住友電工の蓄電池は設置が楽!特徴やメリットを徹底解説!
世界トップシェア製品を多く持つ住友電工の蓄電池は使用感を重視した使いやすく機能性が高いです。
コンパクトでありながら大容量・高出力なのでスマートに設置したい方におすすめです。
しかし、住友電工の蓄電池は寿命や保証期間が短いというデメリットもあります。
そのため、購入を迷っている方はメリットやデメリットを理解して、ライフスタイルや使い道に合うかチェックすることが大切です。
本記事では住友電工の蓄電池の特徴やメリットを解説します。
蓄電池を選ぶときのポイントも紹介するので、蓄電池で電気代を効率よく節約したい方は必見です。
目次
住友電工の蓄電池はコンパクトで設置しやすいのが魅力
住友電工は世界40ヶ国に事業分野を展開する大手電気工業会社です。
自動車や情報通信業のほか、環境エネルギー分野にも力を入れており、家庭用蓄電池はPOWER DEPOシリーズを販売しています。
住友電工の蓄電池は配線工事不要でコンパクトに設置することができます。
また、12.8kWhと大容量かつ高出力なので、機能性も高いです。
POWER DEPOシリーズは停電時の使用や電気代節約のために蓄電池を買いたい方におすすめです。
住友電工の蓄電池の特徴とは?
住友電工の蓄電池は次のような特徴を持っています。
- コンパクトで設置しやすい
- 2台設置ができる
住友電工の蓄電池の特徴はなんといってもコンパクトなサイズ感と最軽量クラスの重さです。
また、固定や配線のための工事が不要で設置がしやすいです。
設置後に容量を追加したい場合は2台設置をすることもできます。
容量アップも簡単なので、家族人数が増える予定の方でも安心です。
コンパクトで設置しやすい
POWER DEPOシリーズは奥行が275mmのスリムタイプがあり、ちょっとした空きスペースに設置しやすいです。
屋内外どちらにも設置可能で、マンションのベランダや屋内の階段下にも置くことができます。
幅530mm×高さ650mmのPOWER DEPOⅢの小型タイプは、エアコン室外機の3分の2ほどのスペースで設置可能です。
重さも50kg前後と業界最軽量クラスなので、スムーズに置くことができるのも魅力です。
2台設置ができる
POWER DEPOⅣであれば、蓄電池を2台設置したいときに役立つ分散設置ができます。
蓄電池を2台置くことで、停電時に使用できる電力が増えたり電力会社から購入する電機の量が減ったりします。
設置後に1台追加することができるので、今後電気使用量が増えそうな家庭でも利用しやすいです。
置き場所はベランダとクローゼットなど離して置くことができ、設置工事の手間がかからないため、手軽に容量アップができます。
住友電工の蓄電池の主力商品
住友電工の蓄電池はPOWER DEPOシリーズが主力で全3種類あります。
サイズや蓄電容量が違うので、ライフスタイルや電力使用量に合わせて選ぶことができます。
また、それぞれ機能が異なるので自分に合ったものを選びましょう。
POWER DEPO H
容量 | 12.8kWh |
出力 | 6.0kVA |
サイズ | 幅840×奥行380×高さ1200mm |
重さ | 約230kg |
充電時間 | 約2時間 |
切り替えスイッチ | 内蔵 |
POWER DEPO Hはシリーズの中で最も容量が多く、停電時も6.0kVAと高出力なので停電時に不便なく過ごしたい方におすすめの蓄電池です。
全負荷200V対応で停電しても液晶テレビなら10時間、エアコンなら8〜16時間使用できます。
直流配線がなく、壁掛けや配線の工事がいらないのも魅力的です。
設置が簡単なだけでなく、見た目もスマートなので見た目も重視したい方でも使いやすいです。
遠隔操作で確認できる見守りサービス付きのため、蓄電池が正常に運転できているかいつでも確認してもらえます。
POWER DEPO Ⅲ
容量 | 3.2kWh(増設時6.4kWh) |
サイズ | 幅530×奥行300×高さ650mm |
重さ | 約55kg |
充電時間 | 約3時間 |
住友電工のPOWER DEPOⅢの魅力は業界最大クラスの軽量レベルで、サイズも非常にコンパクトなことです。
120kgを超えることもある蓄電池ですが、住友電工の蓄電池なら約55kgと半分以下です。
2台設置も可能で、容量が気になる方は分散して2台置いておくことができます。
POWER DEPOⅢを2台設置すれば、停電時に300Wで最大約17時間連続使用可能です。
運転は経済性と環境のそれぞれを重視した2つのモードが搭載されており、目的に合わせて使いわけられます。
保守管理サーバーでの見守りサービスがあるので、万が一故障しても迅速に対処してもらえます。
POWER DEPO Ⅳ
容量 | 3.3kWh(増設時6.6kWh) |
サイズ | 幅550×奥行275×高さ760mm |
重さ | 約52.5kg |
充電時間 | 約2時間 |
POWER DEPOⅣはⅢと同様、軽量でコンパクトでスマートに設置できる蓄電池です。
増設も可能で、購入電力を削減したり停電時に使用できる電力を増やしたりしたい方におすすめです。
屋内外幅広く設置可能で、最速半日で設置が完了するので大がかりな工事が必要ありません。
緊急充電モードもあり、100%充電したあとその状態を24時間維持してくれます。
台風などに備えて電力を貯めておくことができるので、災害に備えておきたい方にもおすすめです。
住友電工の蓄電池の価格相場は?
住友電工の蓄電池は公式サイトに明記されておらず、オープン価格のため価格相場は不明です。
オープン価格とはメーカー側で価格を設定せず、販売店が決める価格のことです。
Yahoo!ショッピングやタカラショップで売られているPOWER DEPOの本体価格は、以下のようになっています。
製品名 | 定価 | 販売価格 | |
Yahoo!ショッピング | POWER DEPOⅢ | 500,000円 | 500,000円 |
タカラショップ | POWER DEPOⅢ | 1,042,800円 | 657,800円 |
※価格はすべて税込
蓄電池は工事費が30万円前後かかるので、上記のショップで購入すると合わせて80〜100万円程度になることがわかります。
一般的な蓄電池の価格相場は工事費込みで80〜200万円なので相場とあまり変わりません。
住友電工の蓄電池を使うメリット
住友電工の蓄電池はほかの製品と比べて次のようなメリットがあります。
- 工事やメンテナンスの手間がかからない
- 停電に備えた機能が充実
- 無償で保証と見守りサービスがついてくる
大規模な工事が必要なく、最短半日程度で設置ができる蓄電池で、停電時に役立つ機能も充実しています。
また、見守りサービス付きで遠隔操作ができるので外出が多い方も使いやすいです。
工事やメンテナンスの手間がかからない
住友電工の蓄電池を使う大きなメリットとして、工事やメンテナンスの手間がかからないことが挙げられます。
住友電工で売られている蓄電池は一体型になっており、パワーコンディショナや自立切替スイッチ、停電時の全負荷対応機能がすべて内蔵されています。
直流の配線や壁掛けに関する工事が必要ないため工事時間が短縮でき、外観も非常にすっきりさせられるのが魅力です。
さらに、通常は冷却ファンが内蔵されていますが、住友電工の蓄電池はファンレス構造になっているのでメンテナンスの工数削減にも成功しています。
停電や災害に備えた機能が充実
停電や災害に備えた機能が充実しているのもメリットの1つです。
住友電工の蓄電池で停電や災害時に役立つポイントは次の3つです。
- 緊急充電モード
- 自動給電切り替え機能
- 高出力
- 2台設置可能
台風などの災害を予測できるときは緊急充電モードを使うことができます。
緊急充電モードは100%まで充電したあと24時間維持してくれるので、災害による停電に備えて電力を貯めておくことが可能です。
停電になった際は自動で給電モードに切り替わり、電力をすぐに利用できるのも嬉しいポイントです。
また、高出力で停電時に使える電力が多く、1階と2階にわけて2台設置すれば万が一浸水しても電気を利用できます。
無償で保証と見守りサービスがついてくる
住友電工の蓄電池には24時間稼働状況を確認してくれる見守りサービスがあります。
見守りサービスとは、住友電工の管理サーバで遠隔で蓄電システムの運転状況を確認してくれるサービスで、常に監視しているので異常があった際にすぐに対応してもらえます。
見守りサービスは15年間無償で行ってくれるのも嬉しいポイント。
また、保証期間は10年~最長15年と長いので、不具合があっても安心です。
住友電工の蓄電池を使うデメリット【見積もりがしにくい】
住友電工の蓄電池は価格がわからず見積もりがしにくいのがデメリットです。
オープン価格での販売のため、販売店によって蓄電池の価格が大きく変わります。
また、工事費用も業者によって違うので見積もりが不透明になりやすいです。
予算内に収めたい方は複数の業者や販売店で見積もりを行うことが大切です。
不当な価格で工事をする業者もいるので、蓄電池の工事相場から大幅にずれている場合は避けるようにしましょう。
見積もりをするときは内訳を明確にしておくことも重要なポイントです。
不明瞭だと実際に請求される価格が高くなることがあるので注意が必要です。
住友電工の蓄電池はこんな人におすすめ
住友電工の蓄電池は次の条件に当てはまる方におすすめです。
- 災害に備えて蓄電池を購入したい
- インテリア性を重視してスマートに設置したい
- 故障や不具合があればすぐに対応してほしい
- 設置に時間をかけたくない
コンパクトで設置しやすいPOWER DEPOシリーズは災害時に役立つ機能も多く、災害に備えたい方やスマートな蓄電池を探している方におすすめです。
また、設置も簡単なので手間をかけずに置くことができます。
見守りサービス付きも魅力で、故障が不安な方も安心して使えます。
住友電工を検討中の方必見!蓄電池選びのポイント
ほかのメーカーの蓄電池と迷っている方は次のポイントを意識するのがおすすめです。
- 消費電力に見合った容量を選ぶ
- 停電時の利用しやすさをチェック
- 場所やサイズを確認して設置しやすい蓄電池を選ぶ
商品によって容量やサイズが大きく異なるので家庭に合ったものを選ぶことが大切です。
また、停電時に利用したい方は出力や機能を確認して、慌てているときでも使いやすい蓄電池を選びましょう。
消費電力に見合った容量を選ぼう
蓄電池選びでは消費電力に見合った容量を選ぶことが重要です。
蓄電池の容量は3〜12kWhと幅があります。
1人暮らしであれば3〜5kWhの小型タイプで問題ありませんが、4人家族なら7kWh程度のものがおすすめです。
消費電力よりも少ないものを選んでしまうと、いざというときに使える電力や節電効果が少なくなるので気を付けましょう。
停電時の利用しやすさもチェック
停電に備えて蓄電池を購入したい方は停電時の使いやすさも大切です。
高出力であれば停電になったときにさまざまな家電を長時間使用することができます。
停電を感知して運転モードを切り替えてくれるものは、手間をかけずに電気を利用できるので冷静になれないときでも安心です。
また、長期間の停電が不安な方は太陽光発電とセットにできるものを選ぶのがおすすめです。
スムーズに設置するなら場所やサイズで選ぶ
設置をスムーズにしたいなら設置場所やサイズを確認しましょう。
蓄電池は商品によってサイズや重さが大きく異なるので、設置スペースに合ったものを選ぶ必要があります。
住友電工のように、コンパクトかつ軽量の蓄電池は、スマートさを求める方におすすめです。
また、設置場所のチェックも大切です。
屋外や屋内のどちらかにしか設置できないものもあるため、置きたい場所に合わせて選びましょう。
コンパクトさを重視するなら住友電工の蓄電池がおすすめ
住友電工の蓄電池はサイズが小さく軽いのが特徴で、設置工事の手間もかからないので気軽に設置することができます。
軽量でありながら機能性が高いので高性能な蓄電池が欲しい方にもおすすめの製品です。
蓄電池は用途やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
自分の家庭に合った蓄電池を選んで快適な生活をすごしましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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