蓄電池一括見積もりサイトとは?【利用はおすすめできません】
今回は蓄電池一括見積もりサイトについて解説していきます。
蓄電池一括見積もりサイトの概要を紹介した記事です。
結論から言うと、蓄電池一括見積もりサイトの利用はおすすめできません。
その理由についても解説するので、蓄電池の購入を検討している方におすすめの記事です。
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
蓄電池一括見積もりサイトとは?
蓄電池一括見積もりサイトとは、一度の申し込みで複数の業者から見積もりをもらえるサービスのことです。
一度に複数の業者を比較することができるので、便利なサービスのように思えます。
蓄電池の価格の相場を知ることもできるかもしれません。
しかし、便利さには必ず裏があるものです。
蓄電池一括見積もりサイトのビジネスモデルは、紹介料です。
そのため、利益を稼ぐためにたくさんの登録者を集める必要があります。
その影響もあり、明らかに誇示している広告や、企業の営業が激しくなる場合があるそうです。
もちろん一概に全てのサイトが悪質だと断言できるわけではありませんが、基本的には利用しないことをおすすめします。
複数業者から見積もりが欲しいのであれば、手間はかかりますが、自分の手で申し込むのが良いです。
蓄電池一括見積もりサイトのデメリット
蓄電池一括見積もりサイトのデメリットは以下の通りです。
- 個人情報を抜き取られる可能性がある
- 手抜き工事になりやすい
- 倒産することがある
それぞれ解説していきます。
個人情報を抜き取られる可能性がある
蓄電池一括見積もりサイトは、個人情報を一度入力するだけで、複数の業者に個人情報が送信される仕組みとなっています。
そのため、個人情報漏洩リスクがいつも以上に高まります。
特に蓄電池のような商品の場合、営業の電話・メールや直接訪問による営業が多いです。
個人情報が抜き取られると、それらの営業が大量にきて、ストレスを抱える場合があります。
また、蓄電池業界以外から営業がかかる場合もあるようです。
蓄電池一括見積もりサイトに限らず、個人情報を提供する時には注意が必要です。
手抜き工事になりやすい
見積もり価格があまりにも安い場合は注意が必要です。
工事代を削減することによって、価格を削減している可能性があります。
そもそも、蓄電池一括見積もりサイトに紹介料を支払っているパターンがほとんどのため、基本的には価格が上昇するはずです。
それでも低いということは、実績経験がなく価格が安く設定されている業者に外注している可能性があります。
蓄電池はバッテリー製品のため、万が一の可能性もあります。
じっくり確認するようにしましょう。
倒産することがある
一括見積もりサイトで契約した後に、その販売会社が倒産していたケースも見受けられるそうです。
一括見積もりサイトの場合、新規で立ち上げた企業が登録している場合が多く、経営が軌道に乗らずにそのまま倒産してしまう場合があります。
倒産している場合はもちろん、契約は中断となりますし、アフターフォローなどの保証を受けられなくなる可能性もあります。
そう考えると、老舗で実績のある販売会社を利用するのが良さそうですね。
蓄電池の販売会社の選び方
蓄電池の販売会社の選び方は以下の通りです。
- 実績で判断する
- 設置工事を自社でおこなっているかどうかを確認
- 保証が充実しているかを確認
- 複数の業者で見積もりをもらう
それぞれ解説していきます。
選び方①:実績で判断する
蓄電池の販売会社の選び方として、実績で判断する方法が挙げられます。
実績が多ければ多いほど、それだけ施工経験があるということになりますし、お客様の信頼を得ているケースが多いです。
ただし、実績を見る際は、施工実績をベースに見ていきましょう。
価格の安さや工事の安定性は、マークのデザインを工夫するなどして、いくらでも誇張できるものです。
シンプルに数字だけ見るようにして、実績を判断するようにしましょう。
選び方②:設置工事を自社でおこなっているかどうかを確認
設置工事を自社で行っているかどうかを確認するのもいいでしょう。
実際、大半の販売会社は設置工事を別の専門業者に外注しています。
そして外注されると基本的にマージンが乗っかり、価格が高騰することがほとんどです。
また、設置工事を自社で行っている企業は、設置工事の実績・経験を同じ企業の中で積み重ねているため、クオリティが均一化されます。
責任を外に逃すこともできないので、一生懸命工事に取り組む可能性もあるでしょう。
選び方③:保証が充実しているかを確認
蓄電池の販売会社を選ぶ際は、保証が充実しているかどうかを確認しましょう。
蓄電池は定期的なメンテナンスがあまり必要ない機器ですが、電化製品であるため、故障することもあります。
それに加え、価格が高い商品のため、10年後、20年後に故障して、急に大きな出費が必要になる可能性も否めません。
そういったことを防ぐためにも、10年後、20年後の長期的な目線で販売会社を選ぶようにしましょう。
よくあるケースとしては、初期費用が安い代わりにアフターフォローが手薄になっている場合です。
何度も言いますが、蓄電池は長期的に稼働してこそコストパフォーマンスを発揮する製品なので、保証はしっかり確認するようにしましょう。
選び方④:複数の業者で見積もりをもらう
先ほど、一括見積もりサイトに対して否定的な意見を述べましたが、複数の業者から見積もりをもらうべきなのは間違いありません。
販売会社によって価格もグレードも大きく異なるため、複数の業者から見積もりをもらって、しっかり比較検討するべきです。
自分の持っている見積もりの価格が相場とかけ離れていないかも確認できますので、複数社から見積もりを取るようにしましょう。
まとめ
それでは本記事をまとめていきます。
- 蓄電池一括見積もりサイトはなるべく利用するべきではない
- 複数の業者から見積もりをもらいたいなら、自分の手で一回一回申し込む
- 誇張された数字に騙されないように注意する
蓄電池一括見積もりサイトは、Google検索広告で宣伝している場合が多いため、Google検索すると上位に表示されることが多いです。
「1番上にあるから」というだけでクリックするだけでなく、広告によるものなのかを確認する必要があるでしょう。
蓄電池は大きな買い物なので、焦らずじっくりと選ぶようにしましょう。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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