京セラ蓄電池の種類や価格帯は?特徴やメリット&デメリットも!
京セラという企業名は、誰もが聞いたことがあることでしょう。
その京セラが蓄電池を販売しているのですが、いったいどういう特徴があるのでしょうか。
この記事では、京セラ蓄電池の種類や価格帯、特徴やメリット・デメリットについて紹介します。
目次
京セラ蓄電池!ラインアップと価格帯は?
今回の章では、京セラ蓄電池のラインアップとそれぞれの価格帯を紹介します。
京セラ蓄電池の基本的な部分を見ていきましょう。
京セラ蓄電池のラインアップ
まずは、京セラ蓄電池のラインアップを紹介します。
EGS-LMシリーズについて
京セラ蓄電池の「EGS-LMシリーズ」は、以下の3種類を展開しています。
- EGS-LM0500
- EGS-LM1000
- EGS-LM1500
蓄電容量に関しては、上から5.0kWh・10kWh・15kWh。
お好きな蓄電容量を3つの中から選べるという特徴があります。
シンプルな見た目なので、快適に作り上げた居住空間を妨げる心配がないのも大きな特徴。
さらに、蓄電池の増設が可能なので、将来性も抜群です。
EGS-LM1201について
京セラ蓄電池EGS-LM1201は、蓄電容量が12.0kWhと大容量。
それでいて、本体の奥行きが30cmと極薄なので、設置場所に困ることはありません。
また、他シリーズの蓄電池に比べ、選べる運転モードが多いのも特徴の一つ。
より経済的で、より地球環境に優しい蓄電池を望むのであれば、EGS-LM1201を選択肢の一つに入れることをおすすめします。
EGS-ML0650について
京セラ蓄電池EGS-ML0650は、蓄電容量が6.5kWhです。
容量的には心もとない気がしますが、EGS-ML0650は太陽光発電との併用が基本の使い方です。
したがって、電力変換ロスが少なく済み、無駄を最小限に抑えながら電力の自家消費を行うことができます。
さらに、軽量でコンパクトなので、狭い場所にも設置可能という嬉しい特徴があります。
京セラ蓄電池の価格帯
京セラ蓄電池の価格帯は、以下の表の通りです。
EGS-LM0500 | 231万円(税込) |
EGS-LM1000 | 385万円(税込) |
EGS-LM1500 | 539万円(税込) |
EGS-LM1201 | 407万円(税込) |
EGS-ML0650 | 297万円(税込) |
蓄電容量の大きいEGS-LM1500が最も値段が高く、蓄電容量の小さいEGS-LM0500が最も値段が低いことが分かります。
当然といえば当然のことですが、希望とする蓄電容量と蓄電池にいくらまでなら出せるのか、家庭でよく検討する必要があるでしょう。
とはいえ、上記の額は、あくまでもメーカー希望小売価格です。
したがって、市場ではもう少し安く販売されている可能性が高いです。
実際の販売価格に関しては、自身の目でチェックしてみてください。
京セラ蓄電池!強みや特徴には何がある?
続いて、京セラ蓄電池の強みや特徴について紹介します。
京セラ蓄電池の強み
以下は、京セラ蓄電池の強みです。
- 蓄電容量の種類が豊富
- 運転モードの選択肢が豊富
京セラ蓄電池は既述の通り、蓄電容量の種類が豊富です。
したがって、家庭に合う蓄電容量の蓄電池を簡単に探すことができ、消費者側は大きなメリットを感じられます。
また、運転モードの選択肢が豊富な点も、京セラ蓄電池の大きな強みです。
売電を優先的に行いたいのか、エネルギーの自家消費を優先的に行いたいのかを予め設定することで、選択したモードに合わせて蓄電池が自動運転します。
京セラ蓄電池の特徴
以下は、京セラ蓄電池の主な特徴です。
EGS-LMシリーズのクレイ型リチウムイオン蓄電池の最大の特徴は、安全性能が極めて高いこと。
蓄電池は、基本的には屋外に設置するもの。
したがって、天災の被害をもろに受けやすいというデメリットがあります。
しかし、安全性能が極めて高いEGS-LMシリーズであれば、天災時に蓄電池を心配する必要はありません。安心してお使い頂けますよ。
特定負荷型蓄電池というのは、停電時に通電するコンセントを予め定めておき、停電発生後は予め定めておいたコンセントにのみ通電すること。
反対言葉として、全負荷型蓄電池(停電時に家庭内すべてのコンセントに通電する)があります。
特定負荷型蓄電池には、停電時に家庭内すべてのコンセントを使えるわけではないという不便さがあります。
しかし、使用コンセント数が少ないので、節電を意識せずとも節電が可能になるという嬉しい特徴があります。
京セラ蓄電池!選ぶメリットは?デメリットも!
最後に、多数の蓄電池メーカーがある中、京セラ蓄電池を選ぶメリットとデメリットには何があるのか、具体的に紹介します。
京セラ蓄電池のメリット
以下は、京セラ蓄電池の主なメリットです。
- 老舗メーカーだから安心
- 充実した保証制度がある
蓄電池は、長年に渡って使っていくものです。
したがって、信頼できるメーカーで蓄電池を購入したいもの。
京セラは、太陽光発電の老舗メーカーで、蓄電池業界でも名が知れ渡っています。
口コミを調べても、「京セラは老舗メーカーだから安心」という声が非常に多いのが事実です。
老舗メーカーだからこそ様々なことに熟知しているスタッフが多いので、蓄電池を長期に渡って使っていく安心感は他社とは比べものになりません。
充実した保証制度があるのも、京セラ蓄電池の大きなメリットの一つ。
EGS-LMシリーズとEGS-LM1201は、蓄電池本体の保証が15年・自然災害保証が10年です。
とはいえ、この保証内容に関しては、同業他社とそこまで大差はありません。
しかし、老舗メーカーだからこそ、これまでの実績がケタ違いです。
したがって、同業他社よりも、しっかり対応してくれる可能性が高く、蓄電池を安心して使用できる安心感がありますよ。
京セラ蓄電池のデメリット
京セラ蓄電池のデメリットは、以下になります。
- 本体価格が割高
- 初期費用の回収に時間がかかる
京セラ蓄電池の最大のデメリットは、本体価格が割高という点です。
たとえば、蓄電容量15kWhのEGS-LM1500は、メーカー希望小売価格が539万円(税込)。
蓄電池は、本体を購入して終わりではなく、別途作業費として20〜30万円ほどかかります。
したがって、EGS-LM1500を購入した場合にかかる最終的な費用は559〜569万円ということになります。
とても大きな数字ですよね。
ちなみに、一般的にいわれている蓄電池の購入価格は以下の通りです。
蓄電容量(kWh) | 本体代金+工事費の合計(万円) |
4~7 | 90~160 |
8~11 | 160~220 |
12~16 | 220~280 |
京セラ蓄電池の販売価格が、いかに高いかがお分かり頂けるかと思います。
とはいえ、あくまでもメーカー希望小売価格の話なので、実際の市場価格はもう少し安くなっています。
その点に関しては、安心してくださいね。
本体価格が競合他社に比べて割高なため、初期費用の回収までに時間がかかるというデメリットもあります。
初期費用の回収までに時間がかかるということは、家計をプラスに持っていくまでに時間がかかるということ。
要は、蓄電池が非常時のためのアイテムとなってしまい、蓄電池に対して日常的な恩恵を感じる機会が減るというデメリットがあります。
魅力あふれる京セラ蓄電池!家庭に合った蓄電池の購入を検討しよう!
この記事では、京セラ蓄電池の特徴や販売価格、メリット・デメリットについて紹介しました。
蓄電容量に複数の選択肢があるメリットがある一方、販売価格が割高なので初期費用の回収までに時間を要するデメリットがあります。
とはいえ、歴史ある企業の蓄電池で、保証内容も充実しているので、安心して使えることは間違いありません。
どのメーカーの蓄電池にも一長一短ありますが、京セラ蓄電池も同じということです。
ぜひ、京セラ蓄電池を前向きに検討してみてくださいね。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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