デンカシンキのフリーソーラーはお得?特徴や口コミ・メリットを解説
四国や西日本で「0円ソーラー」の設置に興味を持っている方なら、「デンカシンキ」というメーカーの「フリーソーラー」というサービスを聞いたことはないでしょうか?
初期費用ゼロ円の太陽光サービスとしてはトップクラスの実績(4,000件以上)を持つデンカシンキですが、「普通に買うよりお得なの?」「本当に0円で設置できるの?」など疑問も浮かびますよね。
そこで本記事では、「デンカシンキの特徴・歴史」や「0円ソーラーの詳細やメリット」、「気になる良いクチコミ・悪い口コミ」をくわしく解説していきます。
デンカシンキも営業方法として取り入れている「訪問販売」の注意点も深堀りしていますので、なるべく予算をかけずに太陽光を設置したい方はぜひ読んでみてくださいね!
目次
【本社は愛媛】デンカシンキの特徴や歴史・企業としての取り組み
2000年創業の「株式会社デンカシンキ」は、愛媛県に本社を持ち、太陽光発電や蓄電池の販売・施工を個人・法人向けに行っているベテラン企業です。
愛媛県の松山市に「太陽光パネルの製造工場」を持っている点が他社にはない特徴であり、自社ブランド「WILLPOWER MODULE」は発電効率20%を超える性能を誇ります。
地元・愛媛だけでなく宮城県や東京都、栃木県にも支店があり、積極的に0円ソーラーのフランチャイズ加盟店を募集するなど、日本全国に販売網を広げています。
さらに、「再エネ思考電力」という新電力会社も運営しており、ソーラーパネルの電力100%での電力供給を目標として活動する企業でもあります。
【0円ソーラーが目玉】デンカシンキの太陽光ならではのメリットとは?
デンカシンキは初期費用0円で太陽光発電を設置できる「フリーソーラー事業」を主軸としており、国内最大級の施工実績(4,000件以上)が強みです。
よくある「初期費用なしの長期ローン」とは違い、「発電した電気の使用量・余りを売電した量」が一定ラインを超えた際にパネルを譲渡するという独特のシステムが話題となっています。
目安としては「約9年〜10年」ほどで所有権が譲渡されるプランになっており、サービス利用中の雨漏りや自然災害によるトラブルにも「無料修理」対応が受けられます。
「利用中は電気料金を再エネ思考電力に支払う」「地域や屋根環境によっては取り付けられない」など条件はありますが、新しいサービスとして検討する価値は充分あるでしょう。
【多くの人材を募集】デンカシンキは「訪問販売」を主力としている?
デンカシンキは公式ホームページの「採用情報」で多くの営業スタッフを募集しており、個人宅に直接営業をかける「訪問販売」も行っていることが予想されます。
フランチャイズ加盟店の募集ページでは「わずか3名の社員で年間収益5,000万円」稼げるとの表記も。
フリーソーラー事業は非常に好調なようです。
訪問販売は「0円ソーラーの不明点をとことん相談できる」「顔の見えるやり取りで設置後も安心」などのメリットがあり、設置を迷っている方には心強い存在といえます。
一方で、「多くの実店舗スタッフや営業マンに人件費がかかっている」ことを考えれば、普通に購入するより「絶対お得」とは断言できないでしょう。
デンカシンキの太陽光の「良い口コミ」「悪い口コミ」をくわしく比較!
つづいて、デンカシンキの太陽光パネルを実際に設置した方や、営業を受けた方の「良い口コミ」と「悪い口コミ」をくわしく比較していきます。
【良い口コミ①】丁寧な対応で安心!近所の評判も良かった
まずは、デンカシンキの太陽光の「良い口コミ」の一例を以下に見ていきましょう。
「近隣にデンカシンキで太陽光を契約したお宅があり、評判がよいとのことで我が家でも設置を決めました。初期投資なしで太陽光発電のメリットを得られるのは魅力的です!ただし、約10年しないと所有権が譲渡されないのは少し長く感じます。」
参照元:サンサン太陽光発電
「担当してくれた方の人柄が良かったのでデンカシンキに決めました。とにかく親切な営業さんで、当初は『いくらコストがかかっても最高のシステムを』と考えていましたが、担当さんが『より良いシステムをより安く』提案してくれました。比較したところ発電量がそこまで変わらず、安い方を選んで節約にもつながり満足しています。」
参照元:太陽光発電ガイド
【良い口コミ②】設置費用なしで停電対策できて満足している
「太陽光発電を検討しており、予算が足りないと悩んでいたときにデンカシンキの営業が訪れ、本当に設置費用が0円とのことだったので設置を決心しました。正直なところ電気代が安くなった実感はあまりないものの、地球環境への貢献と、災害による停電時にすぐ使えるコンセントを確保できて個人的には満足です。」
参照元:サンサン太陽光発電
【悪い口コミ①】契約後の対応が悪く会社に不信感を覚えた
つぎに、デンカシンキの太陽光の「悪い口コミ」の一例を以下にご紹介していきます。
「初期投資なく太陽光がつけられるのは良いですが、発電開始までの期間が遅れたり、途中で蓄電池の営業が来たり、設置を決めてからの対応に不信感がつのりました。電力は大切なライフラインなので、再エネ思考電力の契約切り替えは見送りました。」
参照元:サンサン太陽光発電
「来てくれた営業マンの印象はよかったですが、フリーソーラーに関してはそれほど魅力を感じなかった。単純に安い業者から買った方が先々みたらオトクです。」
参照元:サンサン太陽光発電
【悪い口コミ②】思わぬ出費が発生?普通に買ったほうがお得との声も
「営業の人から太陽光発電を設置すれば再生エネルギー代がかからないと言われ、月にして2000円程安くなるとのことで契約したのですが、しばらくしても電気代が変わらないことから電力会社に確認したところ、太陽光パネルの設置の有無に関わらず使用分以外の再生エネルギー代はかかると言うものでした。フリーソーラーで設置の人の中にはこの事実に気づいていない人もたくさんいると思います。」
参照元:サンサン太陽光発電
デンカシンキの取扱メーカーは自社パネルのみ?価格相場も解説!
デンカシンキは太陽光発電と蓄電池をメイン商材として取り扱っていますが、公式ホームページでは販売する設備のメーカーを公表していません。
2014年から販売している自社製造パネル「WILLPOWER MODULE」以外の詳細は不明であり、蓄電池やパワコンのメーカーは実際に問い合わせるまで確認できません。
現在デンカシンキは0円ソーラーを主力としており、「通常購入の価格」も非公表ですが、自社製造によるコストカットが価格に良い影響を与える可能性は充分あるでしょう。
逆にいえば「競争相手がいないため強気の価格設定」である可能性もゼロではありません。
「0円だから絶対お得」と即決せず、一度は他社の見積もりと比較することをおすすめします。
【まとめ】デンカシンキは訪問販売や0円ソーラーで話題!注意点もある
本記事で解説してきた「デンカシンキのフリーソーラー」をくわしく知るためのポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- 2000年創業のデンカシンキは、愛媛県に本社を持つ太陽光発電・蓄電池の販売・施工会社
- 国内に製造工場を持ち、自社パネル「WILLPOWER MODULE」は発電効率20%と高スペック
- 初期費用0円の「フリーソーラー」は、規定の発電量を超えると所有権が譲渡される仕組み
- 「0円で停電対策が実現できた」「営業マンの説明も丁寧でわかりやすい」など高評価も多い
- 「再エネ賦課金がかかる場合も」「普通に設置したほうが安い」など、低い評価も散見する
「国産の自社製パネルを初期費用0円で設置できる」と話題のデンカシンキですが、「関連の電力会社との契約が必要」など条件もあり、誰にでも絶対お得とは言い切れません。
訪問営業マンや実店舗スタッフにかかる多額の人件費を「どこかで回収している」ことを考慮すれば、「他社と比較するとそこまで大差ない」という可能性もあるでしょう。
とはいえ、まとまった資金がなくても停電対策ができる点は非常に魅力的。
ネットの比較サイトや地元の販売店などと見積もりを比べて、一番お得なプランを選びたいですね!
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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