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夏の電気代は高い?価格や節約のコツ・太陽光や蓄電池の活用法も解説

太陽光発電 2024年01月04日更新

1年間の電気代の中でも、夏場の電気代は特に高いイメージがありますよね?

ただでさえ毎年のように電気代は上がっているため、今年の夏こそはなにか手を打ちたいものです。

そこで本記事では、以下の3つのポイントをくわしく解説していきます。

  • 夏の電気代の相場や、電気代が高くなる原因
  • 夏のエアコン代を節約する「5つのコツ」
  • 電気代節約には太陽光発電蓄電池がおすすめな理由

記事を読めば、エアコン代をかしこく節約する方法や、太陽光発電や蓄電池を活用した省エネ生活のコツまで理解できるようになります。

「いままでどおりにエアコンを使いたい!でも節約もしたい」とお考えの方は、ぜひ記事に目を通してみてくださいね。

夏の電気代は高い?【平均価格・高さの理由を解説】

まずはじめに、1年間の中で夏の電気代はどれくらい高いのか?電気代の多くを占める「エアコン代」について解説していきます。

【平均8,000円以上】夏の電気代は高い

2人以上の世帯における、月ごとの電気代の目安は以下のとおりです(総務省統計局調べ)

1月

2月

3月

4月

5月

6月

11,380円

12,712円

11,826円

10,373円

10,048円

7,907円

 

7月

8月

9月

10月

11月

12月

7,427円

8,742円

9,811円

8,714円

8,111円

8,795円

電気を利用した月と請求月には1か月の遅れがあるため、請求額も1か月遅れになる点にご注意ください。

もっとも暑い8月の電気代(9月請求分)は9,811円とかなり高く、夏場は年間でも電気代が高い季節といえますね。

夏の電気代のほとんどは「エアコン」

資源エネルギー庁の調査によると、夏場の日中の電気使用量の60%以上はエアコンが原因です。

サイズにもよりますがエアコンの消費電力は「800〜2,000W」とかなり大きく、気にせず使用すると1時間あたり「28〜53円」ほどの電気代がかかります。

毎年のように省エネ機能が強化されたエアコンが販売されていますが、同時に電気代もじわじわ値上げしているため安さが実感しにくい現実も。

夏場の電気代の多くを占めるエアコン代は、放ってはおけない問題のひとつといえそうです。

電気代が一番高いのは「冬」ってホント?

電気代の平均表を見ればわかるとおり、実は夏場よりも冬場の方が電気代がかかります。

高さの理由としては、エアコンなどの暖房費に加えて、給湯設備電気ストーブなど、夏場よりもはるかに電気が必要になるからです。

オール電化の住宅なら、IHクッキングヒーターの電気代も加算するとさらに高額の電気代になるでしょう。

1年間の電気代をかしこく下げるためには、夏場だけでなく冬場の省エネにも気を使う必要がありそうです。

エアコンの電気代を節約する「5つのコツ」

つぎに、夏の電気代の多くを占めるエアコン代を節約する5つのコツをご紹介していきます。

①ひんぱんにオンオフしない

エアコンの電源は、いちどつけたらひんぱんにオンオフしない方が電気代が安くすみます。

実は、エアコンでもっとも電力を消費するのは「設定温度まで調整している」ときなんです。

こまめにオンオフすると部屋の温度が上下し、そのたびにエアコンに大きな負荷がかかります。

節約のためには、エアコンのこまめなオンオフはむしろ逆効果ということですね。

②除湿機能をうまく使う

それほど暑すぎない日であれば、除湿機能をうまく使って電気代を節約できます。

人間が暑さを感じる一番の原因はもちろん気温ですが、つぎに来るのは「湿度」です。

「ドライ」機能や「冷房除湿などの機能を使えば、電気代を節約しつつ快適な空間を実現できます。

エアコンの設定温度が低いのに暑さを感じるなら、除湿機能をぜひ使ってみてくださいね。

③サーキュレーターや扇風機

サーキュレーターや扇風機でエアコンの冷風を循環させれば、節電効果がぐっと上がります。

冷たい空気は足元に留まり、暖かい空気は部屋の上部に留まるため、うまくかきまぜることで全身涼しく過ごせます。

足は冷えるのに、なかなか部屋が涼しくならない…」とお困りの方には特に効果的です。

サーキュレーターなどを使った省エネ法は、夏の暑さにも冬の寒さにも効果があります。

④室外機の前をかたづける

ベランダや屋外の室外機の前をスッキリさせるだけで、エアコンの運転効率を改善することができます。

室外機の前を雑草や物などでふさいでしまうと、エアコンが本来の能力を発揮できなくなってしまいます。

さらに、普段目立たない場所にある室外機は、放っておくと意外と落ち葉ホコリなどが溜まっているもの。

かんたんに掃除をするだけで気持ちも良いですし、機械の長持ちにもつながりますね。

⑤フィルター清掃はこまめに

エアコンのフィルターはこまめに清掃することで、冷房効率を本来の状態に戻すことができます。

毎日エアコンを使う夏場なら特に、フィルターには汚れやホコリが溜まってしまうものです。

目安として、1〜2週間にいちどはフィルターや冷風の吹き出し口をかんたんに清掃すると良いでしょう。

空気の出入り口となるフィルターのつまりは故障の原因にもなるため、忘れずに掃除しておきたいですね。

夏の電気代対策に「太陽光発電+蓄電池」がおすすめな理由とは?

さいごに、夏の電気代を下げるには太陽光発電と蓄電池の組み合わせがおすすめな理由を徹底解説していきます。

太陽光発電がおすすめな理由

太陽光発電があれば、特に電気使用量が多い「真夏の日中」の電気代を大幅にカットできます。

日光の厳しい夏場は、ソーラーパネルの発電量も特に増えるうれしいシーズンです。

充分な枚数のパネルがあれば、天気が良い日中なら電気代0円でエアコンを使うことも夢ではありません。

太陽光発電の価格は年々下がっているため、節約できる電気代を考えれば10〜15年ほどで予算の元を取ることもできるでしょう。

蓄電池がおすすめな理由

蓄電池があれば、夜間のお得な電気料金で昼間のエアコン代をまかなうことができます。

家庭用の蓄電池なら、日中にエアコンをフル回転させてもバッテリー不足にならない余裕の容量があります。

「夜トク8」などの深夜料金がやすい電力プランに乗り換えれば、昼間の3分の2ほどの電気代でかしこく充電できるでしょう。

蓄電池には太陽光発電より豊富な補助金制度も用意されているため、いまなら販売価格よりさらにお得な値段で購入できます。

2つを組み合わせるともっとお得!

太陽光発電と蓄電池を組み合わせれば、夏場の電気代がもっとお得になります。

日中使いきれなかったソーラー電力を蓄電池に充電しておけば、電気を買わずに夜間もエアコンが使えます。

曇りや雨が続き、思うように発電できないときでも、蓄電池に深夜のお得な電気を充電すれば電気代を下げられます。

さらに、蓄電池や太陽光発電は停電時のバックアップ電源としても優秀ですので、いざというときでも安心ですね。

【まとめ】夏の電気代は「太陽光発電」と「蓄電池」でかしこく節約!

本記事でくわしく解説している重要なポイントを、以下にもういちどまとめていきます。

  • 1年間のうちでも夏の電気代は「8,000円以上」と高く、日中の大半はエアコン代が占める
  • 冬の電気代は夏よりもさらに高く、家計を節約するなら冬場の節電対策が重要
  • エアコン代の節約には「こまめな清掃」「除湿機能を活用」などの方法がある
  • 太陽光発電は天気が良いほど発電量が多いため、暑い夏場の電気代節約にはもってこい
  • 蓄電池があればお得な深夜電力を充電して昼に使えるため、電気代を約3分の2にできる

エアコンは「オンオフしすぎない」「サーキュレーターで空気を循環させる」などの方法で省エネできますが、残念ながら電気代が大幅に下がるほどの効果はありません。

太陽光発電や蓄電池があれば夏場の電気代を「3分の2〜ほぼ0円」にすることも夢ではありませんので、高い電気代でお困りの方はぜひ検討してみてくださいね!

リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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