大阪府の蓄電池共同購入支援事業を利用し蓄電池をお得に導入!
光熱費の節約や、地球温暖化の抑制に役立つ蓄電池や太陽光パネル。
一般家庭で蓄電池などの設備を導入するには、決して少ないとは言えないお金が必要になります。
設備費や工事費用などで、割高になってしまいがちな蓄電池の導入ですが、なるべくお得に導入したいですよね。
そこで、今回は大阪府で行われている「蓄電池の共同購入事業」について解説します。
目次
【割引額は?】大阪府が行っている蓄電池の共同購入事業ってなに?
大阪府で行われている蓄電池の共同購入とは「大阪府に住んでいる人が共同で蓄電池や、太陽光パネルを購入して、市場価格よりもお得に導入しましょう」という取り組みです。
割引額は購入者数で変動しますが、20%から30%引きで設備を購入することができます。
購入希望登録から、施行まで大阪府がサポートしてくれるので、安心して蓄電池を導入することができます。
大阪府の共同購入を利用して蓄電池を導入する場合、既に太陽光パネルを導入している世帯か、太陽光パネルと同時に導入する世帯が対象です。
共同購入事業を利用する場合、蓄電池のみの導入はできないので、注意しましょう。
エコキュートやV2Hもお得に購入することが出来る!
大阪府の蓄電池の共同購入を利用する場合、電気の使用量を見える化できるHEMSやエコキュート、V2Hを追加オプションとして購入することができます。
蓄電池や太陽光パネルの他にも、上記の設備を導入したい人は、共同購入の利用を検討してみましょう。
大阪府の蓄電池共同購入の令和3年登録世帯は1629世帯!
大阪府の蓄電池の共同購入は、令和2年度と令和3年度にも行われています。
令和2年度の参加登録者数は2,094世帯で、実際に購入した世帯は97世帯でした。
令和2年度の割引率は、太陽光パネルと蓄電池の購入で14%、蓄電池の購入で17%から23%でした。
令和3年度の蓄電池共同購入では、実際に購入した世帯は134世帯で、令和2年度よりも増加していることが分かります。
さらに、割引率は太陽光パネルと蓄電池の購入で23.5%、蓄電池の購入で22.1%でした。
実際に契約した世帯数が増えたことにより、割引率も高くなっていることが分かります。
大阪府の蓄電池共同購入にデメリットはあるの?
20%から30%オフで蓄電池や太陽光パネルを導入することができる、大阪府の共同購入事業ですが、デメリットもあります。
大阪府の蓄電池共同購入事業を利用する時は、デメリットを踏まえた上で利用を検討することをおすすめします。
蓄電池の共同購入のメリットは割引が大きいこと!
まず、大阪府蓄電池の共同購入のメリットは、割引率が大きいことです。
しっかり見積もりを確認してから、購入判断ができるので、納得して蓄電池を導入することができます。
また、大阪府が認めた事業者が販売と施行を行うので、安心して利用できる点もメリットだと言えるでしょう。
蓄電池の共同購入のデメリットは導入時期が選べないこと
対して、大阪府蓄電池の共同購入のデメリットは、導入に時間がかかってしまうことです。
大阪府の蓄電池共同購入を利用すると、蓄電池や太陽光パネルの導入に約1年かかってしまいます。
なるべく早く蓄電池を導入したい方にとって1年という期間は、かなり長く感じるのではないでしょうか。
大阪府の蓄電池共同購入のスケジュールを紹介!
大阪府では、蓄電池共同購入を利用した際の大まかなスケジュールをホームページに記載しています。
スケジュールが実行される時期も記載されているので、流れがわかりやすいです。
しかし、あくまで予定です。
何らかの理由で、スケジュールが変更になる場合もあるので、蓄電池の導入時期などが気になる方は、頻繁にホームページをチェックしておきましょう。
令和4年4月1日から9月20日まで 希望者募集と説明会
まず、購入希望者の募集とオンライン説明会は、2022年4月1日から9月20日まで行われています。
購入希望を出した時点で、購入しなければいけない訳では無いので、気になる方は参加登録をしておくと良いです。
5月下旬 販売施工事業者の選定及び価格決定
2022年の5月下旬には、販売施工事業者が決定され、蓄電池や太陽光パネルの価格が決定されます。
6月中旬 参加登録者に見積り価格送付
6月中旬頃には、参加者に見積もり価格が送付され、大阪府の共同購入を利用するかどうかを決めなければいけません。
事前にしっかり見積もりをチェックできる点は、安心できると言えるでしょう。
9月20日まで 購入判断
見積もりが送付されたら、2022年の9月20日までに蓄電池や太陽光パネルを購入するかどうか決めます。
6月中旬から9月20日まで、ゆっくり考える事ができるのが嬉しい点です。
8月から10月頃 現地調査と最終購入判断
価格の見積もりが送られた時点で、購入を決定した後は、8月から10月頃に現地調査が行われます。
現地調査は、蓄電池や太陽光パネルを設置可能かどうかを、専門の事業者が実際に現場を見てチェックしてくれる機会です。
現地調査を行ってから、最終的に購入するかどうかを決めることもできるので、事業者に心配な点など、しっかり話を聞いておきましょう。
11月から令和5年6月頃 工事実施
最終的に購入することが決定したら、2022年11月から2023年6月頃に工事が実施されます。
【202年最新】大阪府の蓄電池への補助金情報は?
最後に、大阪府自治体の蓄電池に対する補助金の情報の一部を紹介します。
蓄電池の共同購入と補助金は、併用できる可能性があります。
お住まいの自治体で、蓄電池や太陽光パネルに対する補助金を受け取ることができる場合、補助金の利用ができるかどうかを事前に確認しておきましょう。
また、自治体ごとに補助金額や、条件、申請時期が異なります。
蓄電池や太陽光パネルの補助金を利用する時は、金額や条件、申請方法などをしっかりチェックしましょう。
茨木市の蓄電池補助金情報
茨木市では、2022年4月18日から2023年3月10日まで、蓄電池や太陽光パネルに対する補助金の受付をしています。
補助金の金額は、蓄電システムが上限4万円、太陽光発電システムが1kWあたり1万2500円(上限5万円)です。
申請は、蓄電池や太陽光パネルを設置した後に可能になります。
補助金を申請できる条件は、中古や自作品ではないこと、市税などを完納していることなどです。
泉大津市の蓄電池補助金情報
泉大津市では、蓄電池への補助金はありません。
しかし、太陽光パネルに対して1kWあたり1万5000円(上限9万円)の補助金を受け取ることができます。
補助金を受け取るためには、2022年4月1日から2023年3月31日までに太陽光パネルを設置する必要があります。
補助金は先着順となりますので、気になる方は早めにチェックしておきましょう。
池田市の蓄電池補助金情報
池田市では、2022年4月1日から2023年3月24日まで補助金の申請を受け付けています。
補助金額は、蓄電池1台あたり5万円です。
条件は、居住する市内の住宅に対象システムを設置する人などです。
補助金の受付は先着順となっているので、補助金を利用したい方は早めに問い合わせを行いましょう。
大阪府の蓄電池共同購入を利用して蓄電池をお得に導入しよう!
今回は、大阪府の蓄電池共同購入について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
蓄電池の共同購入は、お得に蓄電池を導入できるチャンスです。
光熱費の削減や、停電対策として蓄電池の導入を考えている方は、早めに参加登録をし、説明会に参加しましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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