ポータブル電源は日本製と海外製どちらが良い?賢い選び方も解説!
災害時などで大きく活躍するポータブル電源。
では、日本製と海外製にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回の記事では、ポータブル電源の日本製と海外製の違い、それぞれのメリットとデメリット、ポータブル電源の賢い選び方について解説します。
目次
ポータブル電源は日本製が安心?海外製との違いは?
ポータブル電源は日本製が安心なのでしょうか。
まずは、日本製と海外製の違いについて解説します。
特に大きな違いはない
ポータブル電源の日本製と海外製の違いですが、実際のところそこまで大きな違いはありません。
各家庭に必ずあるような電化製品同様、製造国がどこであれ見た目や使い方はほとんど同じです。
安全面で日本製が有利に立つ
ポータブル電源の製造国がどこであれ、そこまで大きな違いはありません。
しかし、安全面では日本製が有利に立つという特徴があります。
実は、海外製ポータブル電源は、過去に発火騒動が勃発したことも。
安全安心を第一に考えるのであれば、多くの電化製品同様、多少値が張っても日本製の購入をおすすめします。
ポータブル電源は日本製が良い?メリットとデメリットを紹介!
ポータブル電源は日本製のほうが安心です。
しかし、日本製ポータブル電源にもデメリットはあります。
今回の章では、日本製および海外製ポータブル電源のメリットとデメリットを紹介します。
日本製ポータブル電源のメリット
日本製ポータブル電源の主なメリットは、以下の通りです。
- とにかく安全性が高い
- 保証やアフターサービスが充実している
順番に見ていきましょう。
とにかく安全性が高い
日本製ポータブル電源は、とにかく安全性が高いというメリットがあります。
ポータブル電源は、電化製品です。したがって、経年劣化はもちろん、使い方を誤ることでも、発火や発煙などの危険性があります。
ポータブル電源に限らず、日本で販売されている電化製品には、PSEマークという「火災の危険性がない商品であることを証明するステッカー」が貼ってあります。
したがって、PSEマークがきちんと貼られているポータブル電源を選ぶことで、安心安全にポータブル電源を使用することができるのです。
保証やアフターサービスが充実している
保証やアフターサービスが充実しているのも、日本製ポータブル電源の嬉しいメリットの一つ。
もちろん、海外製ポータブル電源にも保証やアフターサービスは付いていますが、対応速度が非常に遅いです。
したがって、迅速な対応を求めたいのであれば日本産ポータブル電源の一択になります。
日本製ポータブル電源のデメリット
日本製ポータブル電源の主なデメリットは、販売価格が割高であることです。
海外製ポータブル電源より日本製ポータブル電源が割高になる一番の理由は、生産量です。
海外製ポータブル電源は一度に大量生産しているので、1つ1つの金額が比較的安く済むメリットがあります。
一方、日本産ポータブル電源は、海外製ポータブル電源ほど大量生産はしていないので、1つ1つの金額が少々高くなってしまうのです。
また、人件費などもかかってしまうため、基本的には日本製よりも海外製のほうが比較的手の出しやすい価格帯で売買されています。
海外製ポータブル電源のメリット
海外製ポータブル電源の主なメリットは、比較的安価で取引されていることです。
記述の通り、ポータブル電源の初期費用だけを比べると、海外製のほうが圧倒的に安い事実があります。
海外製ポータブル電源が安い理由は、生産量の多さと人件費の少なさです。
したがって、とにかく初期費用を抑えたい!という家庭は、海外製のポータブル電源の購入をおすすめします。
海外製ポータブル電源のデメリット
海外製ポータブル電源の主なデメリットは、劣化による発火や発煙などの危険性があることです。
海外製ポータブル電源から発火した事故は、実は過去に数件あります。
発火の原因は、そもそも安いバッテリーを使っていたことによる経年劣化です。
比較的安価で購入できる海外製ポータブル電源ですが、発火の危険性が日本製ポータブル電源よりも高いと思うと、気軽に購入はできませんよね。
おすすめ!日本製ポータブル電源の賢い選び方とは?
最後に、日本製ポータブル電源の賢い選び方を4つ紹介します。
使用目的に合わせた出力方法があるか
日本製ポータブル電源の賢い選び方として、使用目的に合わせた出力方法があるかが挙げられます。
日本製ポータブル電源の主な出力方法と使用用途は、以下の通りです。
USB電源 | スマホやパソコンの充電 |
AC電源 | コンセントで家電へ充電 |
DC電源 | 車で使用できる |
つまり、ポータブル電源を非常用として所有したいのであれば、AC電源やUSB電源が多くある機種を選ぶべき。
ポータブル電源をアウトドア用として所有するのであれば、DC電源やUSB電源が多くある機種を選ぶべきといえます。
まずは、ポータブル電源を所有したい意図を明確にしておく必要があるといえるでしょう。
使用用途に合わせた容量であるか
使用用途に合わせた容量であるかも、日本製ポータブル電源の賢い選び方の一つです。
以下は、使用目的別に最低限必要なポータブル電源の容量を記載したものになります。
キャンプや車中泊 | 350Wh~ |
日帰りキャンプ | ~200Wh |
災害目的 | 500Wh~ |
容量が大きければ大きいほど、使用用途は広がります。
しかし、容量が大きい分、ポータブル電源本体の重量も大きくなるというデメリットも。
したがって、キャンプなどで持ち運びを主とする場合には注意が必要になるでしょう。
複数の充電方法があるか
日本製ポータブル電源の賢い選び方として、複数の充電方法があるかもチェックポイントになります。
たとえば、ポータブル電源をキャンプで利用したいのであれば、車で充電が可能なDC電源はもちろん、ソーラー充電が可能な機種を選ぶべきです。
一方、災害時のためにポータブル電源の購入を検討しているのであれば、各電源を複数持っているポータブル電源を選ぶべきといえます。
さらに、ソーラー充電が可能なタイプを選んでおけば安心です。
プラスαの安心機能が付いているか
プラスαの安心機能が付いているかも、日本製ポータブル電源の賢い選び方の一つです。
プラスαの安心機能というのは、防水機能や防塵機能になります。
防水・防塵機能は、ポータブル電源の購入目的が何であれ、絶対に取り付けておきたいものの一つ。
防水機能や防塵機能が付くと、ポータブル電源の価格が多少割高にはなりますが、安心を得るためにはプラスα機能が付いている機種を選ぶようにしましょう。
ポータブル電源は日本製が◎しっかり選んで安心を得よう!
今回の記事では、ポータブル電源は日本製が安心ということを紹介しました。
海外製ポータブル電源は比較的安価というメリットがあるものの、安全性においては日本製を大きく下回る現実があります。
電化製品であるポータブル電源は、できれば安心安全に使っていきたいですよね。
だからこそ、ポータブル電源の購入をお考えの方は、多少割高にはなってしまうものの日本製がおすすめです。
また、ポータブル電源の購入目的を明確にし、購入目的に合わせた容量や出力・充電方法が充実した製品を購入するようにしてくださいね。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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