京セラ蓄電池Enerezza(エネレッツァ)の機能や価格を徹底解説！

太陽光発電や蓄電池の老舗メーカーとして人気の京セラ。

満を持して発表した蓄電池「Enerezza(エネレッツァ)」がますます注目されていることをご存じですか？

世界初の「クレイ型蓄電池」としての希少性に加え、「長寿命・安全・高コスパ」と三拍子揃った、まさに理想の蓄電池ともいえる中身に仕上がっています。

とはいえ、「クレイ型ってなに？」「ホントに安いの？」「デメリットは？」など、疑問や不安点もありますよね。

そこで本記事では以下のポイントを軸として、エネレッツァの長所・短所を大解剖していきます！

• Enerezza(エネレッツァ)の特徴・魅力・強み
• エネレッツァのスペックや価格・メリットやデメリット
• エネレッツァがおすすめなのはこんな人！【3つのパターン】

本記事を読めば、エネレッツァの苦手分野も踏まえた上で、デメリットを上回るポテンシャルを秘めた魅力的な蓄電池であることがしっかり理解できるようになります。

もちろん、エネレッツァは話題沸騰中の「DER補助金」の対象モデルですので、「高スペックな蓄電池をできるだけ安く手に入れたい！」という方もぜひ記事を見てみてくださいね！

Enerezza(エネレッツァ)の特徴・魅力・強みをご紹介！

はじめに、京セラ蓄電池・エネレッツァの特徴や魅力、他の蓄電池とは違う独自の強みをくわしくご紹介していきます！

他メーカーを大きく引き離す「充実の保証内容」についても、こちらでくわしく解説します。

【特徴】Enerezzaってどんな蓄電池？

Enerezza(エネレッツァ)は、2020年に京セラが発売開始した「世界初のクレイ型蓄電池」であり、以下のような特徴を持っています。

• 「長寿命・高安全性・低コスト」という、ユーザーに嬉しいポイントを押さえている
• 5kWh、10kWh、15kWhモデルが用意され、ニーズに合わせて容量を自由に選べる
• 継ぎ目のないフォルムでグッドデザイン賞を受賞、リモコンの見やすさも評価が高い

さらに、エネレッツァは「後から追加で増設」することも可能です。

ライフスタイルの変化に合わせて容量が自由自在ですので、「まずは5kWhで様子を見てみる」というアイデアも浮かびますね！

【魅力】クレイ型蓄電池ならではの魅力とは？

クレイ型蓄電池だけが持つ、従来のリチウムイオン電池との違い・魅力を以下にまとめました。

• 粘土状の電極はリチウムイオンより耐久性が高く、抜群の長寿命が自慢
• 内部構造の簡素化により故障リスクを削減、長期間にわたって高い安全性を持続
• 希少な物質であるリチウムを使わないため、大幅なコストダウンを実現した

数年前に比べて価格が落ち着いたリチウムイオン蓄電池ですが、レアメタルであるリチウムの枯渇によって値上げが心配されています。

リチウムを使わないクレイ型蓄電池は材料費のコストの安さも大きな魅力。

今後ますます、コスパの高さが際立つ、お買い得な蓄電池として人気が高まっていくでしょう。

【強み】Enerezzaは長期保証&自然災害保証付き！

エネレッツァは充実の保証内容が大きな強み。以下の保証で、購入後のトラブルを強力にサポートしてくれます！

他メーカーで自然災害保証が付いているメーカーはとても少なく、自分で火災保険などに加入するのが一般的です。

エネレッツァなら「毎月の保険料×10年間」が無料ですので、さらにコスパの良さが際立ちますね！

Enerezzaの価格やスペック・メリットやデメリットは？

次に、エネレッツァ・3モデルのスペックや気になる価格、メリットとデメリットを見ていきましょう。

デメリットも踏まえた上で購入すれば、「こんなはずじゃなかった！」と後悔することもないですよ！

Enerezza・3モデルの価格とスペックを徹底比較！

現在購入できるエネレッツァ・3タイプの詳細は以下は以下をご覧ください。

表を見て、「値段が高い！」と感じますよね。

これはメーカー希望価格であり、実際には半額程度の価格で取引されることが多いので、安いといえます。

【補助金対象！】エネレッツァのメリット

ただでさえ安いエネレッツァの見逃せないメリット、それは国の「DER補助金」の対象モデルであることです。

DER補助金を申請すれば「容量1kWhあたり約3.7万円」の交付が受けられるため、5kWhモデルなら「100万円以下」で買うことも視野に入って来ますね！

補助金の申請には「HEMS機器の導入」というハードルがありますが、HEMSの購入費用も「定額5万円」の補助金が下りるため、お得さの方が大きいといえるでしょう。

2022年6月に申請開始されたDER補助金は、さっそく予算が終了したことで大きなニュースとなりました！

それだけ多くの人が補助金で蓄電池を安く買いたいと願っているということですよね。

追加予算の補充は毎年のように実施されますので、諦めずに次回の公募に合わせて検討してみましょう。

【速報】DER補助金わずか3日で受付終了！蓄電池補助金の情報を徹底解説

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光熱費の削減などに役立つ「家庭用蓄電池」。再生エネルギーである太陽光発電システムとの相性もよく、併用することで環境負荷の少ない生活を送ることができます。今回は、2022年度のDER補助金の予算状況と主要都...

【停電時出力】エネレッツァのデメリット

魅力的なエネレッツァも完璧ではなく、「停電時出力が低め」「設置に場所を取る」というデメリットもあります。

確かに、5,000Wのハイパワーが売りのメーカーも多い中、最大2,000Wの出力は「控えめ」かもしれないですね。

しかし、2,000Wでもエアコン2〜3台、冷蔵庫やテレビを同時に動かせますので、必要十分なパワーを持っていると断言できます。

もう一つのデメリット「場所を取る」ですが、エネレッツァは、「5kWhモデルを1台、2台と併設する」独自デザインのため、容量が増えるごとにスペースも増えます。

実は、エネレッツァは「屋内設置可能」という特徴をもっており、クローゼットや押入れに「隠す」ことでデメリットを解消することもできます！

京セラEnerezza(エネレッツァ)はこんな人におすすめ！

最後に、3つのパターンに分けて、エネレッツァがおすすめな人について解説していきます。

もし、ひとつでも当てはまるなら、エネレッツァは「買ってよかった！」と思える蓄電池になってくれますよ！

保証期間や内容にはとことんこだわりたい人

「せっかく高いお金を出して買った蓄電池。長くて手厚い保証がほしい！」という方は多いはず。

そんな方には「機器・容量保証15年」に加えて「自然災害保証10年」まで付いたエネレッツァがオススメです。

蓄電池の誕生期から第一線を突き進む京セラですから、電話サポートや迅速な修理対応など、万が一の故障でもあなたのストレスを最小限に抑えてくれるでしょう。

「保証は必須だけど手続きは面倒」という方にも、買うだけで充実保証のエネレッツァは魅力的ですよね。

バッテリー容量を後から増やす予定がある人

「蓄電池はほしいけど、容量選びで失敗したくない！」という方のニーズにも、エネレッツァは応えてくれます。

後から自由に容量を増やしていけるので、「足りなかった…」「多すぎた！」といったトラブルで損する心配は無用です。

「容量が追加できる」という特徴をもつ蓄電池は意外と少なく、その中でもエネレッツァは価格・性能ともに第一候補として挙げられる魅力があります。

「何kWhを選ぶべきかなんて、使ってみないと分からない！」とお考えでしたら、キリよく5kWhずつ増やせるエネレッツァはおすすめです！

塩害地域・寒冷地でも使える蓄電池が欲しい人

「潮風で故障するのが心配…」「うちは寒すぎて無理かも…」

普通の蓄電池にとっては「過酷」ともいえる環境にお住まいの方の悩みも、エネレッツァなら解決できます。

「重塩害タイプ」の蓄電池は多くありますが、潮風でしっとり濡れる蓄電池を実際に見ると…やっぱり不安がよぎりますよね。

屋内に設置できるエネレッツァなら、潮風によるサビ・故障などにドキドキする心配はありません。

北海道や東北の厳しい寒さにも、「-20℃」まで耐えられるエネレッツァなら安心です。

-30℃を超える極寒地域での屋外設置はさすがに厳しいですが、屋内設置なら解決できますね！

【まとめ】Enerezzaは長寿命・安全・高コスパの蓄電池！

本記事で解説してきたエネレッツァの重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。

• Enerezza(エネレッツァ)は、京セラが独自に開発した世界初の「クレイ型」蓄電池
• クレイ型蓄電池は長寿命で安全性が高く、環境に優しいことで注目されている
• 5kWh、10kWh、15kWhから容量を選べ、後から増設できるため柔軟性も高い
• 停電時出力は控えめだが、一般家庭の消費電力なら充分にカバーできる
• 15年の機器・容量保証に加えて10年の自然災害保証が付属し、ずっと安心して使える

エネレッツァの唯一のデメリットとして「停電時出力が2,000Wと小さめ」という点が指摘されていますが、エアコン2〜3台を余裕で動かすパワーですのでほとんど心配はいらないといえます。

デメリットよりも、クレイ型蓄電池による長寿命や10年間の自然災害保証、老舗メーカー・京セラならではの安心感など、メリットの方が際立つ「買ってよかった！」と思える仕上がりとなっています。

近年、毎年実施される国の「DER補助金」を利用すれば約20〜60万円も安くエネレッツァを購入できますので、次回の申請期間のうちにぜひ検討してみてくださいね！

【2024年】家庭用蓄電池の価格相場をメーカーごとに紹介！

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2019年の家庭用太陽光発電の固定価格買取制度（FIT）の終了や、頻発する地震や台風などの自然災害の被害を受け、蓄電池への関心が年々高まっています。皆さんのなかにも、節約対策や非常時の停電の備えとして蓄電...

リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。

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