ニチコン蓄電池の特徴と価格を徹底解説!
停電対策や光熱費の削減が可能な家庭用蓄電池。
今年度は、補助金も受け取ることができるので、導入を考えている人も多いのではないでしょうか。
今回は、数ある蓄電池メーカーの中でも、トライブリッドが魅力のニチコンの蓄電池を紹介します。
ニチコンの蓄電池の特徴から全ラインナップ、価格や保証も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
蓄電池を販売してるニチコンはどんな会社?
ニチコンは、昭和25年に設立された会社です。
蓄電池の他にも、V2Hシステム、EV・PHV用急速充電器、瞬低・停電補償装置などを販売しています。
ニチコンは、会社としての環境負荷を抑えるため、CO2削減活動やリサイクルなどを行っています。
ニチコン蓄電池の特徴は主に5つ!
ニチコンは、蓄電池・太陽光パネル・V2Hを3台制御が可能なトライブリッド蓄電システムが魅力です。
さらに、選べる容量も多く性能が高いので、使い勝手の良い蓄電池が欲しい人におすすめです。
特徴①トライブリッドはこれからの未来にFIT!
ニチコンのトライブリッド蓄電池は、蓄電池だけではなく太陽光発電システム、V2Hの3台を1台のパワコンで制御することが可能です。
それぞれの機器にパワコンを導入する必要がないので、家の外観を壊しません。
万が一パワコンが故障したとしても、1台パワコンを修理すれば良いので、手間もかかりません。
太陽光発電システムと蓄電池、V2Hを導入していれば、発電した電気を自宅だけではなくEVでも使用することができます。
さらに、停電時にはEVから建物に給電することが可能なので、EVを蓄電池として活用することも可能です。
特徴②選べる容量が多い!
ニチコンの蓄電池は、2.0kWhから16.6kWhまで容量を選ぶことが可能です。
少ない容量の蓄電池は、最低限の停電対策を行いたい家庭に、大きな容量の蓄電池は家族人数が多い家庭や、電気の自給自足を目指す家庭におすすめです。
選べる容量が多いので、どんな家庭にもフィットし、選びやすいのはニチコンの魅力です。
特徴③性能が高く使い勝手がいい
ニチコンの蓄電池は、トライブリッド蓄電池に加え、さまざまな機能に特化した蓄電池を販売しています。
常に停電に備えてくれる蓄電池や小型・軽量の蓄電池など、多くの要望に答えることが可能なラインナップになっています。
特に、トライブリッド蓄電池は、後から増設することが可能で、購入時に容量に必要以上に悩む必要がありません。
さらに、見守りサービスやAI自動制御の機能が搭載されているので、停電の恐れがある時にも安心です。
特徴④停電への対策にピッタリ!
ニチコンのトライブリッド蓄電池は、発電した電気を蓄電池とEVに充電することができます。
停電が起きた時には、EV内の電気を建物で使用することも可能なので、停電対策にうってつけだと言えるでしょう。
停電対策に特化している「ESS-U2MS」は、万が一の停電に備えて常に30%の容量を確保しておくことが可能です。
さらに、南側に設置することもできるので、設置場所の制限を受けません。
特徴⑤効率よく電気を使える!
ニチコンのトライブリッド蓄電池は、太陽光発電システム・蓄電池・V2Hの3台を1台のパワコンで制御することが可能です。
パワコン1台で発電した電気を管理することができるので、電気ロスを最小限に抑えることが可能です。
ニチコンのトライブリッド特電池は、効率の良い電気の使い方ができるので、発電した電気を無駄にしません。
ニチコンと他のメーカーの違いは使い勝手の良さ
ニチコンの蓄電池は、選べる容量が多く停電対策に特化した蓄電池や、トライブリッドを選ぶことができます。
さらに、後から蓄電容量を増やすことが可能なので、他メーカーに比べて使い勝手が良いと言えるでしょう。
V2Hも後から増設することが可能なので、まだEVを購入する予定ではない人も、トライブリッド蓄電池の導入がおすすめです。
ニチコンの蓄電池ラインナップ価格を含めて紹介!
ニチコンの蓄電池は、大きく分けて12種類のシリーズが販売されています。(ハウスメーカー専用モデルを除く)
特におすすめなのは、トライブリッド蓄電池です。
太陽光発電システムやEVが当たり前になっていくこれからの時代。
電気を効率よく使用することができるトライブリッドの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【おすすめ】トライブリッド「ESS-T3シリーズ」
トライブリッド蓄電池「ESS-T3シリーズ」では、4.9kWh・7.4kWh・9.9kWh・14.9kWhの4種類の容量の蓄電池が販売されています。
ESS-T3シリーズの蓄電池は、後から蓄電ユニットとV2Hの増設が可能です。
見守りサービスや気象警報・早期注意情報自動制御、AI自動制御の機能が搭載されており、停電リスクが高い日にも、安心して生活することができるでしょう。
ESS-T3シリーズのパッケージ型番とメーカー希望小売価格は、下記の表の通りです。
型番 | 価格 |
ESS-T3S1 4.9kWh | 2,400,000円 |
ESS-T3L1 9.9kWh | 3,600,000円 |
ESS-T3M1 7.4kWh | 2,900,000円 |
ESS-T3X1 14.9kWh | 4,600,000円 |
(表示価格は税抜です)
【おすすめ】トライブリッド「ESS-T1シリーズ」
ニチコンの「ESS-T1シリーズ」は、トライブリッドの太陽光発電システムパワコン内臓型蓄電池シリーズです。
4.0kWhの蓄電ユニットを増設することができるので、最大で8.0kWhの蓄電容量を確保することができます。
V2Hと蓄電ユニットを増設することが可能なので、まずは4.0kWhの小容量から蓄電池を導入することが可能です。
太陽光発電システムで発電し、余った電気を売電する「経済モード」と、余った電力を蓄電池に充電する「グリーンモード」を選ぶことができます。
太陽光発電システムで発電した電気を売電するか、使用するか選ぶことができるので、FIT適用中でも蓄電池を有効活用することができるでしょう。
ESS-T1シリーズのパワコンと蓄電ユニットのメーカー希望小売価格は、下記の表の通りです。
パワコン型番 | 価格 |
ESS-T1 | 1,100,000円 |
蓄電ユニット型番 | 価格 |
ESS-BS・ESS-BM | 900,000円 |
(表示価格は税抜です)
【おすすめ】トライブリッド「ESS-T2シリーズ」
ニチコンのトライブリッド「ESS-T2シリーズ」は、4.0kWhの蓄電ユニットに4.0kWhの増設ユニットを追加することで、4.0kWhと8.0kWhの蓄電容量を実現することができます。
「ESS-T1シリーズ」と同様の仕様ですが、太陽光発電システムのパワコンは内蔵されていません。
すでに太陽光発電システムのパワコンがまだ使用できる家庭におすすめのシリーズです。
パワコン型番 | 価格 |
ESS-T2 | 1,000,000円 |
蓄電ユニット型番 | 価格 |
ESS-BS・ESS-BM | 900,000円 |
(表示価格は税抜です)
ハイブリッド蓄電池「ESS-H2」
ニチコンの「ESS-H2」は、本体に太陽光発電システムのパワコンが内蔵されているハイブリット蓄電池です。
蓄電容量は大容量の12kWhなので、停電対策を行いたい家庭や太陽光発電システムで発電した電気を効率よく使いたい家庭におすすめです。
さらに、停電時でもおうち全体で電気を使用できる全負荷対応、IHやエアコンも使用することができる200V対応なので停電対策に向いています。
「ESS-H2」は、当社でも取り扱いがあり、当社での販売価格はWEB限定価格4,700,000円(税込)です。
単機能「ESS-U4X1」、「ESS-U4M1」
単機能蓄電池の「ESS-U4X1」と「ESS-U4M1」は、すでに太陽光発電システムを導入している家庭におすすめです。
「ESS-U4X1」は16.6kWh、「ESS-U4M1」は11.1kWhの蓄電容量で、必要な容量によって選ぶことができます。
「ESS-U4X1」と「ESS-U4M1」どちらも容量が大きめの蓄電池なので、光熱費の削減やしっかり停電対策を行いたい家庭におすすめです。
「ESS-U4X1」と「ESS-U4M1」は当社でも取り扱いがあり、当社でのWEB限定販売価格は、下記の表の通りです。
型番 | 価格 |
ESS-U4X1 | 4,500,000円 |
ESS-U4M1 | 3,700,000円 |
(表示価格は税込です)
単機能「ESS-U2X1」、「ESS-U2Mシリーズ」
ニチコンの「ESS-U2X1」は、16.6kWhの大容量蓄電池です。
VPP対応で南側設置が可能、24時間見守る安心サポートも搭載されています。
「ESS-U2Mシリーズ」は蓄電容量11.1kWhで、災害による停電対策に特化した蓄電池です。
常に30%の蓄電容量を確保し、いつでも停電に備えます。
「ESS-U2X1」と「ESS-U2Mシリーズ」のメーカー希望小売価格は、以下の表の通りです。
型番 | 価格 |
ESS-U2X1 | 4,000,000円 |
ESS-U2M1 | 3,200,000円 |
(表示価格は税抜です)
単機能「ESS-U2Lシリーズ」、「ESS-U3S1」
単機能蓄電池で、太陽光発電システムを導入済みの家庭に向いているのが、
「ESS-U2Lシリーズ」です。
「ESS-U2LS」は12kWhの蓄電容量で、−20度でも稼働が可能です。
ESS-U2LSの価格は、残念ながらニチコンホームページに記載がありませんでした。
「ESS-U3S1」は、蓄電容量4.1kWhの超小型の特定負荷蓄電池です。
特定負荷なので、停電時に電気を使いすぎることがありません。
ESS-U3S1は、当社でも取り扱いがあり、WEB限定価格は下記の表の通りです。
型番 | 価格 |
ESS-U2LS | オープン価格 |
ESS-U3S1 | 1,097,800円 |
(表示価格は税込です)
単機能「ESS-U3S1J」
ニチコンの「ESS-U3S1J」は、重塩害対応の4.1kWhの蓄電池です。
ESS-U3S1Jは、屋外設置の蓄電池で超小型で軽量で室内に設置していても邪魔になりません。
ESS-U3S1Jのメーカー小売希望価格は、下記の表の通りです。
型番 | 価格 |
ESS-U3S1J | 1,390,000円 |
(表示価格は税抜です)
ポータブル蓄電システム「ESS-P1S1」
2kWhのポータブル蓄電システム「ESS-P1S1」は、手軽に停電対策をしたい家庭におすすめです。
「ESS-P1S1」は、ポータブル蓄電池なので設置工事の必要がなく、コンセントに差し込むだけで使用することが可能です。
ESS-P1S1のメーカー希望小売価格は、下記の表の通りです。
型番 | 価格 |
ESS-P1S1 | 550,000円 |
(表示価格は税抜です)
ニチコン蓄電池の保証は標準10年!
ニチコンの蓄電池は、全ての蓄電池の保証が10年以上付帯しています。
製品によっては15年保証が無償なので、保証が長い方がいい家庭では、保証期間が長い蓄電池を購入しましょう。
付帯している保証が10年の場合であっても、有償で15年に延長することが可能です。
また、自然災害補償が無償で10年付帯している製品もあるので、ニチコンの蓄電池を購入する際は、保証内容もしっかり確認しておきましょう。
性能と使い勝手を重視する人にこそニチコンの蓄電池がおすすめ!
今回は、ニチコンの蓄電池を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ニチコンの蓄電池は、選べるラインナップが多く、性能が高いことが特徴です。
また、保証も10年から15年と充実しているので、蓄電池を購入の際は、検討候補に入れておくことをおすすめします。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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