光熱費をかしこく節約する方法6選!太陽光発電や蓄電池の利点も解説
「電気やガスの使い過ぎには気を付けているはずなのに、毎月の光熱費がなかなか安くならない…」とお困りの家庭はますます増えているのではないでしょうか?
2023年に入ってからも電気代やガス代は値上げ傾向にあり、毎日地道な努力を続けても、思うように光熱費が下がらない状況はまだまだ続きそうです。
そこで本記事では、「光熱費の節約効果が高い6つの方法」や「初期費用を払ってでも、太陽光発電や蓄電池を導入すべきメリット」についてくわしく解説していきます。
「エコキュートやIH調理器の設置でどれくらい光熱費が節約できるのか」など、具体的な金額を含めて深堀りしていますので、請求額を下げたい方はぜひ目を通してみてくださいね!
目次
光熱費を節約する「6つの方法」とは?電気・ガス・水道別に解説!
まずはじめに、電気・ガス・水道代を今より確実に節約できる、「6つの効果的な方法」についてご紹介していきます。
【電気代の節約法①】できるだけ安い電力会社に乗り換える
誰でもかんたんに電気代を節約できる方法として、まずは「今より安くてお得な電力会社への乗り換え」を検討してみましょう。
「新電力会社」と呼ばれる新規参入の電気事業者は「東京電力」などの大手と比べて基本料金や従量料金がお得なケースが多く、「乗り換えキャンペーン」でもらえるポイント還元なども魅力的です。
電力会社の乗り換えは「電話やインターネット」などで気軽に申し込めるうえに、流れる電気の質や停電時の復旧時間なども変わらないため、メリットはかなり大きいといえるでしょう。
【電気代の節約法②】冷房・暖房の設定温度や時間に気をつける
年間の電気代の多くを占める「空調費用」は、真夏や真冬のエアコンの「温度設定」や「運転時間」に気を使うだけでも大きく削減することができます。
扇風機などで「冷気の循環」を心がけ、「夏は28℃・冬は20℃」をエアコンの目標温度に努力すれば、年間で3,000円以上の電気代をカットできるでしょう。
冬場は「ホットカーペットやコタツの活用」「ダウンベストを着る」など工夫次第で意外と快適に過ごせますし、浮いたお金で「断熱窓」などを導入することもおすすめです。
【ガス代の節約法①】湯沸かしや食器洗いは「電気」で済ませる
毎月のガス代をかしこく節約するためには、「湯沸かし」や「食器洗い」などの「ガスで給湯する」場面を、できるだけ「電気製品に置き換える」方法が効果的です。
特に、食器洗いに使用するガスは年間でたいへんな量となるため、「食器洗い乾燥機」を導入するだけで「年間数千円」のガス代を浮かせることも難しくありません。
ほかにも、「野菜の下ごしらえは電子レンジで行う」「煮物はスロークッカーや電気圧力鍋で作る」など、割高なガス代をかけずに調理する方法は数多くあります。
【ガス代の節約法②】エコキュートやIH調理器・オール電化を検討する
ガス代を根本的に削減するために、「ガス給湯器をエコキュートに」「ガスコンロをIH調理器に」変えて「ガスの基本料金」を0円にする方法もおすすめです。
エコキュートとIH調理器を導入して「オール電化生活」を実現すれば、ガスの解約ができるため「年間約2万円〜3万円」もの出費を減らせるでしょう。
エコキュートやIH調理器は従来のガス設備に比べて光熱費を「3分の1〜5分の1」に抑えられますので、数年で導入資金の元を取ることも充分視野に入れられます。
【水道代の節約法①】「節水シャワーヘッド」や「節水蛇口」を使う
水道代に直結する「水道使用量」を確実に減らすためには、よく使う蛇口やお風呂のシャワーヘッドなどを「節水タイプ」のものに変更する方法が効果的です。
近ごろの節水アイテムは「50%〜70%」もの節水が可能な商品も多く、取り替えるだけで年間2,000円〜3,000円の光熱費節約につながります。
節水シャワーヘッドや節水蛇口は「水圧や使いごこち」はそのままで、水量だけを減らせるため、「いちいち水を止めるのが面倒…」とお困りの方には特に最適です。
【水道代の節約法②】お風呂の残り湯を洗濯や水やりに活用する
湯船に浸かることが多い家庭であれば、前の日の「残り湯」を洗濯や花壇の水やりなどに活用することで、無駄なく水道代を節約できます。
一般的な浴槽には「約200リットル」のお湯を使用しますので、週に1回ほど再利用するだけでも、年間約1万リットルもの水道使用量をカットできる計算となります。
また、「銀イオン洗浄機能」などが搭載されたエコキュートなら、浴槽内の雑菌繁殖を抑えられるため、次の日でもお湯の入れ替えをせずに入浴を楽しむことも可能です。
「太陽光発電」と「蓄電池」で光熱費を節約できる?メリットを解説!
つづいて、光熱費の節約効果が高いと注目されている「太陽光発電」や「蓄電池」を導入する経済的メリットや、2つの設備を「併用」する利点を解説していきます。
太陽光発電と蓄電池の経済的メリットとは?節約できる金額を解説
話題の太陽光発電と蓄電池は「光熱費の削減効果」が非常に高く、両方導入すれば年間10万円〜20万円の経済的メリットを得ることができます。
昼間に家事や料理をすることが多い家庭では、出力4kWほどの太陽光システムで日中の大半の電気をまかなえるため、年間10万円以上の節約は難しくありません。
蓄電池には「夜間のお得な電気を充電し、好きな時間に使う」という節約法があり、生活リズムが一定でない家庭でも「月3,000円〜5,000円」の電気代を削減できるでしょう。
特に太陽光発電は「高性能化・低価格化」が進んでおり、100万円〜150万円で設置し、約10年で資金回収することも充分可能です。
太陽光発電と蓄電池は「併用」するとさらに高い節約効果が得られる
太陽光発電と蓄電池は、どちらか片方だけ導入するより、両方設置した方がより高い光熱費の節約効果を期待できます。
太陽光発電だけでは「使い切れない電気は安く売電する」方法しか選択できませんが、蓄電池に充電すれば24時間いつでも0円で電気が使えるようになります。
また、蓄電池だけでは「停電中にバッテリーが切れると役に立たない」というデメリットがありますが、太陽光発電で日中充電すれば冷蔵庫の中身を守れるうえに、夜でも安心して生活できます。
太陽光発電と蓄電池には「同時設置すると補助金額が増える」「セット割引を適用してくれる販売店も多い」というメリットもあるため、一緒に導入する意義はとても大きいといえるでしょう。
【まとめ】光熱費は今すぐ節約できる!太陽光発電・蓄電池もおすすめ
本記事でくわしく解説してきた「光熱費を節約する6つの方法」についての重要ポイントを、もう一度以下にまとめていきます。
- 電気代節約には「契約会社の乗り換え」や「エアコンの温度や使い方の見直し」が効果的
- ガス代節約には「食洗機や調理家電の活用」や「エコキュートやIH調理器の導入」がおすすめ
- 水道代節約には「節水シャワーヘッドへの取り替え」や「浴槽の残り湯の再利用」などが有効
- 太陽光発電と蓄電池は光熱費の削減効果が非常に高く、「年間15万円以上」の節約も充分可能
- 太陽光発電と蓄電池は両方設置したほうが節約効果が高く、停電対策としてもより理想的といえる
「電力会社の乗り換え」や「エアコンの使用量を減らす」など、今すぐできる方法を試すだけでも「年間1万円以上」の光熱費節約は難しくありません。
「ガスの基本料金が気になる…」「もっと光熱費を減らしたい!」とお考えの方は、初期費用はかかりますが、太陽光発電や蓄電池、エコキュートなどの省エネ設備の導入がやはりおすすめです。
最近ではエコキュートやIH調理器などはますます手頃な価格になっていますし、補助金を利用できる自治体もあります。
あなたの予算に合わせて、無理のない節約方法に挑戦してみましょう!
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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