ソーラーパネルと蓄電池の組み合わせメリット3選！価格や補助金も解説

省エネ効果や停電対策として注目されているソーラーパネルと蓄電池ですが、組み合わせるとさらに大きなメリットが得られることをご存じでしょうか。

本記事では、「ソーラーパネル+蓄電池の3つのメリット」「価格相場・使える補助金」「オススメ3セットのスペックや魅力」を徹底解説していきます！

どちらかの設置を検討している方は、ぜひ記事に目を通してみてくださいね！

【徹底解説】ソーラーパネル+蓄電池のメリット3選！

はじめに、ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせて得られる3つのメリットを解説していきます。

【メリット①】光熱費を限りなく0円に近づけられる

ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせれば、毎月の電気代を「ほぼ0円」まで抑えることも夢ではありません。

昼間は太陽光発電でつくった電気で過ごし、余ったエネルギーを蓄電池に貯めておけば、電力会社からほとんど電気を買わずに過ごせるからです。

さらに、「深夜プラン」の安い電気で蓄電池に充電しておけば、天気が悪く、発電量が安定しない日中もお得な電気代で家電が使えます。

日中に外出が多い家なら、余った電気を売電に回す余裕もできるため、光熱費をゼロにするだけでなく収益まで期待できますね！

【メリット②】万が一の大停電でも安心感が違う

ソーラーパネル+蓄電池のセットなら、1週間を超える大停電でも最低限の生活を維持できます。

天気の良い日中なら太陽光の力でエアコンや調理器具も動かせますし、蓄電池に充電すれば夜も安心して暮らせます。

テレワークの普及した現在では、停電は収入に直結する大きな問題ですよね。

台風で停電することが多い地域の方は、ぜひ導入を検討してみてください。

【メリット③】電気自動車の「電費」も節約できる

太陽光エネルギーを蓄電池に蓄えておけば、自宅が電気自動車の「無料の充電スポット」に早変わりします。

太陽光だけでは足りないエネルギーは、深夜のお得な電気で間に合わせれば、ガソリンよりはるかに安く車を走らせられるでしょう。

電気自動車には毎年、高額の補助金が投入されていますので、思い切って乗り換えるのもオススメです！

ソーラーパネルと蓄電池の価格相場は？利用できる補助金も徹底解説！

つづいて、ソーラーパネル+蓄電池セットの価格相場や、導入時に利用できる補助金をご紹介していきます。

【150万円から】ソーラーパネルと蓄電池の価格相場・内訳

ソーラーパネル+蓄電池の総予算の目安は「150〜300万円」ほどです。

パネルと蓄電池の本体価格のほかに、機器を制御する「パワーコンディショナー」や各種モニター、設備全体の「工事費」も必要な点は覚えておきましょう。

以上の総額は販売店や施工業者によっても大きく変わるため、導入を検討する際には「なるべく多くの見積もりを取る」ことを強くオススメします。

必ず申請したい！国の「DER補助金」とは？

DER補助金とは、環境創生イニシアチブが実施する「蓄電池やV2H、HEMS」などに使える補助金制度のことです。

補助金の申請には「SIIが認定した蓄電池とHEMSの設置」「1週間ほどの実証試験に参加」といった条件を満たす必要があります。

補助金額は「蓄電池1kWhあたり3.7万円」「HEMS機器は定額5万円」と非常に高額ですので、蓄電池を検討している方なら申請しておきたいですね。

※DER補助金は6月3日で受付終了しました。

【忘れずチェック】自治体の補助金も申請できる

国のDER補助金とは別に「独自の補助金」を実施している自治体は多く、同時に申請しておけば「両方もらう」ことも可能です。

たとえば、2022年の東京都は「蓄電池に最大80万円、太陽光発電とセットの場合は最大1,000万円」もの補助金交付を発表し、申請開始すぐに定員に達したことで話題となりました。

利用する補助金が多いほど資金回収までの期間を短くできますので、居住する「都道府県」と「市区町村」の両方に、補助金があるかぜひ問い合わせてみましょう！

【厳選！】ソーラーパネルと蓄電池のおすすめセットを3つご紹介！

さいごに、本記事が厳選したソーラーパネル+蓄電池のオススメ3セットの魅力を残さず解説していきます。

ソーラーパネル+蓄電池おすすめセットのスペック・価格を比較

まずは、今回オススメする3セットのスペックや価格を見比べてみましょう。

参考価格は、メーカー希望価格や実売価格から算出したものであり、「販売店によって大きく変わる」点にご注意ください。

①パナソニック / MP300α + LJB2263

パナソニックのMP300αは、発電効率20.1%という高出力とコンパクト性を両立した、「小さな屋根でも最大限に発電できる」新型ソーラーパネル。

蓄電池のLJB2263はベランダ設置も可能な柔軟性が魅力。

後から同社の蓄電池を自由に追加できるため、電気の使用量が増えても安心ですね。

台風や地震などによる損壊に対応した「自然災害補償」が15年ついている点も見逃せません。

②シャープ / NQ-254BM + JH-WB1911

シャープのNQ-254BMは、太陽光パネルによくある「白いドット」をなくし、シックな黒色で屋根デザインを邪魔しない人気モデル。

蓄電池のJH-WB1911は6.5kWhという大容量ながら、屋内設置もできるため「蓄電池や配線で家の景観が崩れるのは嫌！」という方にオススメです。

シャープの蓄電池はクラウドAIによる制御も魅力のひとつ。

天気予報や気象警報に合わせて自動で充電してくれるので、万が一の停電でも安心ですね。

③長州産業 / CS-300G51 + CB-LMP65A

長州産業のCS-300G51は、通常は取り込めないUVまで発電に利用できる、豊富な発電量と鮮やかなブルーが魅力のパネルです。

蓄電池のCB-LMP65Aは「奥行147mm」という驚きの薄さが自慢の新型モデル。

室内設置も可能ですので、空きスペースにスッキリ収まります。

長州産業のソーラーパネルは施工後の「雨漏りトラブル」を10年無償修理してくれるのも好印象ですね。

【まとめ】ソーラーパネルと蓄電池は相性抜群！補助金で安く導入しよう

ソーラーパネルと蓄電池を併用すれば、「電気代がほぼ0円に」「停電対策に効果抜群」「EVの電費も節約可能」とたくさんのメリットが得られます。

「150〜300万円」の設備費用がネックですが、補助金を使えばムリなく資金を回収できるでしょう。

ガソリン代や電気代、ガス代は今後も値上げは避けられません。

補助金が豊富な「今」こそ、太陽光発電や蓄電池の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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