子機器が停電により強制的にシャットダウンすることで、機械の故障に繋がる恐れが危惧されています。
たとえば、デスクトップパソコンを使っている時に停電が発生すると、最悪の場合、パソコン内部に入っていたデータがすべて消えてしまう可能性が考えられます。

昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、自宅でリモートワークをしている人が増えている現状にあります。
こういった方が仕事中に急な停電に見舞われでもしたら、と考えると恐ろしいですよね。

そこでおすすめなのが、無停電電源装置です。
無停電電源装置さえ持っていれば、たとえ停電が発生しても、機器を正常にシャットダウンするだけの時間が確保できるため、
機器の故障を防ぐことができます。
慌てる必要がなくなるので、
精神面的にも安心できますよね。

無停電電源装置の選び方!使える場面は?使い方は?

続いて、無停電電源装置が使える場所や使い方について解説します。

パソコンに繋いで急な停電に備える

無停電電源装置は、主にデスクトップパソコンに繋いで急な停電に備えることが可能です。

デスクトップパソコンを使う際、通常であればシャットダウン操作をきちんと行ってからパソコンを離れますよね。

しかし、パソコン使用中に停電が発生してしまうと、シャットダウン操作ができないまま勝手に電源が切れてしまいます。
この場合、作業していた内容がすべて飛ぶ可能性がある他、作業が強制終了されたことでシステム上に不具合が生じ、パソコン自体が故障してしまう恐れがあります。

しかし、無停電電源装置があれば、たとえ急に停電になったとしても、パソコンを正常にシャットダウンさせるだけの時間を確保することができます。
どのような状況でも、パソコンさえ通常にシャットダウンできれば、内部の大事なデータは守られます。
無停電電源装置の有難みが分かりますよね。

オンラインゲームのプレイヤーも安心

オンラインゲームのプレーヤーも、無停電電源装置があると安心です。

オンラインゲームのプレーヤーは、大事なデータを残すため、必ずセーブしてから電源を落としますよね。
しかし、急に停電が発生した場合、大事なデータをセーブしないまま、パソコンだったりテレビ画面がシャットダウンしてしまいます。
とても困ってしまいますよね。

そこで活躍するのも、無停電電源装置です。
悔しい思いをする前に、ぜひ無停電電源装置の購入を前向きに検討してみてください。

無停電電源装置!目的別の賢い選び方は?

ここからは、無停電電源装置の目的別の賢い選び方について紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

バックアップしたいもので無停電電源装置を選ぶ

家庭用に無停電電源装置の購入を検討している場合、バックアップしたいもので無停電電源装置を選ぶようにしましょう。
とはいえ、家庭用で無停電電源装置を選ぶ場合の容量は、そこまで大きくなくても問題ありません。

家庭で無停電電源装置を使う可能性のあるものは、以下の通りです。

  • デスクトップパソコン
  • WiFiルーター
  • 録画用レコーダー
  • 玄関用監視カメラ

大災害時を除き、一般的には停電は数時間で解消される場合がほとんど。
したがって、家庭用に無停電電源装置を購入したい場合、停電と共にシャットダウンしてほしくないものに対してのみ適用させるようにしましょう。
そして、それらの大事な家電に見合った容量の無停電電源装置を購入してください。

給電方式で無停電電源装置を選ぶ

給電方式には以下の3種類があり、それぞれのメリットとデメリットは表の通りです。

種類名

メリット

デメリット

常時インバータ給電方式

 

停電時にほんの一瞬電力供給が絶たれる「瞬断」がない

・大型なので場所を取る

・電力ロスが大きい

常時商用給電方式

 

小型なので家庭用に最適

電力ロスが少ない

瞬断がある

ラインインタラクティブ方式

 

・電圧の変動に強い

・「常時インバータ給電方式」と「常時商用給電方式」の中間的な機能を持つ

瞬断がある

家庭用という事であれば、常時商用給電方式もしくはラインインタラクティブ方式がおすすめです。

消費電力に合わせて無停電電源装置を選ぶ

無停電電源装置は、1つの電化製品に特化して使うものではありません。
停電が発生した際、電源を落としたくない製品を複数台繋げ、
正常にシャットダウンもしくは正常に起動し続けることが目的です。

したがって、リモートワークの影響でデスクトップパソコンが一家に2~3台もあるような家は、消費電力が大きくなるため容量の大きな無停電電源装置の購入が必要になります。
さらに、デスクトップパソコンと他の電化製品を無停電電源装置に繋げたい場合、出力コンセント数は複数必要になります。
出力容量に関しても、無停電電源装置に繋げる家電の合計出力数よりも高いものでないといけません。

非常時に無停電電源装置の恩恵を痛感するためにも、無停電電源装置と繋げる予定の機器を予め定めておき、消費電力や総出力数を割り出しておくことが大切です。

選び方を間違えないように!万一のため無停電電源装置を購入しよう!

この記事では、無停電電源装置とは何か、使い方や選び方について解説しました。

リモートワークが定着してきた昨今、無停電電源装置が一家に一台はあると安心して仕事ができそうですよね。

もちろん、プライベートでオンラインゲームや株取引などをしている方も、無停電電源装置があると安心してオンライン作業ができますよ。

ぜひこの機会に、無停電電源装置の購入を前向きに検討してみてくださいね。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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