【おすすめも紹介】全負荷型の蓄電池にはどんなデメリットがある?
今回は、停電時に役立つ「全負荷」の蓄電池を紹介します。
記事の最後には、おすすめの全負荷対応の蓄電池を紹介していますので、蓄電池導入の参考にしてみてください。
目次
全負荷型蓄電池と特定負荷型蓄電池の違いは停電時の給電方法!
蓄電池の「全負荷」と「特定負荷」という言葉を聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。
「全負荷」と「特定負荷」は、どちらも蓄電池が、停電時にどう使えるかという仕様を指しています。
全負荷対応の蓄電池は、停電時に全部の部屋で電気を使うことができる蓄電池です。
停電対策として全負荷対応の蓄電池を導入していれば、停電が起きてもいつも通りの電気の使い方をすることができます。
対して、特定負荷の蓄電池は、停電が起きても「特定の部屋」でしか電気を使えない事が特徴です。
特定負荷の蓄電池は、停電時に蓄電池内の電気の節約になるメリットがあります。
【蓄電池導入の参考に】全負荷型蓄電池のメリットは?
全負荷対応の蓄電池の最大のメリットは、停電時にも電気をいつも通り使う事ができる点です。
特に、家族人数が多い家庭では、全負荷対応の蓄電池導入のメリットが大きいです。
メリット① 停電時にも全部屋に電気を給電できる
全負荷対応の蓄電池を使用していれば、停電が起きてもリビングで家族全員が集まる必要がありません。
停電時でも、家族が好きな部屋、好きな場所で過ごす事ができます。
また、特定の部屋以外で使いたい家電がある場合にも、問題なく使用する事ができるでしょう。
メリット② 普段通り生活でき「安心」
全負荷対応の蓄電池を導入することで、停電時にも普段通りの生活をする事ができます。
停電の影響を大きく受ける事がないので、大規模な停電が起きても安心して生活することができるでしょう。
特に、小さい子供がいる家庭では、停電が起きると子供が不安になってしまうケースがあります。
全負荷対応の蓄電池を使用している場合、小さいお子さんは停電が起きたことすら気づかないかもしれません。
メリット③ 200V対応の製品が多い
販売されている全負荷対応の蓄電池は、200V対応であることが多いです。
200V対応の蓄電池は、停電時にエアコンやIHなど、消費電力の多い家電や設備を動かすことができます。
特に、停電時にエアコンが使えると、熱中症などのリスクを下げる事ができます。
小さい子供がいる家庭や、お年寄りがいる家庭では、200V対応の蓄電池を導入しておくと安心です。
【購入前に要チェック】全負荷型蓄電池のデメリットは?
全負荷対応は、停電時にどの部屋でも電気を使える反面、電気を多く使用してしまうなどのデメリットがあります。
特に、小さい容量の蓄電池を設置する予定の家庭では、全負荷対応の蓄電池を選ぶことで、停電時に電気が足りなくなってしまう可能性があります。
デメリット① 停電時に電気を多く消費してしまう
全負荷対応の蓄電池は、停電時に電気を使いすぎてしまうケースがあります。
特に、蓄電容量に余裕がない場合には、気づかないうちに「電気が少なくなっていた!」ということも十分あり得ます。
誰も使っていない部屋で、気づかないうちに電気を使ってしまうケースがあるので、蓄電容量や使用する家電には注意が必要です。
デメリット② 特定負荷に比べて割高
全負荷対応の蓄電池は、性能が高い分、特定負荷の蓄電池に比べて導入費用が高くなってしまいがちです。
また、全負荷対応は停電時に多く電気を使ってしまいがちです。
停電に備えて電気を十分貯めておくためにも、蓄電容量に余裕のある商品を選ぶ事がおすすめです。
蓄電池は、蓄電容量が大きいほど費用が高くなるので、全負荷対応で大容量の蓄電池を導入する際には、導入費用に注意しましょう。
デメリット③ 特定負荷の蓄電池に比べて大型
全負荷対応の蓄電池は、特定負荷の蓄電池に比べて大型であることが多いです。
近年、コンパクト形状の蓄電池も多く販売されていますが、小型といってもある程度の設置スペースが必要になります。
蓄電池を設置できるスペースが少ない場合には、全負荷対応の蓄電池を導入できない可能性があるので注意しましょう。
【ケース別】全負荷型蓄電池がおすすめな家庭は?
今回は、ケース別に全負荷対応蓄電池を導入した際のメリットが大きい家庭を紹介しますので、蓄電池導入の参考にしてみてください。
ケース① 家族人数が多い家庭
家族の人数が多い場合、停電時に1つの部屋でしか電気を使えないのは、とても不便です。
特に、二世帯住宅の場合、1部屋でしか電気を使えなければ、停電時に家族全員が1部屋に集まる必要があります。
停電が夜に起こった場合、どちらかの家族が暗い中移動する必要があります。
全負荷対応の蓄電池を導入していれば、家族が暗い中移動する必要はありません。
停電時に快適に過ごすためにも、家族人数が多い家庭は、全負荷対応の蓄電池を導入しましょう。
ケース② オール電化住宅に住んでいる家庭
オール電化住宅に住んでいる場合、特定負荷の蓄電池を導入するとIHが使用できなかったり、エコキュートが使用できなかったりします。
停電時にIHやエコキュートを使用したい場合、全負荷型の200V対応の蓄電池を導入しましょう。
200V対応の蓄電池であれば、停電時でもIHやエコキュートを使用する事ができます。
停電が起きても、お風呂に入れたり、IHが使えたりする事ができるのは、オール電化住宅が全負荷対応の蓄電池を導入する大きなメリットだと言えるでしょう。
ケース③ 停電が起きても普段通りの生活がしたい家庭
小さい子供がいる家庭では、停電による環境の変化で子供が動揺してしまう可能性があるので注意が必要です。
夜間に停電した場合、暗い中で子供が移動して怪我をしてしまう恐れがあります。
全負荷対応の蓄電池を使用している場合、明るい中で安全に、いつも通り過ごす事ができます。
停電時にも家族を動揺させずに過ごす事が可能になるでしょう。
プロが厳選!おすすめの全負荷型蓄電池3選!
最後に、プロが厳選した全負荷対応の蓄電池を紹介します。
弊社では、今回紹介する全負荷対応の蓄電池以外にも、多くの商品の取り扱いがあります。
「蓄電池に関してもっと知りたい!」という方や「蓄電池の導入を検討したい」という方は、ぜひお気軽にお問合せください。
① ニチコン トライブリッド
ニチコンのトライブリッドは、太陽光発電と蓄電池、V2Hを同時制御できる蓄電池です。
停電時は全負荷対応、さらに200V対応なので、停電が起きてもIHやエアコンを使用する事ができます。
蓄電容量は、4.9kWh・7.4kWh・9.9kWh(4.9kWh×2台)・14.9kWh(7.4kWh×2台)です。
蓄電量を増やせる蓄電ユニットや、V2Hは後付けが可能なので、ライフスタイルの変化に合わせて導入する設備を選ぶ事が可能です。
ニチコン「トライブリッド」の弊社販売価格は、1,433,750円〜です。
それぞれの家庭に合わせて蓄電容量や、導入する設備をご提案させていただきますので、お気軽にお問合せください。
② シャープ クラウド蓄電池システム
シャープのクラウド蓄電池システムは、AIで賢く蓄電量を管理してくれる蓄電池シリーズです。
ニチコンのトライブリッド蓄電池同様、EVとの連携が可能なので、V2Hを設置したい家庭にもおすすめです。
シャープのクラウド蓄電池システムの蓄電容量は、4.2kWh・6.5kWh・8.4kWh・9.5kWh・13,0kWh(6.5kWh×2台)。
EV連携が可能なのは、6.5kWh・9.5kWh・13,0kWh(6.5kWh×2台)の蓄電ユニットです。
シャープ「クラウド蓄電池システム」の弊社販売価格は、1,337,500円〜です。
シャープの蓄電池が気になる方は、お気軽にお問合せください。
それぞれのご家庭に合った蓄電池・蓄電容量を提案させていただきます。
③ 京セラ エネレッツァ
京セラから販売されている「エネレッツァ」は、珍しいクレイ型の単機能型の蓄電池です。
京セラのエネレッツァは、単機能で全負荷対応の蓄電池を設置したい家庭におすすめの蓄電池です。
蓄電容量は、5.0kWh・10.0kWh・15.0kWhから選ぶ事ができます。
さらに、継ぎ目のないデザインで、屋内・屋外どちらに置いても違和感がありません。
京セラ「エネレッツァ」は、弊社販売価格1,087,500円〜です。
押上モードが搭載されているので、太陽光発電の売電量を増やしたい家庭にも向いています。
京セラのエネレッツァについて気になる事がある場合や、導入を検討したい場合には、置き狩りにお問合せください。
全負荷型は電気使用量が多い家庭におすすめの蓄電池!
今回は、全負荷対応の蓄電池について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
全負荷対応の蓄電池は、停電が起きても安心して生活したい家庭におすすめです。
弊社では、今回紹介した蓄電池以外にも多くの商品を取り扱っておりますので、蓄電池の導入にお悩みの方は、1度お問合せください。
ご要望に合わせた蓄電池をご提案させていただきます。
もちろん、ご相談だけでも問題ありません!
お気軽にお問合せください。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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