ポータブル電源は買うべき?必要なシーンと活用法!
停電対策が可能な蓄電池と同列で語られるポータブル電源。
定置用蓄電池に比べて、導入費用が安く、持ち運びができることから「ポータブル電源を買うべきか」という話をよく聞きます。
そこで、今回はポータブル電源を買うべきかどうか、ポータブル電源が活躍するシーンを紹介します。
記事の最後には、ポータブル電源を選ぶ時のポイントも紹介していますので、導入の参考にしてみてください。
目次
ポータブル電源が活用できるシーンはある?
ポータブル電源を活用できるシーンは、主に以下の通りです。
- キャンプ
- 車中泊
- 停電時
- バーベキュー
- DIY
それぞれ解説します。
ケース① キャンプ
キャンプをする時には、ポータブル電源が活躍します。
例えば、スマホの充電から始まり、スピーカーで音楽をかけたり、明かりをつけたり、ちょっとした調理をしたりなど、多くの用途で使用することができます。
頻繁にキャンプをする人や、これからキャンプを始める人はポータブル電源を買うべきだと言えるでしょう。
ケース② 車中泊
キャンプと同様に、車中泊でもポータブル電源を利用することができます。
車中泊の場合には、冷風機や冷蔵庫の使用も可能です。
車内でポータブル電源を使用する場合、アイディア次第で幅広い活用が可能です。
ケース③ 停電時
ポータブル電源は、停電時にも使用することができます。
ただし、定置用蓄電池とは異なり、大型家電を使用したり、長期間使用したりすることはできません。
停電に対して、最低限の備えをしておきたい場合には、ポータブル電源を買うべきだと言えるでしょう。
ケース④ バーベキュー
キャンプや車中泊同様に、バーベキューでもポータブル電源を使用することができます。
スピーカーの利用や、スマホの充電、ケトルの使用などが可能です。
バーベキューでポータブル電源を使用した場合、バーベキューで食べることができる料理の幅がぐっと広がるでしょう。
ケース⑤ DIY
自宅などで日曜大工やDIYをする場合にも、ポータブル電源を活用することができます。
特に、庭などのコンセントがない場所で作業をしたい場合には、ポータブル電源が大活躍します。
庭の手入れや外壁の掃除などをしたい場合でも、ポータブル電源を買っておくことで、快適に作業することができます。
ポータブル電源はなぜおすすめされるのか?理由を解説!
ポータブル電源は、定置用蓄電池とは異なり、持ち運びが可能で用途が広がります。
ポータブル電源がおすすめされる理由は、以下の通りです。
- 非常用電源として活用できる
- アウトドアで活用できる
- コンセントを気にしない生活ができる
それぞれ詳しく解説します。
理由① 非常用電源として活用できるから
ポータブル電源は、停電時の非常用電源として活用することができます。
停電時には、スマホを充電して家族と連絡をとったり、情報を収集したりすることが可能です。
また、電気ケトルを使用すれば、お湯を沸かして調理や煮沸消毒をすることが可能になります。
ただし、先述した通り、定置用蓄電池とは異なり、住宅設備を使用することができない点には注意が必要です。
理由② アウトドアで活用できるから
ポータブル電源は、キャンプや車中泊、バーベキューなどのアウトドアで活用することができます。
また、アウトドアを頻繁に行わない場合であっても、ドライブ時にポータブル電源を持っていくことで、ドライブ時間を充実させることができるでしょう。
定置用蓄電池に比べて、停電対策だけではなく、遊びにも使用することができる点から、おすすめされています。
理由③ コンセントを気にしない生活ができるから
DIYや庭での作業など、ポータブル電源を使用すればコンセントがない場所でも快適に作業することができます。
庭などの屋外だけではなく、コンセントが少ない部屋や、ガレージなどでもポータブル電源を用意しておけば、どこでも作業することが可能になります。
ポータブル電源の最大のメリットは使用用途の多さ
ポータブル電源は、使用用途が多い点が最大のメリットです。
また、購入しておくだけで最低限の停電対策が可能になるので、家族全員の安心にも繋がります。
メリット① 使用用途が多い
ポータブル電源は、停電対策に加えて、アウトドアや屋外での作業でも使用することができます。
対して、定置用蓄電池は動かすことができないので、自宅でしか使用することはできません。
定置用蓄電池に比べて使用用途が多い点は、ポータブル電源の大きなメリットだと言えるでしょう。
メリット② 場所を選ばない
ポータブル電源は持ち運びが可能なので、使う場所を選びません。
雨や極度な高温を避ければ、どこでも使用することが可能です。
アイディア次第でどこでも活用することができる点は、ポータブル電源の大きなメリットです。
メリット③ 非常時の安心につながる
ポータブル電源を購入しておいた場合、停電時に電気を使うことができます。
普段からアウトドアでポータブル電源を使用していれば、停電が起きても慌てることがありません。
停電対策として最低限の備えが可能な点は、ポータブル電源のメリットだと言えるでしょう。
ポータブル電源のデメリットは導入価格
ポータブル電源は、メリットだけではなくデメリットにも目を向けて、導入を検討しましょう。
特に、普段からアウトドアをしない人や、屋外での作業を行わない人は導入費用に注意が必要です。
デメリット① 導入費用は安くない
ポータブル電源は、定置用蓄電池に比べて安く購入することができます。
しかし、ポータブル電源は、性能や蓄電容量によって導入費用はピンキリです。
大容量や性能の良いポータブル電源を購入しようとすると10万円から30万円程度の導入費用が必要です。
あまりポータブル電源を使用しない人にとって、10万円以上する設備は決して安いとは言えないでしょう。
デメリット② 製品によってはかなり重い
ポータブル電源の重さは、10キロ程度のものから30キロを超えるものまで様々です。
ポータブル電源は、蓄電容量が大きくなればなるほど重くなります。
大容量のポータブル電源を導入したい場合には、ある程度の重さは覚悟しなければいけません。
特に、女性や子供など、重いものを運ぶのが苦手な人が扱うときには注意が必要です。
デメリット③ 収納場所を取る
ポータブル電源の中でも人気の「Jackery 」のポータブル電源 2000 Pro蓄電池は、約384x269x307.5mmです。
おおよそ縦は30センチ、横は38センチ、奥行きは26センチなので、ある程度広い収納スペースが必要になります。
ポータブル電源は買うべき?選ぶ時のポイントは?
停電対策以外にも使用用途がある場合、ポータブル電源は買うべきだと言えるでしょう。
多くの場所で作業することがある人は、ポータブル電源を導入しておくことで、今よりも生活が快適になります。
ポイント① 蓄電容量
ポータブル電源の蓄電容量は、使用したい家電やシーンを想定して購入するのがおすすめです。
ポータブル電源の蓄電容量は、wh(ワットアワー)で表されます。
例えば、100wを3時間使いたいのであれば、300whのポータブル電源を購入するのがおすすめです。
ただし、大容量すぎるポータブル電源を導入すると、価格は高くなり、重量も重くなるので注意が必要です。
ポイント② どんな充電方法に対応しているか
ポータブル電源の充電方法には、コンセント、USBケーブルなどがあります。
使用したい家電に合わせて、充電口や充電口の数を確認しましょう。
大人数で使用する場合や、いくつかの充電口を同時に使用したい場合には、充電口の多いポータブル電源がおすすめです。
ポイント③ 使いやすさ
ポータブル電源は、停電が起きたときに便利なライトを搭載した商品や、太陽光で充電できる商品など様々な商品が販売されています。
停電対策であれば、ライト付きのポータブル電源が安心です。
ポータブル電源にライトが搭載されていれば、夜間に停電した時も周辺を明るくすることができます。
アウトドアでも使用したいのであれば、太陽光で充電できるポータブル電源と、専用のソーラーパネルがあると良いでしょう。
さらに、イベントや大人数のアウトドアを行う場合は、充電口の多いポータブル電源を選ぶことで、快適にアウトドアを楽しむことができます。
ポータブル蓄電池は買ったら便利!使い道があるか確認しよう
今回は「ポータブル電源は買うべきかどうか?」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
ポータブル電源は、停電対策をしたい家庭や、アウトドアを楽しみたい家庭は買うべきだと言えるでしょう。
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この記事の監修者
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